AMANERO COMBO384というD/Dコンバーターですが、

 

Amanero combo384モジュールforak4497 es9038 ak4493 doders、標準クリスタル、dsd512 pcm384、32ビット - AliExpress

 

中華サイトで物凄い安い価格で入手出来ます。

しかし、こんなに安いのにこんなに高性能なD/Dコンバーターを探すとなると、それがなかなか無いと思っています・・・

 

以前にM2 TECHというメーカーのD/Dコンを、確か7万円くらいで購入した事があります。

当時はD/Dコンはこれが初めての購入でしたので、音はそれなりの機器。

その後I2S出力を取り出せるように手を入れたりして、それでも良くも悪くも無い・・・

という印象でした。

 

その後、AMANERO COMBO384というD/Dコンバーターがある事を知りました。

確かヤフオクで購入出来たので、確か1万円くらいだったと思いましたが購入してみました。

そうしたら、M2 TECH社のD/Dコンなんかよりも全然音が良かったのが結構衝撃的でした。

 

ただ、このCOMBO384の勿体無いのはバスパワー仕様でセルフパワーにしたい時はセルフパワー対応のUSBケーブルを購入しなければいけませんでした・・・

私が最初の1台目のCOMBO384を購入した時は搭載されているUSB-Bのコネクターを半田吸引機で撤去して、+5Vの端子を撤去して組み直す事でセルフ電源化を行っていました。

 

そして、今回は新規にCOMBO384を入手する機会がありましたので、もっと簡単にセルフ電源化出来る方法を探してみました。

 

 

こちらは中華サイトで購入したCOMBO384基板の裏側です。

4ピンの電源の配置はマジックで記載した通りになります。

ここからは5Vの出力箇所に線を半田付けして、テスターで何処にこの電源がパターン配線してあるかを探ります。

 

 

パターンを探ってみると、基板の表側のUSB-Bコネクターのすぐそばにパターンが流れていました。

そして、このパターンが写真で写っている近くの大き目のチップコンデンサーに入っていました。

そこで、このパターンをなるべくコネクターの近くでパターンカットします。

パターンカットはカッターで作業するのが良いと思います。

 

次にチップコンデンサー側のパターンをカッターで表面のみを優しく剥がして半田付け出来るようにします。

ここからDC5Vの+を割り込ませてあげればセルフ電源化が出来ます。

 

 

写真では分かり難かったので、イラストを書いてみました。

 

気を付けた方が良い点は近くに基板固定用の穴があり、このビスに接触しないようにしないとDC5Vがスペーサーを介してケースに落ちてしまいますので、そこだけ注意すれば上手くいくと思います。

 

とにかく基板自体は¥3,000円くらいでとても安く、更にAPPLE系のスマホに接続して音出し出来るので、とても便利に使えます。

ただ、自分のANDROID系のスマホには対応してなかったので、その点はご注意ください。

 

※あと、この記事を観て作業されるのはご自由に行って頂ければと思いますが、何かあっても私は一切責任は負えませんので、全て自己責任にて作業を行って頂ければと思います。