詐欺の手口/国内版-3 | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

「続けてください」

言ってしまいました。(笑)...続きです



中途半端なところで制限時間を過ぎる
相手に「続ける」と言わせる

もう、彼女の術中です



つづけて彼女が何を言ったか
あまりにバカバカしいので書きませんが

そもそも、12~13世紀にドイツという国は存在しません
当然、貴族制度もありません

貴族制度というのは強力な中央集権国家があって
富裕支配層の厚みが無いと生まれないのです

ドイツは一つの国になったのは1871年まで待たねばならず
それまでのあの地域は群雄割拠の地方豪族の土地
各国の境界線さえ頻繁に変化して
日本で言えば毎年県境と県名が変わるような所だったのです

※よく『ドイツは地方分権が進んでいる』と解説する人がいますが
それは逆で、勢力を持つ発展した地方(領邦)が集まって一つの国になったから、
地方が権力を持っているのです



また、貴族というと「伯爵」がいると思ってるのも無知です。

伯爵はドイツにはいません。

貴族の名称は国によって違います(当たり前ですが)
伯爵とか○爵というのは中国のもので
一対一で対応するものが各国の貴族制度にあるのではない

ましてドイツには(ドイツ国成立以前の地域でも)
いつの時代にも貴族制度がありません
※貴族と日本人が思っているのはドイツでは領邦の支配層のこと。

VONというのは貴族の称号だと解説している人もいますが
VONはただの出自です(英語のfrom)
※地方の名家程度の意味です



また、ユダヤ人は転生しません。
ダビデに失礼だろう。


ま、無知を糾弾するのは今回の主旨ではないので割愛



そういうご説を賜って、
40分経ちました。


だからそれで何が私の役に立つのか、ひとことも言いませんでした。
出鱈目を並べただけ


呆気にとられていると、料金を請求してきました

「15,000円です」







もう、笑っちゃうしかありません。

嵌められました。

「あなたは続けて良いと言った」

と、無言の圧力です

「途中でやめても良い、と最初に説明してある」

です。


「続けるといくらかかるのですか」と聞かなかった。

2500円が、時間が倍になると六倍になるとは思わないですよね。
よね?

よね?




巧妙です。

ちゃんとシナリオができているのです

しかも「相手が払わざるを得ない状況に追い込む」という基本を外していません。


もしかしたら、ヒーラー養成講座とかで習ってるのかも。
ただの主婦がここまで思いつくとしたら
たいしたものです。




それ以来、私は自称ヒーラーをまったく信用していません







【続く】次回は総括











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