減価償却費  1 | 日商簿記2級突破!

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問題

次の取引について仕訳しなさい。


(1)東京商事株式会社(年1回、3月末決算)は、平成×6年7月1日に取得した 建物(取得原価8,000,000円)を本日(平成×16年10月31日)売却し、手取金,5,000,000円は先方振出の小切手で受け取り、ただちに当座預金とした。

なお、この建物の減価償却については以下の通りである。また、減価償却費の計算は月割で行うこと。


減価償却費方法:定額法

耐用年数:30年

残存価額:取得原価の10%

記帳法:間接法


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解答


(建物減価償却累計額)2,340,000    (建物)8,000,000

(減価償却費)140,000

(当座預金)5,000,000

(固定資産売却損)520,000



解説

取得日から前期期末までの月数は117か月なので、建物減価償却累計額は

8,000,000円×0.9×117か月÷360か月=2,340,000円。


当期期首から売却日までは月数が7か月なので当期の減価償却費は

8,000,000円×0.9×7か月÷360か月=140,000円。


要は、取得原価8,000,000円であったが、減価償却として価値が落ちている分が

2,340,000円+140,000円=2,480,000円あって、

結局、5,520,000円(8,000,000円-2,480,000円)の建物を5,000,000円で売却したので520,000円の固定資産売却損が計上された、ということになります。




ポイント

こういった問題で意外にミスをするのが、購入日から前期期末までの月数です。

この問題の場合、

取得日は平成×6年7月1日、前期期末は平成×16年3月31日となるので、

この間の月数を数えます。

数え方には、いろいろあると思いますが、1つの方法としては、まず、

きりをよくして、


平成×6年7月1日から平成×16年6月30日までの月数を数えます。

これは単純に10年ですから120か月になります。


そして、今回、求めるのは平成×16年3月31日までですから、
上記の120か月から3か月を引きます。その結果、117か月が計算

されます。