タイトルからとても重々しい物になってしまいます・・・

 

私のブログはあまり人気がある訳では無いので影響力はほぼ皆無と言っても過言では無いと思っていますが、少数の方に観て頂いて中華製トラポに興味を持たれた方がもしいらっしゃったとしたら・・・

 

という事で記事を掲載した責任上、今回の記事を書いておく事にしました。

 

 

上記は先日完成させた中華製トラポの二号機です。

 

実はこの最新の中華製トラポを知人宅に最初に持ち込ませて頂きました。

知人はSDトラポの関心がある方で今の最新の中華製トラポがどのくらいの音が出るのか?

という事に興味を持たれていました。

 

 

最初の一号機です。

 

私自身、購入した時は無論どのくらいの性能があるかなど分かりませんので簡単にケーシングして軽い気持ちで音出し確認をしてみよう、

というノリで知人宅にこちらと適度に良いと思う電源を持ってお邪魔させて頂きました。

その時に知人宅のシステムではなかなか楽しめる音が出てくれて、私的にもこのトラポはやはり良いな!!

 

と思えたのでした。

 

その後、

 

 

その後、調子に乗って1号機に以前よりかなり強化をした電源を搭載して仕上げました。

この状態で再び同じ知人宅に一号機を持ち込んだのですが、結果的に低域がボワついてしまい、何か違和感のある音になってしまいました・・・

 

その時、

 

「トラポが故障してしまった・・・」

 

と思ったのですが、翌日の視聴会で私のオーディオのお師匠さん宅のシステムで鳴らした時、電源を強化したSDトラポは普通にちゃんと鳴ってくれました。

 

という事でここでとても大切な事はシステムの完成度が高ければちゃんとアップグレードの効果が得られるけど、システムの完成度が最新の中華製トラポのレベルまで到達していない時は逆に悪さをしてしまうのです・・・

 

そのような事からこの最新の中華製トラポは昔のQA550、SDT384などのレベルとは別格、というくらいにハイスペックマシン故に使う側にもこの高性能を何とかして使いこなそう、

という覚悟が必要!!

という事になります。

 

ただ、この中華製トラポの情報量の多さ故に最初はスピーカーが今まで以上の振幅幅を必要になる、

という事も普通に起こってしまいますが、それを我慢してエージングしてスピーカーを徐々に慣らし運転をする。

 

後は出音が暴れてしまうようでしたら電源の能力を下げて、後にシステムのアップグレードをするごとにSDトラポの電源を強化していく。

 

このような面倒な事が普通に起きてしまう故に、今考えるに誰にでも気軽に「高性能だよ」、

とオススメが出来る代物では無かったな・・・

 

と反省をしています。

 

この記事を読まれて、もし闘志が湧いてきた!!

という方には是非最新の中華製トラポにチャレンジして頂けますとお楽しみ頂ける音源になると思います。