古民家リノベーション No.2
私たち家族は、佐賀県の北部に位置する脊振山の山里の脊振町に住んでいます。
妻と結婚する前は福岡県の街中に住んでいましたが、ドライブに出かけるのは自然の多い郊外が多く、佐賀の三瀬方面にもよく足を運んでいました。
将来は、自然に囲まれた暮らしがしたいよねって話してましたが、縁があって三瀬のお隣に位置する脊振に家を借りることになり、福岡県から移り住んでもう14年ほどになります。
もともと好奇心旺盛で自分でなんでもやりたがる僕の性分もあり、田舎で色んな方とご縁がある中で、無農薬でお米づくりをしたり、庭に石窯を作ってピッツァを焼いたり、陶芸や家具製作などにも取り組んできました。
この写真は、長女が小学生の頃 ♪
懐かしいな〜(^^)
色々と欲張って作ったら、窯の高さが高すぎました・・・今度作る時は、もっと低くして熱効率を良くします(^^)
自宅で窯開きも年に2回ほどしています。
一方、天然酵母パンの好きな妻は、色んなお店を一緒に巡りながらも、やっぱり自分の好きな味は自分にしか作れないとパン教室に通ったり、自分で研究したりしながら、自分が食べたいと思うパンを自分で作れるようになりました。
いつか自分達のお店を出したいよねって夫婦の望みが明確になってきましたが、そんなことは現実には難しいだろうという想いもあり、一歩踏み出さないまま時だけが過ぎてしまいました。
三人の子ども達を授かり、自然の中で家族で色々な体験をしながら子ども達も成長してきましたが、あっという間に時を重ねるうちに、お借りしていた家も老朽化が進み、井戸のポンプや電気温水器の故障、屋根や外壁の痛みなど、補修しないといけない状態も増えてきました。
大家さんとも色々と相談させて頂きましたが、別の場所に引っ越すことになりました。この家に移り住んで、本当に色々な経験を積ませてもらって、大家さんには感謝です(^ ^)
しかし、その後からの家探しは、山暮らしは外せないこと、パンの加工場と陶芸の工房も構えられる条件で探したため、かなり難航しました。
続きは、また次回に・・・。