【其の壱】
「Uちゃん、○ちゃん帰ってきた?」
「まだやけど、何で?」
「なぁーに、1時半か2時に何処ぞへ連れてったるって言っとったで。」
「ふぅーん。でもそんなに早く帰ってこれんよ。食事も出るで。」
「何処行ったの?」
「法事!K君とこの義母の1周期やで。」 ( K君・・・・主人の弟)
「ふぅーん・・・・・誰や?」
「・・・・・・・・・・・・;」
***それが2時半頃の対話。それから直ぐ何処かへ出掛けて行き、再び戻ったのが4時半過ぎである。最も、この対話をする寸前まで、何処かにお出掛けしていたのであるが***
夕方主人が帰り、その話をすると、約束した覚えは無いそうだ。
そこへじいさんがやって来た。
「○ちゃん、行く?」
「何処へ?」
「なぁーに、3時か4時に何処ぞに行くんやったやろ?」
「僕、何も言ってないよ。」
時間の記憶のズレも生じているが、頭の中に勝手な「約束」が出来上がっていたのである。
【其の弐】
玄関に誰か来たようだ。私は教室に居てパソコンに向かっている。時間にして、【其の壱】の対話をした同じ頃のこと。じいさんが応対に出たようだ。が・・・・・・・・
「おい!S○D○子!・・S○D○子!・・S○D○子!」
そう言って奴の声が近づいてきた。
「おい!S○D○子!S○D○子! おい!S○D○子!」
「おじいちゃん、誰の名前呼んどるの!今、何て呼んだ?」
「・・・・・・・・・・」
「ねぇ、今何て呼んだの?」
「・・・・・・・・・・」
実はこの「S○D○子」とは、5年前に亡くなった姑の名前である。このように、連呼されることがたまにある。
さて、玄関口に出向きじいさんに代わって応対した。同じ町内の、じいさんとは顔馴染みの老人であった。
用件が済み、帰って行く老人の背中を指して聞いてみた。
「あの人誰か知っとるやろ?」
「知らーーん!」
【其の参】
毎度のことであるが・・・・・食卓にて・・・・・
ジィ: 「○ちゃん、おじいちゃん自転車乗っとっても、目が見えんようになって、フラフラするわ。風が目に入ってチカチカしてのぉー・・・・。」
主人:「そんなら眼鏡はめて乗ればいいやん。」
ジィ: 「・・・・・・・・・・」
それで、おしまい!
【今日の石】
昨夜の「ガンガン」・・・石4個

