本日の更新は、やっとこさというか、「LMEクエスト」の続きです。
一応以前呟いてたように、このシリーズはこれで終わりですよ。
本当は1つでどーんとUPしようと思ってたのですが、ちょっと長すぎるため2つに分けたこの話。
後編は明日UPしますので、しばしお待ちくださいませ。
大団円は突然に 【前編】
個性的と表現するにはかなり微妙なメンバーに慣れてきたどころか、このまま彼らと旅を続けるのもいいかと思いだしていたキョーコ。
まあそうなるのも無理はないだろう。
寂しく1人で旅するよりは、大勢での方がやはり楽しいに決まってるのだから。
ましてや全員アクは強いものの実力があるため、賞金稼ぎの戦闘などでは手助けしてくれるという利点もある。
そういったわけで仲間に打ち解け始めてた彼女の元に、招かれざる迷惑な客がやって来た。
「おいキョーコ、お前何やってんだよ?!
何故その男・・・魔王なんかの傍にいやがる!」
現れるなり開口一番こう切り出したのは、先日話題に上ったショウだ。
彼はハーレムの主かと疑いたくなるような、魅惑的な肉体の女性たちを数人引き連れている。
まさかこんな早々に会うなんて思わなかった、それも己とは真逆の女性ばかり仲間にしてる嫌味な因縁相手に負けじと、問いかけられたキョーコも声を荒げて言い返す。
「はぁぁ?!何でって、仲間だからに決まってるじゃない!
そんなことも分からないなんてアンタ、益々馬鹿さ加減が酷くなってるんじゃないの?!」
「ちょっと待て、ソイツが仲間ぁ?!
それが本当なら、馬鹿さ加減が増してんのはテメーの方じゃねーかよ!
魔王なんてとんでもないモン引き入れやがって、この馬鹿のスペシャリストがっ!」
「ぬぁ?!だ~れが馬鹿のスペシャリストよ!
このレンさんはアンタと違って自分からはイチャモンをつけない、とってもいい魔王なの!
分かった?馬鹿ショータロー!!」
「おま、俺の名前の後ろにタローは付かねーと何回も言ってるだろ!
色気と可愛げがない上に魔王に言い包められてるなんて、本当にどーしょーもないなお前は!!」
「きいぃ、何ですってぇ?!」
売り言葉に買い言葉で、もはやくだらない言い合いに発展しだした2人のやりとり。
これを止めたのは、不満げに彼らに割って入った人物だった。
「はいはいキョーコちゃん、君はヤシロさんたちと一緒に下がっててくれるかな。
彼の相手は俺がするから。
とはいってもパッと見たところ、今までの挑戦者に比べ遥かに実力が劣ってるようだし、あっという間に瞬殺しちゃうかな。」
実際は言葉ほど弱いわけではないのだが、わざとレンはそう言ってのける。
すると単純というか何ていうか、挑発を額面通り受け取った男が額に青筋を浮き上がらせていく。
「ふっ・・・テメーがそんな余裕でいられるのも今の内だぞ魔王。
だって俺にはこの超特効薬、"即席勇者の素"があるんだからな!
これがある限り、地位も名声も全て俺のもんだぜ~~~っ!!」
なんてことを叫ぶなり彼は懐から取り出した何かを、ぐいっと一気に嚥下していったのだった。
つづく

一応以前呟いてたように、このシリーズはこれで終わりですよ。
本当は1つでどーんとUPしようと思ってたのですが、ちょっと長すぎるため2つに分けたこの話。
後編は明日UPしますので、しばしお待ちくださいませ。
大団円は突然に 【前編】
個性的と表現するにはかなり微妙なメンバーに慣れてきたどころか、このまま彼らと旅を続けるのもいいかと思いだしていたキョーコ。
まあそうなるのも無理はないだろう。
寂しく1人で旅するよりは、大勢での方がやはり楽しいに決まってるのだから。
ましてや全員アクは強いものの実力があるため、賞金稼ぎの戦闘などでは手助けしてくれるという利点もある。
そういったわけで仲間に打ち解け始めてた彼女の元に、招かれざる迷惑な客がやって来た。
「おいキョーコ、お前何やってんだよ?!
何故その男・・・魔王なんかの傍にいやがる!」
現れるなり開口一番こう切り出したのは、先日話題に上ったショウだ。
彼はハーレムの主かと疑いたくなるような、魅惑的な肉体の女性たちを数人引き連れている。
まさかこんな早々に会うなんて思わなかった、それも己とは真逆の女性ばかり仲間にしてる嫌味な因縁相手に負けじと、問いかけられたキョーコも声を荒げて言い返す。
「はぁぁ?!何でって、仲間だからに決まってるじゃない!
そんなことも分からないなんてアンタ、益々馬鹿さ加減が酷くなってるんじゃないの?!」
「ちょっと待て、ソイツが仲間ぁ?!
それが本当なら、馬鹿さ加減が増してんのはテメーの方じゃねーかよ!
魔王なんてとんでもないモン引き入れやがって、この馬鹿のスペシャリストがっ!」
「ぬぁ?!だ~れが馬鹿のスペシャリストよ!
このレンさんはアンタと違って自分からはイチャモンをつけない、とってもいい魔王なの!
分かった?馬鹿ショータロー!!」
「おま、俺の名前の後ろにタローは付かねーと何回も言ってるだろ!
色気と可愛げがない上に魔王に言い包められてるなんて、本当にどーしょーもないなお前は!!」
「きいぃ、何ですってぇ?!」
売り言葉に買い言葉で、もはやくだらない言い合いに発展しだした2人のやりとり。
これを止めたのは、不満げに彼らに割って入った人物だった。
「はいはいキョーコちゃん、君はヤシロさんたちと一緒に下がっててくれるかな。
彼の相手は俺がするから。
とはいってもパッと見たところ、今までの挑戦者に比べ遥かに実力が劣ってるようだし、あっという間に瞬殺しちゃうかな。」
実際は言葉ほど弱いわけではないのだが、わざとレンはそう言ってのける。
すると単純というか何ていうか、挑発を額面通り受け取った男が額に青筋を浮き上がらせていく。
「ふっ・・・テメーがそんな余裕でいられるのも今の内だぞ魔王。
だって俺にはこの超特効薬、"即席勇者の素"があるんだからな!
これがある限り、地位も名声も全て俺のもんだぜ~~~っ!!」
なんてことを叫ぶなり彼は懐から取り出した何かを、ぐいっと一気に嚥下していったのだった。
つづく