備忘録
2014年以降、ウクライナ国内のロシア人1万数千人を無差別に虐殺したウクライナも悪いが、ウクライナも含めた周辺国のロシアへの恐怖を解消しなかったロシアも悪い。しかし、最も悪いのは2014年に「クーデター」でロシア人大統領を失脚させた米国のネオコンと軍産複合体。即時停戦を!!
神ならぬ人間の言説は全て暫定的なもの。従って、随時更新しなければならないので永遠に工事中!
(2024年1月5日) 

 

親鸞:歎異抄の十三条

わがこころのよくて殺さぬにはあらず、また害せじとおもふとも百人・千人を殺すこともあるべしとおほせのさふらひしかば、われらがこころのよきをばよしとおもひ、あしきことをばあしとおもひて、願の不思議にてたすけたまふといふことをしらざることをおほせのさふらひしなり。

現代語訳

★:親鸞は、自分の心が善いから人を殺さないのではない、また、たった1人でも殺したくないと思っていても、広島長崎に原爆を投下した爆撃機の乗員のように、百人・千人を殺さなければならない業縁(不可避な関係)もあると仰られた。

 

これは、私たちの日常的意識は結果から原因を推定してしまうので、良い心を持っている善人は善行を行い、悪い心を持っている悪人は悪行を行うと考えてしまい、この人は善人だとか、あの人は悪人だとか、天才だとか、凡人などと単純な二元論で人々を識別・認知している。

 

しかし、結果から原因を推定するという単純な推論では誤認する場合もある。かつて、「阿弥陀仏様」が全ての人々を救うと心の底から願い、自分自身は最後に救われれば良いと誓って下さったことの不思議な力によって、既に、人々は救われている。つまり、この世には、生まれながらの善人や悪人、貴人、賤民、天才、凡人はいなくなったが、これを知らない人が多いと親鸞上人は仰られた。

 

★:人間は生まれた後の様々な関係の産物。教師が教師であるのは生徒がいるからで、生徒がいなくなれば教師は教師ではなくなるし、医者と患者とか、親子、夫婦も同じ。「教え、教えられる」という関係が、一方を教師にして、一方を生徒にするのだが、テストでは生徒が教師に授業の理解度を教えるので、テストでは生徒が教師で教師は生徒となる。

 

このように、教育では頻繁に教師と生徒の立場・役割は入れ替わっているので、教師や生徒とは「関係」であって、教師や生徒が内在的に具えている性質や本質が一方を教師にして、一方を生徒にしているのではない。そもそも、教育とは、このように頻繁に役割・立場を入れ替えることで成立する活動。また、「救い、救われる」という関係のボランティア活動も教育と同じであり、ボランティア活動では、ボランティア側も救われる。

 

しかし、人類という生物種は一旦、一方が教師で一方が生徒と認知・規定すると、この規定が属人的に固定され、教師が教師であるのは、教師が内在的に具えている何らかの性質や本質があり、それが教師を教師にしていると錯覚してしまう。これを「物象化」と言い、この「物象化」により、ある対象の性質や本質は、その対象が内在的に具えている「何か」だと誤認させてしてしまう。

 

★:要するに、「物」や「人」の性質や本質は、その「物」や「人」が内在的に具えているようなものでは無く、他との関係による対他的な規定であり、商品の価格となって現れる「価値」だけでなく、「使用価値」も対他的な規定。山は平地・平野などとの関係で山なのであり、平地や川も同じで、全ての自然物、人工物、そして、概念や理論、教義のような精神的存在も、重層的な「網のような関係の束」の中で成立し、存在している。

 

全てが他との相互規定的関係で、「それ」と成る「事」的存在。この「事」的存在を、我々が持つ認知での「物象化」機能が「物」として現象させているのが、この日常的世界。この「物象化」機能がベースとなって富士山を山と認知させるだけでなく、世界最古の宗教であるアミニズムを伝統的に強く継承している日本人の場合には、更に何か特別な、神聖な存在、時にはまるで神そのもののように見えてしまうことも起こすのではないか。

 

縄文杉のような大樹や仏像、経典が神聖な存在に見えるのも同じ。物の擬人化や、熱狂的なファンにはスターにオーラが見えるという錯視・錯覚も、この「事」的なもの、「イベント」を、「物」的に認知することが起こさせているのかもしれない。

 

★:私たちが善人とか悪人として識別している人々は、あくまでも「関係」が創り出したものなので、「関係」こそが、善でも悪でもないもの、美でも醜でもないもの、聖でも俗でもないもの、つまり、「空」的存在が「物象化」により、あたかも善や悪、あるいは美や醜、聖、俗であるかのように現象・現前化させている。

 

商品も「空」的存在であり、商品の価値も市場という特殊な関係世界が生み出す半ば幻想的産物であり、商品の価値は、商品が内在的に具えているようなものではない。しかし、背後には、一定の「関係」があるので、価値というような性質や本質も、荒唐無稽な幻想ではなく、「空」的存在。

 

要するに、「私」や「我」も含めて、この世の全ての存在は「事」という「イベント」であり、「空」的存在であるのに、デカルトは「我」を究極の実体と誤認したために、これを基礎として、これを「前提」にして、個人主義的過ぎる近代思想が形成されてきた。「物→関係」ではなく、「関係→物」なので、「関係」こそが、この世界の第一次的な「存在」、つまり、「関係」こそが、この世の創造主と言えば創造主であり、「神」的存在。

 

★:この親鸞の言葉は、量子力学で注目されるようになった「関係主義」的世界観は、実は仏教の根本的な世界観、パラダイムであることを示している。「物」よりも「関係」の方が、真に実在するものという実体という概念に近いと考える「関係主義」が仏教のパラダイムであり、神髄。

 

「関係主義」の対極は「実体主義」であり、「実体主義」では、この世の全ての存在は、個々に名前を付けて識別できると考える。一方、量子力学の量子には自己同一性が無いので、個々の量子に名前を付けて識別することは出来ないというのが量子力学の前提なので、量子力学の登場はパラダイムレベルの大革命だった。

 

量子力学の創始者であるニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーアは多才な人で、彼には東洋哲学の知識もあった。それで、ボーアは【量子論の解き明かした粒子と波動の二重性、位置と速度の間の不確定性などの世界像を「相補性」と名付け、後半生には量子物理学と東洋哲学に類似性があるとして東洋哲学、特に易経を研究していた。】(ウイキペディア)と言う。

 

また、ボーアは、【デンマーク最高の勲章であるエレファント勲章を受けた時、「紋章」に選んだのが、陰と陽、光と闇の互いが互いを生み出す様を表した東洋の意匠、太極図であったことからもうかがえる。】とウイキペディアは、ボーアの非実体主義的な、関係主義的な東洋哲学への傾倒ぶりを紹介している。

 

更に、【原子物理学論との類似性を認識するためには、われわれはブッダや老子といった思索家がかつて直面した認識上の問題にたち帰り、大いなる存在のドラマのなかで、観客でもあり演技者でもある我々の位置を調和あるものとするように努めねばならない。】(ウイキペディア)と指摘していた。

 

★:このボーアの言葉で重要なのは、「観客でもあり演技者でもある我々」。これは、従来の実体主義が前提としていた「主観(観客)ー客観(演技者)」図式での認識論を否定している。従来、観劇については、一方の客席に観客である我々がいて、一方の舞台には演技をしている演技者がいる。そして、我々観客は、演技者とは無関係に劇を見ているという反映論的な図式で観劇(認識)というものを考えていた。

 

しかし、ボーアは、それは誤解であり、観劇では観客も劇に参加しているのであって、劇というものは観客と演技者のコラボレーションとボーアは喝破した。優れた演技者は観客の反応を見ながら演技を変えているが、量子も観測の影響で粒子となったり、波になるからだ。従来のミクロ世界とマクロ世界は別とする解釈は誤りで、ミクロ世界の素粒子や原子だけでなく、マクロ世界の分子(複合粒子)でも「粒子と波動の二重性」という不思議な現象が見られるが、これが量子力学の新地平。

 

仏教とマルクス思想、そして、量子力学の登場は、実体主義的世界観を関係主義的世界観に一変させた人類史を画する大革命だった。マルクスの「資本論」が難解な理由は、マルクスは、この関係主義のパラダイムで資本を説明しているのに、読者は実体主義のパラダイムで読むから。それで、マルクスは誤解されたり、批判を浴びてきたが、カギは「物象化」という人類という生物種の宿命的認識機能にある。

 

※:何らかの理由で、自分を悪人だとか、凡人だとかと思い込んで悩んでいる人には、釈迦の「空」の教えが根本的な「救い」となる。また、孔子も「罪を憎んで人を憎まず」(古之聴訟者、悪其意、不悪其人:昔の裁判所では訴訟を取り裁くとき、罪人の心情は憎んだが人そのものは憎まなかった)と釈迦の「空」の教えと同じ人間観を教えていたが、この釈迦や孔子の「人を許す」思想も、人類社会の維持に役立つ。

 

また、古代中国の陰陽論も、非実体主義的=関係主義的世界観。更に、犯罪者であれ、死ねば「ホトケ」と呼び、手を合わせる日本も生まれながらの悪人はいないという非実体主義的人間観なので、当然だが、日本も東洋的文明圏の国。この東洋の非実体主義的=関係主義的世界観は、西洋人も救う普遍的世界観であり、人間観。

 

※仏教(大乗仏教)とマルクス思想が、同じ「関係主義」をパラダイムとしていることは、↓の元東洋大学学長竹村 牧男氏の「入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書) 新書 – 2009/4/17」では、日本を代表するマルクス哲学者である廣松渉氏の著作から引用して仏教哲学を解説していることでもわかる。

 

今後は、争い、戦争を引き起こす実体主義の欧米ではなく、「和を以て貴しとなす」というような争いを静める価値観をもたらす非実体主義的=関係主義的文明であるアジアが世界をリードして、人類を戦争の惨禍から救済するべきだ。

 

★:日本が明治維新により「富国強兵」を目指したのは、欧米列強がアジアを侵略したから。また、今の中国が「富国強兵」を目指しているのは、欧米の列強や日本が中国を侵略したからで、全ては相互作用の産物。欧米は中国を「独裁国家」と決めつけ、憎悪するように誘導しているが、現在の中国は日本も含めた欧米列強が創り出したという面もある。

 

孔子は国家間に対立が生じた場合、その責任は両国にあると考え、「和を以て貴しとなす」(礼之用和為貴:礼はこれ和を用うるを貴しと為す: 『論語』学而12)とした。また、他にも「君子和而不同、小人同而不和」(君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず: 『論語』子路23)とし、 『孟子』にも「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という言葉があるし、日本も、この「和」の思想を取り入れ、「十七条憲法では、第一条と第十条、第十七条にそれぞれ協調の精神が謳われている。」(ウイキペディア)。
 

欧米は、今でも多くのウソでアジアを分裂させ、分割して支配する帝国主義的手法の離間策を講じて対立を煽っているが、アジアは騙されずに小異を捨てて大同団結しなければならないのではないだろうか。


首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火という「恐怖の大連動」は過去にも起きたことがあるという。この破局的事態が起きたら、日本は友好関係を維持している台湾だけでなく、韓国や中国、そして、ロシアや北朝鮮にも救助を求めるしかないのではないか。日本は周辺国と喧嘩をしている余裕など無い国。アメリカの救援船は最速でも2週間も掛かるので、日本はアメリカの支援を当てにすることは出来ない。

 

<参考>

 

現代ビジネス:2023.08.27
最悪この国は「壊滅」する…日本人がじつは知らない、首都直下地震の「怖すぎる被害」

https://gendai.media/articles/-/114173
宮地 美陽子(東京都知事政務担当特別秘書)
 

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書) 新書 – 2009/4/17 竹村 牧男 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%A5%E9%96%80-%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E4%BB%8F%E6%95%99-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%B9%E6%9D%91-%E7%89%A7%E7%94%B7/dp/4062879883

 

 

★★「オン・ラシャ・リ­アン」(あきらめないぞ) 
 

 

HK & Les Saltimbanks "On l但che rien" (Japanese subtitles)
「オン・ラシャ・リ­アン」(あきらめないぞ)  BY{アシュカ・エ・レ・サルタンバンク}

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

★★ナチス式の敬礼で、「スラバ・ウクライーニ!」と叫ぶウクライナのサッカーファン!!


とてもナチスな観客 🙄 スラバ・ウクライー二!🇺🇦 (youtube.com)

 

★ウクライナ人の全員がネオナチというわけではない。しかし、今時、サッカー場で大勢のサッカーファンが、わざわざナチス式の敬礼をするような国は世界でもウクライナだけだろう。ネオナチはロシアも含めて欧米各国にもいるが、ウクライナほど多く、政権への影響力も強い国はないだろう。ザルジニー総司令官の顧問は、ネオナチ団体「右派セクター」の創始者ドミトリー・ヤロシュだからだ。

 

 

★★パー券裏金なんて甘い!萩生田の本命はNTT40兆円資産私物化利権
 

深田萌絵TV」は、登録者数21.8万人のチャンネル 

パー券裏金なんて甘い!萩生田の本命はNTT40兆円資産私物化利権

2023年12月15日

 

 

★★米国若者・Z世代の7割が「社会主義」支持!!

 

「アメリカ民主社会主義者」(DSA)の最左派には穏健左派のサンダースを超えて、マルクスに答えを見出そうとしている若者たちもいる。アメリカでは既に、マルクスが蘇っている!!

 

★近未来、アメリカに穏健左派の反資本主義政権や、民主主義的社会主義を志向する政権が樹立される可能性がある。その時、日本はどうするのか?

 

★弱肉強食の資本主義が続く限り、不況が戦争を引き起こして戦争は終わらない。また、企業は生き残るために、不要不急な新製品も造り続けるので、地球温暖化も止められない。

 

★貧富の差がある限り、富者の声は貧者の声を圧倒し、貧者の声は社会の隅々まで届かないから、真の言論の自由も実現できない。中国は国家資本主義であり、社会主義ではない。

 

「PIVOT 公式チャンネル」は、登録者数 111万人のチャンネル

【米国若者 7割が「社会主義」推し】原爆投下を反省するZ世代/アメリカが

「世界の警察」を辞めた歴史的考察/「弱いアメリカ」は中露とどう向き合うか

/資本主義と社会主義の人気が拮抗  2023/09/25


<目次>


00:00 ダイジェスト
02:08 『Z世代のアメリカ』:本の反響
10:30 2つの例外主義
13:10 国を超えた人権意識
17:19 アメリカに関する2つの疑問
22:52 変化するアメリカの原爆への意識
28:57 「弱いアメリカ」の未来
33:45 日本はどうするべきか
35:12 経済安保とZ世代
44:26 次回予告
 
<ゲスト>
三牧聖子|同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 准教授
同志社大学大学院准教授。東京大学大学院総合文化研究科で博士号を取得。
米イェール大学研究員、ジョンズ・ホプキンス大学研究員などを経て現職。
専門はアメリカ政治外交、政治思想研究。

 

アメリカ民主社会主義者 - Wikipedia


「Democratic Socialists of America」は、登録者数6410人のアメリカのチャンネル

Join DSA!  2022/11/11

民主的社会主義者は、私たちの経済は、利益のために億万長者によってではなく、労働者によって、労働者のために民主的に構築されるべきであると信じています。私たちの経済システムは白人至上主義に根ざしており、資本家階級は労働者階級を分割し抑圧するために人種差別に依存していることを私たちは知っています 


「Democratic Socialists of America」は、登録者数6410人のアメリカのチャンネル

DSA Delegation to Okinawa: Struggles Against US Military Bases
DSA沖縄代表団:米軍基地に反対する闘い) 3週間前

DSAのメンバーは、7月にZENKOとともに日本の沖縄と横須賀への1週間の代表団に参加し、米軍基地を視察し、進行中の米軍占領に反対する地元の反戦活動家に会いました。東京を拠点に活動するDSAメンバーのセス・ダルトンが撮影した動画。

 

追加情報:https://dsaic.org/zhap

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

備忘録(2024年1月5日)

 

★★平和への最大のチャンス、ウクライナ和平合意を壊したのは誰か 交渉当事者から新証言相次ぐ 「ロシアを追い詰めろ」が生んだ悲劇

 

一般社団法人共同通信社:47NEWS:2024年1月5日
平和への最大のチャンス、ウクライナ和平合意を壊したのは誰か 交渉当事者から新証言相次ぐ 「ロシアを追い詰めろ」が生んだ悲劇
https://www.47news.jp/10351812.html

 

<以下略>


<要約とコメント


●●ロシアとウクライナ両国が和平で暫定的合意していた2022年3月の和平交渉

●ロシアとウクライナは、開戦直後の2022年2月28日から和平交渉を始め、3月29日には、トルコが仲介した和平交渉がトルコのイスタンブールで開催された。この交渉後、双方の代表団は早期に和平が実現すると楽観的な発言をしていた。

 

それで、ロシアは信頼醸成措置として首都キエフ周辺からの撤退を表明し、実際に撤退させたので、ゼレンスキーもロシアの対応を評価した。また、仲介役のトルコの外相やロシア代表団長も、両国の首脳会談の可能性を示唆した。

 

★:被害を出さずに軍隊を撤退させるのは、敵側からの追撃で、昔から非常に困難とされている。この時のロシア軍の首都キエフ周辺からの撤退では、ロシア軍はほとんど被害を出さずに撤退できたので、そもそも首都キエフへの侵攻は撤退を前提とした、ウクライナ東南部への侵攻を成功させるための陽動作戦だった可能性もあるとされていた。

 

しかし、ウクライナ側も、ロシアの信頼醸成措置としての撤退であることを考慮して、意図的に追撃しなかったのかもしれない。追撃してロシア軍に多数の死傷者がでると、和平交渉が頓挫する可能性があったからだ。


●ロシアの独立系ニュースサイト「メドゥーザ」(在ラトビア)によると、ウクライナ側はNATO加盟断念と引き換えに、同国の安全保障の枠組み構築を含めた10項目を提案したと言う。この提案について、米国の国家安全保障会議(NSC)で、欧州ロシア担当上級部長を務めたフィオナ・ヒル氏らは、米国の外交専門誌で以下のように説明している。


ロシア、ウクライナ両国は、(1)ロシア軍が侵攻前の地点まで撤兵、(2)ウクライナはNATO加盟放棄を約束、(3)NATO加盟の代わりとして、関係国により今後の安全を保障されることの3点。そして、国連安保理の5ヶ国とイスラエル、ポーランド、トルコの3国は、ウクライナが他国から攻撃を受けた場合、飛行禁止区域設定などの協力を提供するとし、問題のクリミアの主権については今後15年間の協議で解決するとした和平合意案で、両者は暫定合意していたことを明らかにした。

●●ウクライナの与党「国民の奉仕者」議員団代表のアラハミア氏、米英の2ヶ国の圧力で和平は実現しなかったと証言

 

ところが、この楽観的な見通しを壊したのは、(この戦争を起こして、一儲けしようとしていた)米英の2ヶ国だった。昨年の11月24日、ウクライナの与党「国民の奉仕者」議員団代表のアラハミア氏がウクライナのテレビで、「ロシアが求める中立化を受け入れれば戦争は終わっていた」と明らかにした。同氏によると、交渉でロシアが最も関心を持っていたのは「ウクライナが中立の立場を受け入れ、NATOに加盟しないこと」だった。

 

同氏は合意しなかった理由を問う質問に、①ウクライナが2019年、憲法にNATO加盟を「国是」として規定したため、憲法改正の必要があったからだと返答した。更に、②「ロシアが合意を100パーセント守るとの確信がなかった」とした。また、③当時のジョンソン英首相が交渉直後の2022年4月9日、キーウを予告なしに訪問してゼレンスキーに「英国はロシアとどんな合意も調印する気はない。共にロシアと戦おう」と主張したことも一因だったと明らかにした。更に、④NATO加盟国以外の複数の西側同盟国(イスラエル?)が和平に反対したとも語った。

 

2022年5月5日、ウクライナ紙「ウクラインスカ・プラウダ」はこの会談について、ジョンソンがゼレンスキーに、「プーチン大統領は戦争犯罪者であり、交渉相手ではない」、「もしウクライナがプーチン氏と安全保障文書で署名するつもりでも、西側はしない」と言ったと報じていたが、アラハミア氏の発言は、この報道を裏付けた。


★:この交渉直後の2022年4月9日、当時のジョンソン英首相があわててキーウを訪問し、和平に前向きだったゼレンスキーを脅迫して、ロシアとの和平を潰そうとした真の理由は、↓の動画を見ればわかる。また、アメリカの手先であるジョンソンが和平を潰そうとしたことからも、この戦争を仕掛けたのはロシアではなく、米英であることも明白だ。

 

1:20:10~ウクライナ民族の真の敵は、アメリカとイギリスの支配層であり、ロシアではない
「新日本文化チャンネル桜」は、登録者数 12.8万人のチャンネル 

【伊藤貫の真剣な雑談】第15回 伊藤貫×水島総特別対談

 

ウクライナ戦争では、天然ガス・石油などのエネルギー産業は3000億ドルも利益を上げた。その他、モンサントを吸収した食料メジャーバイエルンや軍需産業も大儲けした。欧米の支配的エリート層は、儲けるために国家間や民族間の対立を起こし、次々と戦争をしている。 

 

米英は、ウクライナが独立した1991年からウクライナの内政に介入し、6000億円もの資金を使って、ウクライナの反ロシア派の極右やネオナチ勢力を育成してきたが、その狙いはウクライナにロシアとの泥沼の戦争を仕掛けさせてロシアを疲弊させ、プーチン政権を倒して親米派による傀儡政権を樹立することだった。

 

米英は2014年に、傭兵に米英の味方である親欧米派のデモ隊員50名を殺害させ、その罪をロシア人側に擦り付ける偽旗作戦による「クーデター」で、ロシア人大統領の政権を潰し、反ロシア政権の樹立に成功しただけでなく、ウクライナ人にロシアを憎悪させることにも成功した。

 

1991年の独立以来、親欧米派と親ロシア派との対立が続いてきたウクライナだが、銃による大量射殺事件など起きたことは無かった。それで、親ロシア派の治安部隊が銃を使って丸腰のデモ隊員を大量虐殺したという親欧米派のテレビによるウソ報道で騙されたウクライナ人は激怒したからだ。


そのため、クリミアやドンバス出身のロシア人が多い治安部隊は憎悪の的となり、「クーデター」直後には、クリミア行きのバスが大群衆に襲われ、乗客が長時間リンチされるという事件が起き、多数の死傷者が出た。また、ドネツィク州の首都ドネツィク市では、治安部隊員に復讐しようとした大勢のウクライナ人の若者がバスで乗り込んできた。しかし、こちらでは地元のロシア人たちにより、逆にリンチされてしまった。


★:こうした事件が起きたので、クリミアやドンバスのロシア人は自衛するために、「クーデター」派の暫定政府を支持して襲撃してくる反ロシア派に対して、何の処置もしない首長の排除と親ロシア派の自治体政府樹立を始めた。すると、「クーデター」派の暫定政権は、「クーデター」反対運動をしていたロシア人をテロリストと呼び、元傭兵やギャングもいるネオナチ部隊も含むウクライナ軍に鎮圧を命じてロシア人地区を砲撃したり、爆撃した。

 

しかし、当時のウクライナは破産状態だったので、軍は訓練もままならず、つい最近まで同じ国の国民だったロシア人を攻撃しろと命令されたことでも士気は極端に低い状態だった。そのため、ロシア人側の市民兵や義勇兵、寝返った元ウクライナ軍のロシア人部隊に勝てず、ウクライナ軍の主力6000~8000人がデバルツェボで包囲されてしまった。そこでウクライナ政府は、この部隊を救うために「ミンスク合意2」で一先ず矛を収め、NATO軍がウクライナ軍を鍛え直してから戦争を再開することにしたが、ウクライナ政府は「ミンスク合意2」で約束したロシア人地区の自治の約束を守らなかった。

 

この「ミンスク合意2」でのロシア人地区の自治の約束をウクライナが守っていれば、既に戦争は終わっていたし、ウクライナはクリミアを諦めるだけで済んだ。しかし、極右派やネオナチ、米英の強硬な反対で、ポロシェンコ大統領が署名した「ミンスク合意2」を、ウクライナが反故にしたため、ロシア軍の侵攻を招き、ウクライナは国土の3割か、4割を失う可能性が高く、ヨーロッパの最貧国を脱するのは困難となるだろう。

 

★:この2014年から2016年の間に国連の調査でも、子どもも含めて双方で1万6000人前後が死亡した。ウクライナ軍側の戦死者約4000人を除けば、ロシア人の民間人は1万人以上が虐殺され、数百万人がロシアに避難して戦争難民となった。つまり、ウクライナ戦争の第一段階ではロシア人側の民間人多数が死傷し、難民もロシア人側の方が圧倒的に多数だった。

 

後に、この第一段階で事実上敗北したウクライナ政府は、侵攻してきたロシアの正規軍と戦ったから、敗けたと言い訳して、国際裁判所に提訴したが認められなかった。この戦争を監視していた中立機関の欧州安全保障協力機構(OSCE)が、ロシア正規軍の介入を否定したからだ。

 

この戦争では、双方が虚実取り混ぜた激しいプロパガンダ戦をしているのだが、意外とロシアの方が正直な報道をしていて、ウクライナ側の報道の方がウソが多いこと。それで日本では、ロシア国民の7~8割がプーチン支持である理由は、彼らがロシア政府のウソに騙されているからだと解説している。しかし、実はロシア国民よりも、われわれ西側の国民の方が騙されている度合いは高い。

 

★:その後、ウクライナは2021年1月より、再びドンバスでの大砲を使用した戦闘を再開して、プーチンを挑発した。更に、2022年2月15日にプーチンが国境地帯のロシア軍に撤退を命じると、翌日の16日から、ドンバスのロシア人地域に激しい砲撃を浴びせ、本格的な内戦を再開した。

 

すると、プーチンはドンバスのロシア人が砲撃で死傷者を出している状態では、ロシア軍を撤退させられなくなり、ロシア軍を侵攻させて民間人の殺傷を止めるしかなくなった。プーチンはワナと知りつつ侵攻したので、このお戦争はロシアではなく、米英が始めた戦争であり、だからこそ、米英の支配層が40年前後も準備してきたウクライナ戦争を、ジョンソンは止めさせるわけにはいかないので、この2022年3月の和平構想を潰した。

 

そのジョンソンが多くの不祥事で首相を辞任した後、ジョンソンは密かにアメリカの各地で共和党系富裕層を集めた小規模な集会を開催していた。その目的は、ウクライナへの軍事援助に反対するトランプへの資金提供を止めさせることだった。


その理由についてジョンソンは、ウクライナ戦争は莫大な利益が得られる投資であること、それで、ウクライナ人が何人死のうが気にせずに最後まで続けさせて勝利すれば、最終的には大儲けができると説明していたという。 

★:冷戦の終結後の1991年のロンドン・サミット終了後、ロシアは先進国とは言えない状態だったが、G7の会合に枠外で参加するようになり、1998年のバーミンガム・サミット以降は、「G7サミット」は「G8サミット」と呼ばれるようになったが、この融和策は、ロシアのエリツィン政権がロシアは西側の一員となったと騙してNATOの東方拡大政策に、ロシアが反対しないようにするためのワナだった。

2000年頃は、エリツィン政権に続きプーチン政権もG8に参加して、西側の一員になることを目指したが、米国は拒否した。その真の理由は、米国はロシアを対等の同盟国ではなく、属国にする意図があったからだろう。米国はロシアに、1990年代のエリツィン政権のような傀儡政権を樹立し、①ロシアの地下資源利権を奪うことと、②ロシア軍とアメリカ軍とで中国を挟み撃ちにして、中国が身動きが取れなくなるようにする戦略を採用していたからだろう。


また、米国の真の支配者である軍産複合体は、ロシアという「悪役」がいなくなり、「悪役」が中国だけになると、中国から遠いヨーロッパで米国製の武器が売れなくなることも危惧したと思われる。利幅が大きい軍事産業は資金が豊富。それで、軍事産業は世界各国で政治家や政治学者、軍事専門家、ジャーナリストを買収して他国、他民族への憎悪を煽り、戦争を引き起こして武器を売ろうとするため、資本主義が続く限り、営利を目的とした軍事企業は無くならないので、戦争も終わらせることは出来ない。 

要するに、ウクライナの安全保障とか、自由や主権の維持などは建前の綺麗ごとに過ぎない。ウクライナ戦争の真の目的は、1990年代のようにロシアに米英の傀儡政権を樹立してロシアの資源を奪い、米英の軍産複合体や金融資本、マスゴミに大儲けさせることだった。


★:当ブログは最初から一貫して、ウクライナ戦争を引き起こしたのはロシアでは無く、アメリカという立場だった。プーチン自身が他に選択肢がなかったと言っていたように、伊藤貫氏のような軍事力を重視する現実主義派のナショナリストであるプーチンは、ロシア軍をウクライナに侵攻させるのはアメリカのワナと知りつつも、侵攻するしか選択肢が無かった。

 

2014年、アメリカは2013年11月末からはじまった反政府デモを利用した偽旗作戦の「クーデター」で、ロシア人大統領の政権を打倒したので、ロシア人などによる反「クーデター」運動が始まり、内戦となったのが真相だが、日本のマスゴミはこれまで、「ウクライナ戦争を引き起こしたロシア」とプロパガンダしてきた。しかし、このような記事が出たということは、日本の支配層も我々のような「ウクライナ戦争を引き起こしたアメリカ」という、これまでとは逆の主張を認め始めたのかもしれない。

 

●●プーチンは約束通り、キエフ周辺からロシア軍を撤退させたが、ウクライナは約束を破った

 

●ジョンソンがウクライナ訪問を終えた3日後には、プーチンは「ウクライナとの交渉は袋小路に陥った」と、交渉が崩壊したことを示唆した。また、2023年6月17日、プーチンはアフリカ諸国との首脳会談で、暫定合意した和平文書を首脳らに見せた上で、合意に基づいて「ロシア軍がキエフ周辺から撤退した後に、ウクライナが一方的に合意を破棄した」と明らかにした。

 

★:ロシアは欧米諸国に、NATOを東進させないという約束を破られ、また2014年の「ミンスク合意1」と、2015年の「ミンスク合意2」も破られたので、今回は4度目の約束違反。これでは、プーチンは西側との約束など一切、本気ではしなくなるのではないか?


●●シュレーダー元ドイツ首相、消耗戦でロシアを弱体化させようとした米国が和平を拒否したと証言

 

●和平交渉に関しては、プーチンと親密な関係だったシュレーダー元ドイツ首相の証言もある。同氏は、ウクライナ側の依頼で仲介役を務めて、プーチンとも会談していたが、2023年10月21日のインタビューで、和平交渉がほぼまとまっていたが、「ウクライナでの消耗戦を続けさせることでロシアをさらに弱体化させることを望む」米国が和平を拒否したと語った。

 

同氏は、米国は、ロシアは弱体化しているから今がロシアを追い込むチャンスと誤算していたと述べた。また、同年4月初めの「ブチャの虐殺」が、和平交渉崩壊の原因にもなったとされていた。しかし、同氏は「ブチャの虐殺」の前に平和交渉の大半が終わっていたから、影響は無いと指摘した。

 

★:「ブチャの虐殺」の真相は不明。と言うのはブチャで、ウクライナ軍が冷凍車から遺体を降ろして、道に並べるのを見たという元フランス軍兵士だったジャーナリストがいるからだ。彼は当時、キエフ周辺で医療関係のボランティアをしていて偶然、見てしまったとフランスのラジオ局の報道番組で証言した。すると、命を狙われるようになったので、トルコに逃げたら、イスタンブール空港で2人組に襲われて負傷したので、今はロシアに亡命した。

 

また、元自衛隊の陸将補だった矢野義昭氏も懐疑的だ。戦争犯罪の調査は非常に難しく、この場合なら、ロシア軍側の調査も必要で時間が掛かるものなのに、「ブチャの虐殺」は報道と同時に事実とされたこと自体が怪しいし、普通なら、民間人の遺体は直ぐに埋めてしまうと言う。なぜなら、戦争犯罪の場合、その部隊の司令官が罪に問われるケースがあるからだ。この時、ロシア軍は奇襲されたりして急いで撤退したのではなく、余裕があったので、民間人の遺体を道に放置したままで撤退するというようなことを、ロシア軍がするはずがないという。


●●ウクライナのニュースサイト「ストラナUA」、米英の対応が交渉に決定的影響を与えたと断定

 

●アラハミア氏のインタビューの翌日11月25日、ウクライナのニュースサイト「ストラナUA」は、インタビューに関する長文の論評を掲載し、ゼレンスキー自身が「ブチャ事件」発覚後、交渉継続の必要性を唱えていたとして同事件の影響は無かったと主張した。

更に、「ストラナUA」は「自国への安全保障について、ロシアや中国だけが行い、(米英など)NATO諸国が拒否すれば、ウクライナと西側諸国との間の完全な関係断絶につながる。ゼレンスキー大統領はそんな行動はとれなかった」として、当時の米英の対応が交渉に決定的影響を与えたと断定した。

●最新の世論調査では、国民の約半数が「交渉を通じての解決策模索」を支持していると判明したが、「ストラナUA」はアラハミア氏の言葉を引用し、交渉当時と比べて「現在はウクライナの交渉上の立場は悪くなった」とし、もはやロシア軍撤退は望めず、ウクライナの選択は長期間に及ぶ戦争の継続か、現在のロシアの支配地域を認めた上での停戦しかなくなったとの見方を強調した。

 

★:ウクライナの独立以来、アメリカは6000億円もの資金を投じて、ウクライナの極右勢力を育ててきたが、これはウクライナをロシアと戦わせるのが目的だった。この戦争でロシアを疲弊させ、プーチンを失脚させて、親欧米派の政権に取り換える。そして、1990年代のようにロシアの地下資源利権を握るためと、中国を、アメリカ軍とロシア軍とで挟み撃ちにして身動きができないようにするためだった。


●●ロシア側の交渉団長で歴史学者メジンスキー氏、ウクライナに和平拒否の圧力を掛けた米英を批判

 

●11月28日、ロシア側の和平交渉団長だったロシアの歴史学者メジンスキー氏は、アラハミア氏の証言を受けて、「もしゼレンスキーが当時、和平合意に署名していれば、数十万人の自国の兵を救えただろう」と主張、ウクライナと、同国に合意拒否を働きかけた米英を批判した。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

<休憩>

 

 

T.Rex - Children Of The Revolution - Official Promo Video 

 

 

★★日本のテレビが絶対に放送しない動画

 

★かつてCNNは、今よりもまともな報道をしていた第1弾。ルガンスクでのインタビュー。
 

★2014年6月 CNNがウクライナ軍によるルハンスクへの空爆を報道していた!!

「マヨちゃんねる」は、チャンネル登録者数 3320人

2014年6月 CNNがウクライナによるルハンスクへの空爆を報道。ウクライナ側は否定したが、その嘘も現地取材で暴いてた!  2023/01/25


この頃のCNNはちゃんと現地取材をしててまともだった。ルハンスクでの砲撃をウクライナ側は否定、分離主義者のせいにしてた🙄。しかし、現地にいるCNNの専門家はウクライナ軍の空爆によるものと確認、CNNはそれを報道。 

 

「マヨちゃんねる」は、チャンネル登録者数 3320人

CNN - 2014年9月ドネツクでウクライナの砲撃の被害者にインタビュー
2023/01/31


この頃のCNNはまともだった第2弾。砲撃にあったドネツクの住人にインタビュー。ウクライナがウクライナ人を殺してる、我々は自分達の国が必要だと発言してる男性を報道。病院でのインタビューでは、「無差別砲弾で足と腕をうしなった女性」と紹介。「ポロシェンコ大統領に、侵略をやめて、この戦争をやめて」と訴えてる。

2016年、国連の人権高等弁務官事務所は、2014年以降のドンバスでの戦争の死者は、約1万6000人と公表していた。しかし、日本のテレビや新聞はウクライナ戦争が2014年2月のロシア人大統領ヤヌコビッチの政権を倒した「クーデター」(マイダン革命)が直接の原因であること、そして、この「クーデター」に反対したウクライナの少数民族ロシア人を、キエフの「クーデター」派政府が、何と「テロリスト」と決めつけ、ドンバスにウクライナ軍を派遣して1万人以上のロシア民族を虐殺したことを隠蔽して、ロシアを悪者に仕立て挙げている。

 

 

★★イスラエルのシオニスト政権の蛮行

 

イスラエルは、パレスチナ人の子どもを平均1日に2人、年間700人も逮捕し、虐待している!!

 

「First Hand Films」は、チャンネル登録者数 6140人

Two Kids A Day | OFFICIAL TRAILER | A film by David Wachsmann
 

●人間の家畜化

 

イスラエル人が監督を務めたドキュメンタリー映画「トゥー・キッズ・ア・デイ」によると、イスラエルのシオニスト政権は、平均すると1日に2人、年間700人ものパレスチナ人の子どもを、治安部隊に石を投げた等の微罪で逮捕し、2~3年間も監禁・虐待している。

 

パレスチナ人の子どもが、イスラエルの治安部隊に石を投げた理由は、イスラエル側が勝手にパレスチナ人の家を壊したり、畑を奪い取るからで、子どものささやかな抵抗に過ぎないのだが、逮捕・監禁している。

 

(大人が抵抗すると射殺されてしまうから、子どもや少年・少女が石を投げて抵抗している)

 

その目的は、反抗しない「おとなしいパレスチナ人」に改造する、つまり「家畜化」(馴化)するためだ。このような人間の家畜化は欧米が世界中の植民地で行い、実際に成功してきた植民地支配の手法。実際に、逮捕された子どもが2~3年後に釈放されて帰ってくると、別人のように見える場合があると言う。

 

フランスの植民地だったアルジェリアでは、多くの民衆はフランス人をスーパーマンのように思い込んで、反抗する意思が打ち砕かれていた。そこで、解放勢力は爆弾をフランス兵に投げつけ、兵士が吹き飛ぶ様子を民衆に見せて、フランス兵も同じ人間だと覚醒させた。

 

●日本人もソフトな手段で家畜化されている!

 

日本人も既に米国によりソフトな手段で馴化され、家畜化されている。そのため、ほとんどの日本人は外国軍である在日米軍の存在を異常とは思わず、むしろ歓迎さえしている。首都近郊に、外国軍の基地があるのは世界でも日本ぐらいだ。

 

日本政府や日本のマスメディア、そして、アメリカで国際政治学を学んだ学者の大半は、アメリカによる日本支配の手先。日本のマスメディアが米国には都合が悪い「プロジェクト・フラ」のような事実を報道しないからだ。先の大戦末期のソ連の対日参戦は、ソ連軍が単独で行ったと騙し、日本人がソ連を憎悪するよう仕向ける報道を行っている。

 

また、日本のマスメディアは、アメリカは中国やロシアだけでなく、日本とドイツも仮想敵国と見なしていることなどの真実を報道しないからだ。アメリカは中国やロシアだけでなく、日本とドイツも仮想敵国と見なしていることは、1990年代の初期に、国家機密を手に入れたアメリカの有名な新聞ワシントン・ポストが報道しているから、日本の国際政治学者が知らないはずがないし、本当に知らないのであれば、国際政治学者ではない。

 

★:パレスチナの幼い少女が家を壊し、畑を盗むイスラエルのシオニスト軍兵士に抗議!大人が抗議すると射殺される場合があるので、子どもが抗議するしかないのがパレスチナの実態

 

このような世界最悪の人権侵害国家、ヘイトクライム国家、レイシスト国家がイスラエル。従って、これまで一貫してイスラエルを支援し、擁護してきたアメリカ(と欧米諸国と日本)には、中国やロシアに対して偉そうに人権や民主主義を語る資格は無い。

 

だから、グローバルサウス世界ではアメリカではなく、中国に期待する国が増えているので、早ければ10数年後には中国が覇権国家となり、日本はアジアで孤立する可能性がある。

 

MSNBC」は、登録者数634万人のアメリカのニュース専門チャンネル

After Going Viral for Slapping an Israeli Soldier, Ahed Tamimi Shares Her Story

2022/09/22


<機械翻訳>

 

幼い頃から、アヘド・タミミは抵抗の象徴となり、占領地に住むパレスチナ人の窮状に再びスポットライトを当てるのに役立ちました。今、タミミは自分の言葉で自分の物語を語る回顧録を携えています。共著者でパレスチナ系アメリカ人ジャーナリストのデナ・タクルリがメフディに加わり、議論する。
 

少女が兵士の顔を叩いたのは「テロ」という罪状で、母親と共に少女を逮捕!!イスラエルは、小学生ぐらいの子どもを微罪で組織的に逮捕し、牢獄に監禁して虐待している。

 

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

少女が兵士の顔をたたいたのはテロか ヨルダン川西岸の村で
2018/02/05


パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のナビ・サレハ村で昨年12月15日、16歳のアヘド・タミミさんと母親のナリマンさんが、自分たちの自宅前の私道に立つイスラエル兵を平手打ちした。その動画がインターネットを通じて広く拡散され、アヘドさんとナリマンさんは逮捕された。

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

両手折られ犬をけしかけられ……釈放パレスチナ人少年、イスラエル刑務所内での虐待証言

3週間前

 

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

イスラエルの刑務所は地獄だった……釈放された17歳のパレスチナ人

3週間前
 

 

★★「だから私は沈黙を破った」

 

パレスチナを占領するイスラエル兵が告白した“非人間的行為”と苦悩…「人を支配することがいかに不可能で、ひどいやり方になってしまうか」

 

「TBS NEWS DIG Powered by JNN」は、登録者数191万人のチャンネル

「だから私は沈黙を破った」パレスチナを占領するイスラエル兵が告白した“非人間的行為”と苦悩…「人を支配することがいかに不可能で、ひどいやり方になってしまうか」【DIGドキュメント×TBS】 2023/11/11

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教…3つの宗教の聖地・エルサレム。ユダヤ国家イスラエルが占領後、首都としての既成事実化を進めてきた。エルサレムに限らず、パレスチナ人が暮らす「ヨルダン川西岸地区」の街々を占領し続けるには、大きな兵力を必要とする。

徴兵制のもと、占領軍の兵士となったイスラエルの若者たちは、パレスチナ人を力で押さえつけなければならないストレスにさらされ、人間性を失ってしまうという。

兵役を終えた若者たちが、パレスチナで行った非人間的ともいえる行為を告白し、自国の占領政策そのものに異議を唱え始めた。(2009年9月放送)

 

★:これまで、アメリカが行ってきた数々の戦争について、アメリカを擁護するウソ報道を繰り返し、2001年以降だけでも、数百万人以上の殺害に加担してきた殺人テレビ局TBSだが、珍しく真実を報道!!

 

★★パレスチナ人40人以上を殺害した元イスラエル軍兵士の証言

 

犠牲者たちが夢に現れ、「なぜ殺した?」と攻め立てる!!


🔻2015年、イスラエルの法廷で、パレスチナ人40人以上を殺害した元イスラエル軍兵士による苦悩の証言。自衛隊の隊員も戦ってはならない。生還しても、敵を1人でも殺せば戦死した方がマシだったと後悔する可能性があるからだ。抑止論者は軍備を整えて戦争を防ぐべきだと言って、一見すると平和主義者のよにも見えるのだが、彼らは侵略されたら、日本も銃器を使って戦うべきだと言う。

 

ところが、彼らの前提は戦うのは自衛隊であって、自分や自分の家族ではない人が多い。侵略されたら、日本も銃器を使って戦うべきと言う日本人は老人であれ、女性であれ、他人を戦わせるのではなく、自分自身が戦うのが道理だろう。


「Ali Dawah」は、登録者数 114万人のチャンネル

ISRAELI SOLDIER SAYS "I PEE AT NIGHT FOR WHAT I DID TO PALESTINIANS"
 

See new posts  Conversation
Kumi@🇮💟🇨🇺☭@Kumi_japonesa

 

【元シオニスト兵士の苦悩】
https://twitter.com/Kumi_japonesa/status/1722444113721872712

 

1/3
イド・ガルラゾン氏:あなた方のために、この手で殺した!「手を血に染めたテロリストがいる」と言われたからだ。あなた方のために、この手で40人以上、殺した。私が殺した!それで、あなたはここで何をしているんだ?

2/3
私は9年前に戦争で負った傷の補償を何ひとつ受け取っていない。数万、数十万シュケルもの金を母が私のために全部支払わなければならないのか?どう思う?物事とはそういうものか?私がガザで負った傷のために、治療費を母が払ってる。誰も責任を取らない。誰も私にセラピーを受けさせてくれない。

3/3
だから、私は不満をぶちまけ、叫ぶのだ。PTSDで、夜になるとおしっこを漏らす。犠牲者たちが夢に現れ、私に向かって「なぜ殺した?」と言うんだ。「なぜ殺した?」と。こんなことを言われて、正気でいられるか?人生で成功を得られるか?

 

 

★★栄光の代償(兵士が語るフォークランド戦争)

 

1982年のフォークランド戦争ではイギリス軍が勝利し、サッチャー首相は「英雄」と称賛された。しかし、最前線で戦い、生還したイギリス軍兵士の中には、戦場での記憶が忘れられずに心を病む兵士もいた。つまり、たとえ自国が戦争に勝ったとしても、最前線で戦う兵士には無関係。生還できてもトラウマを抱え、死ぬまで「生き地獄」に陥るからだ。


「saiun2010」は、チャンネル登録者数 254人

栄光の代償(兵士が語るフォークランド戦争)

 2011/11/26


昭和63年8月12日にNHK特集として放送されました。1982年勃発したフォークランド(マルビナス)戦争を描いたドキュメンタリー作品です。戦争をアルゼンチン、イギリス双方の当事者の視点から公平に見せ、ドキュメンタリーとして非常にすぐれた作品に仕上がってます。兵士、遺族など当事者達によって語られる言葉のひとつひとつが、とても重く心に伝わってきますね。