今回は、菅俊一の
『観察の練習』です。
会社で立場が変わってくると、
資料を作ったり、仕事を進めたりするというよりも、
作ってもらった資料の間違いに気づいたり、
仕事の進め方を軌道修正したり、
そういった力が必要となってきた気がします。
仕事を見たとき触れたときに、
パッと見て、触れて『違和感』を持つ力と言いましょうか、
そういったことを考えてて、たどり着いたのがこの本です。
菅俊一『観察の練習』
この本では、筆者である菅さんが、
日常的に行っている観察の例が紹介されています。
56枚の写真が掲載されており、
菅さんが観察して発見した
『日常の中の小さな違和感』
を一緒に見つける構成となっています。
菅さんが観察を日常的に行うようになったきっかけは、
高校三年生のときに読んだ本にあるそうです。
R・マリー・シェーファー著『サウンド・エデュケーション』
サウンドスケープという概念を提唱した方だそうです。
音への感受性を高めるための課題が書かれている本で、
『今聞こえる音をすべて書き出してみなさい』という課題に、
筆者の菅さんが、「想像以上のさまざまな音が自分の周りで鳴っていた」ことに気付いてびっくりしたそうです。
この体験をきっかけに
「物の見方や感じ方は、自分の意識によってあっさりと変更することができる」
「自分には見えているようで見落としているものがあまりにも多い」
ということを学び、観察を始めるようになったとのことです。
私の場合、この本を読んで、
結論から言うと、
違和感に気づく力ではなく、
仕事に活かすアイデアの着想を得た感じですね。
56の事例のうち、私が気になった事例を紹介しておきます
😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😁😅😁😁😁😁😁😁😁
2-3 最短ルートは店の中
2-5 泡立たない洗剤
2-7 すわってステーキ
3-2 美味しさの定義
3-4 単位が変わると見えてくる
3-6 システムの裏をかく工夫
4-2 窓から見えた看板
4-5 駐輪場の使い方
4-7 3つの顔を使い分ける
5-1 一つの操作で二つの機能
5-3 いらっしゃいませが含む意味
5--7 包み紙によるメッセージ
6-2 普通がわからなくなるとき
6-3 お釣りの渡し方
6-4 使用禁止の伝え方
6-6 とっさに押す方のボタンは
7-5 記憶の糸口
8-1 地下を流れる綺麗な液体
8-4 強引な解釈を要求する矢印たち
8-5 見慣れた言葉が指し示すもの
8-6 串焼きメニューのプロトコル
8-7 先回りして用意された注意
詳しく知りたい方は、是非本を買って読んでみてください!?
と言いたかったのですが…
ネットで見ると、『売り切れ』で
買えないみたいですね
😨😨😨😨😨😅😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨
ということで、
今後、少しずつ説明コメントしていきます。
😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😍😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎😎