「旅の恥はかき捨て」と「同じもの六つお願います」 | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

「旅の恥はかき捨て」というのは
日本人の団体客に海外で出会うと感じる事があります。

日本人同士だと本当に傍若無人。
ワイワイ騒ぐ、
大声で何か言う、
飛行機に日本人団体と一緒に乗ったらもうウルサイ!



こういうの、あちこちで経験する。


それはなぜかと考えると

「世間を引き連れてきている」

からではないかと思う。
その中ではみんな仲間。
いつもの日常の世界と同じ。
だから何しても気兼ねしない。

その外側にいるのは自分とは関係ない人たち。
世間のそとの人。
だから関係ない。
無視無視。
目にも入らない、気にもとまならい。
どうせ将来とも関係ない人。

だから「かき捨て」できるんじゃないのだろうか。


日本人はそういうルールの中に生きている。



外国に住む友人の話

「日本の団体客は、同じものを買いたがる。

  ひとりが面白いお土産品などをみつけると、何故だか、おれも、おれもと
 同じお土産を皆揃って買ってしまう。
 
 これは、日本人の団体客に特有の行為」



これ、レストランのメニューも同じじゃないだろうか?

「私も」「じゃ私も」・・・「じゃ、これ、六つお願いします」て。

その前に
「誰が何を注文してもよいか」
「誰々よりも高いものを注文してはいけない」
ルールがあることもある。


日本人はそういうルールの中に生きている。


日本だけじゃないかも知れませんが。


だからその日常を忘れたくて
異国の地で羽目を外して
恥をかき捨て のループへと続く

のではないでしょうか


建設的な意見を書けませんでした。



もうすぐ春...
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