『腸がすべて』その②
この本は、オステパシスト(自然療法士)として世界的に著名な、フランク・ラポルト=アダムスキーが書いた本です
前回、体の機能不全のほとんどがたったひとつの基本的な要素、すなわち『腸の流れ』によって決まる、という話までしました。
今回、その2は、腸には2つの流れ(役割)があることを紹介します
①『タテの流れ』
口に取り込んだ食べ物を大腸の終わりまで下ろし、不必要な成分や有害な成分を体から取り除く
②『ヨコの流れ』
体が消化によって蓄えたい物質を取り込み、血液中に存在する有害な物質を除去する
このシステムが『間違った食習慣』のせいで正常に働かなくなると、健康上の恐ろしいリスクが生じるのです
『頭痛』『不眠』『肌荒れ』『腰痛』『コレステロール』『泌尿器の汚れ』『食道裂孔ヘルニア』…
世の中には、健康のための食事法やダイエットもありますが、腸が乱れていると効果がないと、著者は警鐘を鳴らします
健康のために食事をしても、腸が物質を取り込んでくれなければ効果はないのです
デトックスに効果のある物を口にし続けても、腸が詰まっていたら毒素は排出されません
では、断食によるダイエットなら大丈夫!?
と考えたかもしれません
が、しかし…
確かに消化管の汚れは取り除かれます
しかし一気に取り除かれた汚れが大きすぎることで、出口に向かう途中でリンパ管に衝突、汚れが小石となって胆石発作や腎疝痛(じんせんつう)につながります
水2リットル飲むのは大丈夫だよね??
いいえ、もうお分かりですよね(*^^*)
水を飲んでも、毒素を排出する穴が詰まっていたら排出されません
水が、むくみやセルライトの原因となるだけです
結局のところ
腸をきれいにすることが『先決』なのです
そのための方法が『アダムスキー式腸活法』なのです(明日の朝、元日につづく)