先日購入したMAC MINIの2020年モデルですが、私が今回オーディオ用途として使用するOSは10.6.8

 

歴代MacOS バージョン・名称・システム要件一覧 | AppleFUN (greens-one.com)

 

なのですが、特にM1チップを搭載しているモデルは旧OSには非対応・・・

との事で、すぐにヤフオク行きとなりました。

 

その後、2018年モデル、2014年モデルと試して行ったのですが、結局10.6.8のOSを稼働出来ませんでした・・・

 

そこで、松野さんがMAC MINIの2009年モデルで無事に10.6.8を稼働出来た、との事でしたので、私は今度は2010年モデルから試してみる事にしました。

 

 

すると、ようやく故Sさん製作、松野さんが更に改良された10.6.8 OSが稼働出来ました。

 

 

2010年モデルのMAC MINIだと送料を入れても\6,000円ちょいで動作品が購入出来るので、とてもリーズナブルでした。

ようやく鳴らしたいOSで鳴らせるMACで音を鳴らしてみました。

 

 

そして、重要な音ですが、先日入手した中華製トラポとなかなか良い勝負でした。

ただ、個人的にはこちらのMACで鳴らした音の方がより好みの鳴り方でしたので、メインはMACで今後は鳴らす事にしました。

 

 

このSさんのソフトは2008年頃にOS スノウレパードを画面のカラーを無くし、音楽再生に不必要なプログラムは全て削除し、再生と停止しか無い再生ソフトを内蔵メモリー内のRAM DISCに格納し、動作を極限まで軽くして高音質化を狙ったそうです。

 

Sさんがお元気な頃、拙宅のMAC PRO 2008年にこちらの改良ソフトを導入して頂いて数年使っていた事があります。

その頃から既に大変音が良いと思っていたのですが、残念ながらMAC PROの故障と共にMACからWINDOWSに私は移行してしまいました。

しかし、そのまま継続してこのSさんのソフトをずっと使い続け、更に改良されたのが松野さんです。

松野邸で聴かせて頂くと、やはり大変高音質なのは以前から分かっていましたので、やはりこのMACは音が良いですね~、

と視聴会のたびにお話をしていました。

 

このSさんのMACソフト、当時私感で大変音は良いけど音がちょっと閉塞的・・・

という印象がずっとありました。

逆にWINDOWSをベースにしたFOOBAR2000の場合は高域の抜けが当時は良く、WINDOWSユーザーに転向してしまいました・・・

 

しかし、今回今のシステムで鳴らしてみると、以前よりは音が分解するようになったせいだと思いますが、以前のような閉塞的な鳴り方はせず、大変良い鳴りっぷりで驚きました。

そして、今聴いてみると2015年モデルのWINDOWS PCをデュアル化したFOOBAR2000よりも2010年製のMAC MINIを1台で、ソフトの改良を行った物の方が音が全然良い、

という事があらためて分かりました。

(結果的にSさんのMACの方が情報量が多くて、それを機器が処理しきれない場合は籠った音に聴こえてしまう・・・)

 

ちょっと話は反れますが、先日の中華製トラポも大変小型な基板に単純に1チップで動作させる簡単な物ですが、やはりシンプルイズベストなんだな~、

と勉強になりました。

 

 

 

今回のSさんプログラム、松野さん改良MACソフトで鳴らした音になります。