こんばんは(^^)

今回訳がありまして、拙宅のメインシステムのエールの4WAYの振動板をオールチタンにすることになりました。
以前まではツイーターとミッドハイのみがベリリウムを使用していました。
当方がエールで新品で購入したドライバーはミッドハイの4550DEPのみなのですが、ペアで当時でも200万円近い金額でしたので、思い切って振動板をベリリウムを導入することにしました。

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ということで、エールのオールパーメンジュールの4550DEPの音は、今までベリリウムの音しか知りませんでした。
4550DEP+ベリリウム振動板で納品して頂いて、音を聴いているうちにツイーターのチタン振動板と音の相性が良くないことに徐々に気がついてきました。
そこで、エールの遠藤さんにお願いして1750DE(ツイーター)の方もベリリウムに交換して頂くことにしました。

ここからは私個人の聴いた感想なのですが、ベリリウムによる振動板の軽さと振動板の硬さによる音、音の方向性ではクラッシックを聴きたくなる方向性の音だと思います。
エールのユーザーさんの大半の方はクラッシックを愛聴されていると聞いていますので、このあたりはとても納得ではあるのです。

しかし、私が聴くメインはロック、ハードロック、ヘビメタなので、音の柔らかさや優しさよりも、シンバルのパ~~ン!!っていう金属音やドラムのパッカ~~ン!!
という音が出てくれないとロックやヘビメタを聴く楽しさが半減してしまいます・・・

そういう意味では私の好みにチタン振動板はバッチリと合いました(^^)
今回ベリリウムからチタンに変えることで、個人的に大変学ぶことも多くあったような気がしています。

エール音響は、創業者の遠藤さんが残念ながら引退してしまいまして、現在エールユニットを以前より愛用されている方が後継者としていらっしゃいますので、その点は今後の修理やメンテナンスも安心です。
今後エール音響はベリリウムはツイーターのみの予定とお聞きしています。

エール音響のベリリウム振動板ですが、大変薄く、軽く、硬い故に、大変割れやすいそうで、ドライバーに組み込んだ後に運搬中に振動板が割れてしまうこともあるそうです・・・
私は金田式パワーアンプの時に2回くらい壊した経験があります・・・
それ以外にも、自分の不注意で1回壊していますが、とにかく金額が桁外れに高額です。
(私は今回金銭面で厳しくてチタンを選択しましたが、これが功を奏した形となりました)
ですので、壊れることを覚悟されて、どうしてもベリリウムの方が良くて、金銭面的にも余裕が無いとベリリウム振動板を使うのは難しいと思います。

私もエールユニットを使い始めて5年以上が経ちましたので、エールユニットについて記事を書いてみました。