こんばんは(^^)

最近は視聴会記事がずっと続いていまして、工作記事がしばらく無かったのですが、マイペースで色々と製作中で、完成次第、順次アップしたいと思っています。

私のメインシステムはエール音響の4WAYシステムなのですが、デジチャン2台から全てデジタル出力して、高性能DACでエルサウンドのモノラルパワーアンプで駆動できれば、ってずっと計画をしていました。
現在使用しているFIDELIXのCAPRICEをモノラル仕様で使いますと、素晴らしい音の世界が出現しますので、出来ればこちらを8台入手出来れば理想的なのですが、あと6台入手しないと実現できなくて、その構成ですと資金があと100万を超えてしまいます・・・

そこで、DACを自作することにしました。
この計画は今年の4月頃から考えていまして、ケンさん、takeさんにもご相談させて頂きまして、取説を見て頂いて、きっと好結果が出るよ、と言って頂けましたので、頑張ってゆっくりと製作をしていました。

下記がやなさんのHPです。


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ケースはタカチ電気のOSシリーズ、OS99-26-16SSをチョイスしました。
ヤナさんのデュアルモノ基板は±15Vが1系統、+5Vが1系統、+3.3Vが3系統必要で、エールシステムでラックの幅と高さも限られていて、何とか4台を搭載出来るように、低ノイズなDC140Vを作って、スイッチング電源で駆動することにしました、こうすることで整流回路は1個で済みます。
さらに、自邸ではスイッチング電源との相性も良くて、かなり多用しています。

今回はOSシリーズのケースの4面をフルに使ってギュウギュウに搭載しました。
まずは+5Vが1系統、+3.3Vが3系統を搭載しています。

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次に、こちらが前面の裏側になります、液晶画面とSWのサーキットプロテクター、セレクターとして使用するロータリーSWとプッシュSWが搭載されています。

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次にスイッチング電源の反対側の面にES9018K2MデュアルモノDAC基板、オペアンプを使ったバランス出力のIV平衡基板、ロータリーSW関係の基板が搭載されています。

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最後に裏面です。

XLR出力、ACインレット、I2S入力基板、BNCを使ったSPDIF入力、さらに仮想アース導入時用のRCA端子を搭載しました。

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最後に底面にSICを使った低ノイズの整流回路でDC140Vを作り出して、右側の基板は±15Vを出力する基板です。
全部を搭載して接続した時には鮨詰め状態で、実際自分でもよくこれだけの少スペースにこれだけ詰め込めたもんだ、って今でも思っています(^^)

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4台が今日完成して、電源を投入してみたところ、1台だけエラー画面が出てしまいました・・・
そこで調べたところ、3.3V電源の1系統のコネクターのコンタクトが接続不良だったのが確認出来ました。
そこを直して再度電源投入で全て4台とも音出しが無事に出来ました(^^)

I2S信号はQA550で動作確認をしたのですが、システムクロック信号が出ていないので、後日エレアトのD/Dコンで動作確認をしたいと思っています。

あと問題はIV平衡基板に搭載するオペアンプです。
現在MUSE01かFIDELIXのデュアルのどちらを入手するか、考えていまして、MUSE01でしたら8個で\28,000円、FIDELIX製ですとディスクリート仕様になりますが、¥7万超えになります。
まずは1ペアずつ入手して、どちらが好みかを確認してから導入して、メインに導入して調整を行いたいと予定しています。

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写真を追加しました。

こちらが4台分の正面のショットです。

今回も液晶パネルと電源のインレット、I2S入力部分のフライス加工をmilonさんに加工して頂きました。
今回もとても綺麗に仕上げて頂きまして、所有する喜びも大きくなります。
今回も暑い中、有難うございました(^^)

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こちらが裏面です。