ずいぶん久々のアップになってしまいました・・・

音源用の電源を完成させたあたりから、あらためてじっくり聴いて、今まで進んできたオーディオの方向が間違えていないかとか、細かいセッティングに熱中しているうちにどんどん時間が経ってしまいました・・・

今回は金田式、No213、215用電源、追加改造をしたので、詳細をアップしたいと思います。
今回電源にさらに手を入れることになったきっかけは、先日オフ会をさせて頂いた、milonさんと雪まるださんに色々な電源での音を聴かせて頂いたのがきっかけです。

特にmilonさんのFIDELIXの超高性能プリアンプを視聴させて頂いて、自分のNo215+自作電源と比較をして、まだまだ手を入れる余地があると感じたことによります。

まずは電源は、今までは充電タイプの、金田さん推薦のニッケル水素電池を使っていて、どんな電池よりもこの電池が最高の音、と思っていたので、まずは雪まるださんの持ち込まれたマンガン電池にクライオ処理を施したものは、自分の電源を越えたいたことにびっくりでした・・・

今まで使っていた電源はRコアトランスに整流ダイオードも日立のV19E、さらにコンデンサは大容量の150000uf×2で合計300000ufの大容量、この状態で何が足りないかを考えてみました。
実際に電源をダイオードで整流する段階でコンデンサ自体は十二分に容量はあるのですが、その大容量の電流を水にたとえて、ダムと考えると、大きなダムの水が一気に水しぶきをあげて一気に流れていってしまえば、そこで悪影響が出てしまうのでは・・・

さらに、お二方にオススメ頂いた、ニチコンのFGシリーズをQA550に入れて、音が静かで、色づけ無く、フラットが出るということを自分の耳で体感することが出来ました。

そこで、自作電源に電解コンをパラってあげることで、下流にいく程にゆっくりとした水量で、静かな電気の流れを作ってみることにしました。

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金田のプリ用の自作電源は、既に空きスペースが無く、色々と考えて、ダイオードの基盤の上に長ナットで基盤を増設出来るようにしてみました。

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そして、こちらがニチコンのFGを追加した状態です。
25Vの3300uf×2、1000uf×2、470uf×2で、トータル10000uf近い電解コンを追加しました。

実際効果ですが、まったく別物になってしまいました!!
ダムの後に小さな湖や池を作ることで、音も静かになって、音の力強さまで飛躍的に増したと感じました。

今回コンデンサの小容量のをもっと使ったのですが、電源BOXに入らない分は金田式プリの中でしっかりパラってあります(^^)