こんにちは(^^)

オフ会記事とオーディオ機器が完成した時のみでアップが2ヶ月振りになってしまいました(笑)

拙宅のメインシステムはエールの4WAYを使った大型システムですが、大先輩のオーディオブロガーさん宅にて小型で素晴らしい音が楽しめるSPを色々聴かせて頂きまして、少しずつ欲しいな、って思うようになってきました。
私は爆音派ですので、やはり大きな音で聴く時はメインで聴きますが、夜に小音量で聴く時などは小型2WAYのサブシステムの方が良いとtakeさんがおっしゃっていたのが気になっていました。
サブシステムで使用するデジアンを物色していたのですが、やはり小型システムでも爆音で聴きたくて、その際にリーズナブルなデジアンではウーハーが駆動しきれなくなりました・・・

そこで、今回は初のアンプ作り記事で、初めてパワーアンプ書庫に記事を書けました。
今回チョイスしたアンプはLM3886を使用した基板で、藤原さんより購入させて頂きました。
藤原さんのLM3886の製作用の取説を拝見すると、なかなかシンプルで初のアンプ作りでも何とかなるかな?
と思いまして、後は車で拙宅から10分くらいで行ける秋月電子で大体のパーツは入手出来て、電源は小型化、強力な電源にしたかったので、スイッチング電源を採用しました。

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ケースのサイズはタカチ製でW=180mm、H=100mm、D=240mmと、ステレオのパワーアンプとしては小型な方だと思います。

藤原さんのLM3886はオペアンプの電源をツエナーダイオードで±15Vに落とせる作りになっていますが、やはり出来れば良質な電源を入れたいので、COSEL製の±15V0.5Aの電源を搭載しました。

LM3886を駆動するスイッチング電源ですが、こちらもCOSEL製で24V4.3Aの電源を2個使って±24V4.3Aの電源としました。

COSELの電源の前にはSICダイオードで整流したDC140Vを作って、COSELのスイッチング電源に搭載されているブリッジのダイオードを撤去してダイレクト接続するのと、低圧部の電解コンデンサーを良質な品に交換するだけで相当良いスイッチング電源になります(^^)

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LM3886のヒートシンクは一体型でヒートシンクとしっかりと絶縁します。
これをしないとアンプのグランドがケースに流れてしまうとのことで、ヒートシンクがケースからセパレーションしているようなら絶縁の必要は無いみたいですね。

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今回の電源は全てで215Wの消費電力になりますが、コンデンサー容量も出来る限り多めにしてみました。
リニア電源で製作すると物凄い容量のコンデンサーを搭載する必要が出てきますし、トランスもかなり巨大なのが必要になると思いますので、アンプは特にスイッチング電源で組むのが良いかな?
と思います(^^)

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ケースの背面です。

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ケースの前面もメインSWとサーキットプロテクターのみでとてもシンプルな外見です。

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部屋の壁とホーン、エンクロージャーが黒、さらにSDT384のLEDが眩しくてフラッシュが光らなくて暗い写真になりますが、サブの2WAYはツイーターがVIFA製、


エンクロージャーはお酒の升です(^^)

ウーハーは


エンクロージャーは


FOSTEXの3.6Lのエンクロージャーに収めました。

音源はSDT384、DACはP2D+DSD原理基板、アンプは今回2台製作しましたので、2WAYマルチかネットワークを使用してバイアンプ駆動も可能です。

早速ネットワークで12dbクロスで組んでみましたが、これでしたら視聴会の時に聴いて頂けるくらいの音は出せているかな?
と思います。

藤原さんの取説通りに製作するとゲインが9倍で私的には音量が足りなかったので20倍にして、必要十分な爆音が楽しめるようになりました(^^)

今回のSPですが、サブシステムのさらにサブになりまして、現在円形ホーン製作で有名で所有する喜びを与えて頂けるクラフトマン、Woodyさん


に15Lくらいの大きめでしっかりとしたウーハー用エンクロージャーとツイーター用のエンクロージャーを作成して頂くことになっていまして、こちらもとても楽しみなんです(^^)

今回完成したLM3886パワーアンプ2台は、近々milon邸のサブの日立のHS-350にて、FIDELIXのセレナーテと比較視聴させて頂きまして、どのくらいの音が出ているか、視聴して頂こうと思っています。