刑事の法廷ってこんな感じ(遮蔽措置含む) | ボクのべんきょう日記~弁護士実務と司法修習と司法試験の巻~

刑事の法廷ってこんな感じ(遮蔽措置含む)

「暇つぶしで図を作成してみました」企画の第1弾(第2弾はあるのか…)

当たり前の話ですが,法廷はこんな感じになっています。
裁判所や部屋によって多少違います。

ボクのべんきょう日記~新司法試験と司法修習の巻~-法廷

修習生はこんな特等席に座れます。

さて,刑訴法157の3Ⅰでは証人と被告人との間の遮へい措置を,同157の3Ⅱでは,証人と傍聴人との間の遮蔽措置を定めています。
多くはどちらも併用されるわけですが,この場合,法廷はどのようになるでしょう。


ボクのべんきょう日記~新司法試験と司法修習の巻~-遮へい措置の場合

こんな感じになります(ドンッ!!)

青色と灰色の板はパーテーションみたいなものですが,証人が証言台の前に移動した後,青色のパーテーションは取り除かれます(裁判所により方法は異なるでしょうけどね)。

というだけの暇つぶしでした。

ちなみに,被告人から証人を見えなくしようという場合には,弁護人が出頭していなければなりません(刑訴法157の3Ⅰ但書)。