損して得をとれ
昔から心がけてる言葉です
母からもよく聞いた言葉です
『目先の利益にとらわれるな』、『一時的には損をするかもしれないが、将来の大きな利益になることをしよう』といった意味の言葉ですね
すると、今読んでいる松澤萬紀さんの本『100%好かれる1%の習慣』に、松下幸之助氏の関東大震災の際のエピソードと共にこの言葉が紹介されてました
関東大震災で物価が上がっても、松下幸之助さんは『松下の商品は値段据え置きや、これまでの売り掛けは半分でええから』と言ったそうです
すると感激した問屋から注文が殺到、結果として『松下』の名が高まったのだそうです
母も松下幸之助の本をよく読んでいたので、考えるようになったのかもしれません
この本の著者である松澤さんは研修講師をされているそうですが、ある時、初めて研修講師をする企業で、講師費用の値下げを申し出てきたそうです
『経験の少ない人に、人並みの費用は払えない』と
松澤さんは一瞬『そんな…』と思ったそうですが、気持ちを切り替えて仕事を受けしました
すると、担当の部長に気に入られ毎年研修講師として呼ばれるようになったそうです
一時の感情で断っていたら、そこで縁は切れてしまっていた、と松澤さんは言います
損して得をとれ
そう思う今日このごろの
アラフィフサラリーマンの独り言でした
※24.1.8から毎週月曜日朝に更新してます
あ〜近ごろのアラフィフおっさんはこんなこと考えているんだ〜と思って読んでいただけると嬉しいです
写真は、札幌の時計台です
出張で行った際に撮影してきました