設備投資の意思決定と仕訳と原価計算の関係 | 簿記一級の難易度を下げる勉強方法

簿記一級の難易度を下げる勉強方法

落ちこぼれの私が「簿記一級の難易度を下げる勉強方法」で、簿記一級・税理士試験簿記論に合格しました。

 


昔、簿記受験生だった頃、設備投資の意思決定が難しいと聞いて、ずいぶんとビビっていました(笑)

でも、勉強してみると意外と簡単なんですよね。

そして、面白い!





ただ、疑問もありました。

「仕訳や原価計算との関係は、どうなってんの?」って。





疑問に思いませんでした?

正味現在価値やら内部利益率やら、いろいろ出てくるけど、それと仕訳や原価計算の関係はどーなってるの?って。





まあ、仕訳は分かりますよね。

投資した時は、「固定資産/現金」とか「固定資産/未払金」といった感じでしょう。

収益が発生した時は、「現金/売上」とか「売掛金/売上」といった感じ。





設備投資に対する投資と収益、両者の因果関係が損益計算書では明確に示されていないので、設備投資の意思決定を別で行なう。

ここまでは分かるんです。





でも、原価計算との関係はなぁ。

よく分からなかったなあ。





まあ、原価計算は製造原価の計算だから損益計算書で言えば売上総利益より上の話。

設備投資の意思決定は固定資産の費用対効果を判断するものなので、損益計算書で言えば売上総利益より下の話。

そう考えると、両者の関係を考える必要はないのかも。

なぁ~んて考えてました。





こういうふうに難しく考える私みたいなのがいるから、設備投資の意思決定は難しいと言われてるのかもしれませんね(笑)






<執筆者プロフィール>


 才隼人


 極めて短期間で簿記資格を取得するための教材「簿記短期合格勉強方法+α(Intelligence of Learning Bookkeeping)」の開発者。

 簿記3級・2級・1級・税理士試験簿記論・公認会計士試験財務会計論まで応用可能な「簿記短期合格勉強方法+α(Intelligence of Learning Bookkeeping)」は、知る人ぞ知る“秘密兵器”としてごくごくわずかな簿記受験生だけが熟読している。
 
 2008年7月に販売を開始した「簿記短期合格勉強方法+α(Intelligence of Learning Bookkeeping)」は現在でも販売をつづけているが、稀少価値を保つためインターネットのみでの販売にとどめ、書店などでの流通はいっさい行なっていない。

 簿記短期合格勉強方法に特化して5年以上研究をつづけている専門家は、日本で唯一。能力開発の技術もふんだんに盛り込まれた独自のノウハウは、他分野の専門家も称賛するほど評価が高い。

 趣味はマニアックな音楽鑑賞、映画鑑賞。田舎暮らしが長いため、都内に仕事で行く時にはちょっと疲れる都会弱者。