備忘録
2014年以降、ウクライナ国内のロシア人1万数千人を無差別に虐殺したウクライナも悪いが、ウクライナも含めた周辺国のロシアへの恐怖を解消しなかったロシアも悪い。しかし、最も悪いのは2014年に「クーデター」でロシア人大統領を失脚させた米国のネオコンと軍産複合体。即時停戦を!!
神ならぬ人間の言説は全て暫定的なもの。従って、随時更新しなければならないので永遠に工事中!
(2024年1月4日) 

 

親鸞:歎異抄の十三条

わがこころのよくて殺さぬにはあらず、また害せじとおもふとも百人・千人を殺すこともあるべしとおほせのさふらひしかば、われらがこころのよきをばよしとおもひ、あしきことをばあしとおもひて、願の不思議にてたすけたまふといふことをしらざることをおほせのさふらひしなり。

現代語訳

親鸞は、自分の心が善いから人を殺さないのではない、また殺したくないと思っていても百人・千人を殺さなければならない業縁(関係)もあると仰られた。これは、私たちは常日頃、良い心を持っている善人は善行を行い、悪い心を持っている悪人は悪行を行うと考え、この人は善人だとか、あの人は悪人だとかと、善と悪の二元論で人々を識別している。

 

そして、善人は天国に行き、悪人は天国には行けないと考えているのだが、これは間違い。かつて、阿弥陀仏様が全ての人々を救うと心の底から願い誓って下さったことの不思議な力によって、この世には、生まれながらの善人も悪人もいない世になった。

 

私たちが善人とか悪人として識別している人々は、あくまでも「関係」が創り出したものなので、「物」ではなく「事」的存在。この「事」的存在を、我々が持つ物象化する機能が「物」であるかのような存在にして現象・現前させている。

 

「関係」こそが、善でも悪でもないもの、美でも醜でもないもの、聖でも俗でもないもの、つまり、「空」的存在を、あたかも善や悪、あるいは美や醜、聖、俗であるかのように現象させている、物象化させているだけだ。

 

要するに、この世の全ての存在は「事」という「空」的存在であり、「物→関係」ではなく、「関係→物」なので、「関係」こそが、この世界の第一次的な「存在」、つまり、「関係」こそが、この世の創造主である「神」。

 

この親鸞の言葉は、量子力学で注目されるようになった「関係主義」的世界観は、実は仏教の根本的な世界観、パラダイムであることを示しているのではないか?「物」よりも「関係」の方が真に実在するものという実体という概念に近いと考える「関係主義」が仏教のパラダイムであり、神髄だろう。

 

★:「関係主義」の対極は「実体主義」であり、「実体主義」では、この世の全ての存在は、個々に名前を付けて識別できると考える。一方、量子力学の量子には自己同一性が無いので、個々の量子に名前を付けて識別することは出来ないというのが、不思議な量子力学の前提。

 

量子力学の創始者であるニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーアは多才な人で、彼には東洋哲学の知識もあった。それで、ボーアは【量子論の解き明かした粒子と波動の二重性、位置と速度の間の不確定性などの世界像を「相補性」と名付け、後半生には量子物理学と東洋哲学に類似性があるとして東洋哲学、特に易経を研究していた。】(ウイキペディア)と言う。

 

また、ボーアは、【デンマーク最高の勲章であるエレファント勲章を受けた時、「紋章」に選んだのが、陰と陽、光と闇の互いが互いを生み出す様を表した東洋の意匠、太極図であったことからもうかがえる。】とウイキペディアは、ボーアの非実体主義的な、関係主義的な東洋哲学への傾倒ぶりを紹介している。

 

更に、【原子物理学論との類似性を認識するためには、われわれはブッダや老子といった思索家がかつて直面した認識上の問題にたち帰り、大いなる存在のドラマのなかで、観客でもあり演技者でもある我々の位置を調和あるものとするように努めねばならない。】(ウイキペディア)と指摘していた。

 

このボーアの言葉で重要なのは、「観客でもあり演技者でもある我々」だ。これは、従来の実体主義が前提としていた「主観(観客)ー客観(演技者)」図式での認識論を否定した言葉だ。従来は観劇については、一方の客席に観客である我々がいて、一方の舞台には演技をしている演技者がいる。そして、我々観客は、演技者とは無関係に劇を見ているという図式で観劇(認識)というものを考えていた。

 

しかし、ボーアは、それは誤解であり、観劇では観客も劇に参加しているのであって、劇というものは観客と演技者のコラボレーションとボーアは喝破した。これがミクロ世界の素粒子や原子だけでなく、マクロ世界の分子といった複合粒子でも見られる「粒子と波動の二重性」や「量子もつれ」という不思議な振る舞いをする量子の秘密。

 

仏教とマルクス思想、そして、量子力学の登場は、実体主義的世界観を関係主義的世界観に一変させた人類史を画する大革命だった。マルクスの「資本論」が難解な理由は、マルクスは、この関係主義のパラダイムで資本を説明しているのに、読者は実体主義のパラダイムで読むから。それで、マルクスは誤解されたり、批判を浴びてきたが、カギは「物象化」という人類という生物種の宿命的認識機能にある。

 

 

★★砦の上に我らの世界を

 

"ワルシャワ労働者の歌" - Warszawianka in Japanese

 

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★★イスラエルのシオニスト政権の蛮行

 

イスラエルは、パレスチナ人の子どもを平均1日に2人、年間700人も逮捕し、虐待している!!

 

「First Hand Films」は、チャンネル登録者数 6140人

Two Kids A Day | OFFICIAL TRAILER | A film by David Wachsmann
 

●人間の家畜化

 

イスラエル人が監督を務めたドキュメンタリー映画「トゥー・キッズ・ア・デイ」によると、イスラエルのシオニスト政権は、平均すると1日に2人、年間700人ものパレスチナ人の子どもを、治安部隊に石を投げた等の微罪で逮捕し、2~3年間も監禁・虐待している。

 

パレスチナ人の子どもが、イスラエルの治安部隊に石を投げた理由は、イスラエル側が勝手にパレスチナ人の家を壊したり、畑を奪い取るからで、子どものささやかな抵抗に過ぎないのだが、逮捕・監禁している。

 

(大人が抵抗すると射殺されてしまうから、子どもや少年・少女が石を投げて抵抗している)

 

その目的は、反抗しない「おとなしいパレスチナ人」に改造する、つまり「家畜化」(馴化)するためだ。このような人間の家畜化は欧米が世界中の植民地で行い、実際に成功してきた植民地支配の手法。実際に、逮捕された子どもが2~3年後に釈放されて帰ってくると、別人のように見える場合があると言う。

 

フランスの植民地だったアルジェリアでは、多くの民衆はフランス人をスーパーマンのように思い込んで、反抗する意思が打ち砕かれていた。そこで、解放勢力は爆弾をフランス兵に投げつけ、兵士が吹き飛ぶ様子を民衆に見せて、フランス兵も同じ人間だと覚醒させた。

 

●日本人もソフトな手段で家畜化されている!

 

日本人も既に米国によりソフトな手段で馴化され、家畜化されている。そのため、ほとんどの日本人は外国軍である在日米軍の存在を異常とは思わず、むしろ歓迎さえしている。首都近郊に、外国軍の基地があるのは世界でも日本ぐらいだ。

 

日本政府や日本のマスメディア、そして、アメリカで国際政治学を学んだ学者の大半は、アメリカによる日本支配の手先。日本のマスメディアが米国には都合が悪い「プロジェクト・フラ」のような事実を報道しないからだ。先の大戦末期のソ連の対日参戦は、ソ連軍が単独で行ったと騙し、日本人がソ連を憎悪するよう仕向ける報道を行っている。

 

また、日本のマスメディアは、アメリカは中国やロシアだけでなく、日本とドイツも仮想敵国と見なしていることなどの真実を報道しないからだ。アメリカは中国やロシアだけでなく、日本とドイツも仮想敵国と見なしていることは、1990年代の初期に、国家機密を手に入れたアメリカの有名な新聞ワシントン・ポストが報道しているから、日本の国際政治学者が知らないはずがないし、本当に知らないのであれば、国際政治学者ではない。

 

★:パレスチナの幼い少女が家を壊し、畑を盗むイスラエルのシオニスト軍兵士に抗議!大人が抗議すると射殺される場合があるので、子どもが抗議するしかないのがパレスチナの実態

 

このような世界最悪の人権侵害国家、ヘイトクライム国家、レイシスト国家がイスラエル。従って、これまで一貫してイスラエルを支援し、擁護してきたアメリカ(と欧米諸国と日本)には、中国やロシアに対して偉そうに人権や民主主義を語る資格は無い。

 

だから、グローバルサウス世界ではアメリカではなく、中国に期待する国が増えているので、早ければ10数年後には中国が覇権国家となり、日本はアジアで孤立する可能性がある。

 

MSNBC」は、登録者数634万人のアメリカのニュース専門チャンネル

After Going Viral for Slapping an Israeli Soldier, Ahed Tamimi Shares Her Story

2022/09/22


<機械翻訳>

 

幼い頃から、アヘド・タミミは抵抗の象徴となり、占領地に住むパレスチナ人の窮状に再びスポットライトを当てるのに役立ちました。今、タミミは自分の言葉で自分の物語を語る回顧録を携えています。共著者でパレスチナ系アメリカ人ジャーナリストのデナ・タクルリがメフディに加わり、議論する。
 

少女が兵士の顔を叩いたのは「テロ」という罪状で、母親と共に少女を逮捕!!イスラエルは、小学生ぐらいの子どもを微罪で組織的に逮捕し、牢獄に監禁して虐待している。

 

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

少女が兵士の顔をたたいたのはテロか ヨルダン川西岸の村で
2018/02/05


パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のナビ・サレハ村で昨年12月15日、16歳のアヘド・タミミさんと母親のナリマンさんが、自分たちの自宅前の私道に立つイスラエル兵を平手打ちした。その動画がインターネットを通じて広く拡散され、アヘドさんとナリマンさんは逮捕された。

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

両手折られ犬をけしかけられ……釈放パレスチナ人少年、イスラエル刑務所内での虐待証言

3週間前

 

「BBC News Japan」は、登録者数43.5万人のイギリスの公共放送で、日本のNHKと同じように真実も報道するが、明らかなウソも報道するために、日本のリベラル派にはBBCに騙されている者が多い

イスラエルの刑務所は地獄だった……釈放された17歳のパレスチナ人

3週間前
 

 

★★「だから私は沈黙を破った」

 

パレスチナを占領するイスラエル兵が告白した“非人間的行為”と苦悩…「人を支配することがいかに不可能で、ひどいやり方になってしまうか」

 

「TBS NEWS DIG Powered by JNN」は、登録者数191万人のチャンネル

「だから私は沈黙を破った」パレスチナを占領するイスラエル兵が告白した“非人間的行為”と苦悩…「人を支配することがいかに不可能で、ひどいやり方になってしまうか」【DIGドキュメント×TBS】 2023/11/11

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教…3つの宗教の聖地・エルサレム。ユダヤ国家イスラエルが占領後、首都としての既成事実化を進めてきた。エルサレムに限らず、パレスチナ人が暮らす「ヨルダン川西岸地区」の街々を占領し続けるには、大きな兵力を必要とする。

徴兵制のもと、占領軍の兵士となったイスラエルの若者たちは、パレスチナ人を力で押さえつけなければならないストレスにさらされ、人間性を失ってしまうという。

兵役を終えた若者たちが、パレスチナで行った非人間的ともいえる行為を告白し、自国の占領政策そのものに異議を唱え始めた。(2009年9月放送)

 

★:これまで、アメリカが行ってきた数々の戦争について、アメリカを擁護するウソ報道を繰り返し、2001年以降だけでも、数百万人以上の殺害に加担してきた殺人テレビ局TBSだが、珍しく真実を報道!!

 

 

★★パレスチナ人40人以上を殺害した元イスラエル軍兵士の証言

 

犠牲者たちが夢に現れ、「なぜ殺した?」と攻め立てる!!


🔻2015年、イスラエルの法廷で、パレスチナ人40人以上を殺害した元イスラエル軍兵士による苦悩の証言。自衛隊の隊員も戦ってはならない。生還しても、敵を1人でも殺せば戦死した方がマシだったと後悔する可能性があるからだ。抑止論者は軍備を整えて戦争を防ぐべきだと言って、一見すると平和主義者のよにも見えるのだが、彼らは侵略されたら、日本も銃器を使って戦うべきだと言う。

 

ところが、彼らの前提は戦うのは自衛隊であって、自分や自分の家族ではない人が多い。侵略されたら、日本も銃器を使って戦うべきと言う日本人は老人であれ、女性であれ、他人を戦わせるのではなく、自分自身が戦うのが道理だろう。


「Ali Dawah」は、登録者数 114万人のチャンネル

ISRAELI SOLDIER SAYS "I PEE AT NIGHT FOR WHAT I DID TO PALESTINIANS"
 

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Kumi@🇮💟🇨🇺☭@Kumi_japonesa

 

【元シオニスト兵士の苦悩】
https://twitter.com/Kumi_japonesa/status/1722444113721872712

 

1/3
イド・ガルラゾン氏:あなた方のために、この手で殺した!「手を血に染めたテロリストがいる」と言われたからだ。あなた方のために、この手で40人以上、殺した。私が殺した!それで、あなたはここで何をしているんだ?

2/3
私は9年前に戦争で負った傷の補償を何ひとつ受け取っていない。数万、数十万シュケルもの金を母が私のために全部支払わなければならないのか?どう思う?物事とはそういうものか?私がガザで負った傷のために、治療費を母が払ってる。誰も責任を取らない。誰も私にセラピーを受けさせてくれない。

3/3
だから、私は不満をぶちまけ、叫ぶのだ。PTSDで、夜になるとおしっこを漏らす。犠牲者たちが夢に現れ、私に向かって「なぜ殺した?」と言うんだ。「なぜ殺した?」と。こんなことを言われて、正気でいられるか?人生で成功を得られるか?

 

 

★★栄光の代償(兵士が語るフォークランド戦争)

 

1982年のフォークランド戦争ではイギリス軍が勝利し、サッチャー首相は「英雄」と称賛された。しかし、最前線で戦い、生還したイギリス軍兵士の中には、戦場での記憶が忘れられずに心を病む兵士もいた。つまり、たとえ自国が戦争に勝ったとしても、最前線で戦う兵士には無関係。生還できてもトラウマを抱え、死ぬまで「生き地獄」に陥るからだ。


「saiun2010」は、チャンネル登録者数 254人

栄光の代償(兵士が語るフォークランド戦争)

 2011/11/26


昭和63年8月12日にNHK特集として放送されました。1982年勃発したフォークランド(マルビナス)戦争を描いたドキュメンタリー作品です。戦争をアルゼンチン、イギリス双方の当事者の視点から公平に見せ、ドキュメンタリーとして非常にすぐれた作品に仕上がってます。兵士、遺族など当事者達によって語られる言葉のひとつひとつが、とても重く心に伝わってきますね。

 

 

★★日本のテレビが絶対に放送しない動画 1

 

★羽田空港の飛行機衝突事故。犯人はJALじゃない!

 

深田萌絵氏は強固な反中国派であり、このブログとは中国の評価などで、大きな立場の違いがある。しかし、正しいことは誰が言っても正しい。だから、立場・見解の違う人の意見も、極力聞くべきだ。

 

これまで、何度も政治家に利用され、悪者にされてきたJAL。今回も?

「深田萌絵TV」は、登録者数23万人のチャンネル

羽田空港の飛行機衝突事故。犯人はJALじゃない! 2024年1月3日


首相は弱いもの苛めやめろ!命かけて乗客の命を守ったJAL乗組員をまずは表彰しなさい!!
原因が解明されていないのは、分かってます。でも、命を懸けて乗客を守った乗務員の皆様を是非とも労って差し上げて欲しいです。批判ばかりでは現場が報われません。

 

「深田萌絵TV」は、登録者数23万人のチャンネル

【JAL機衝突】米報道で浮上する日本政府4つの隠ぺい工作。 2024年1月4日 

海保機長の宮本元気氏を業務上過失致死として政府は幕引きしようとしています。海保機が滑走路に入ってしまったことは間違いないですが、10:0で彼だけの責任ではないはず。米報道を調べると、それ以上の過失が政府側にある可能性が浮上しました。

【目次】
00:00 1.オープニング
00:38 2.海保機長に責任をなすりつけ!?
08:12 3.4つの疑問
12:06 4.①空白の2分間
14:02 5.②旧式のトランスポンダだった?
20:32 6.③滑走路警告灯が故障していた
27:25 7.④存在しない交信記録!?
34:23 8.政府側の過失も調査せよ
43:06 9.情報公開と公正な調査を

 

 

★★日本のテレビが絶対に放送しない動画 2

 

★能登半島地震 専門家は「地下水」が原因と指摘

 

熊本はTSMCで空前のバブルとなり、熱狂している。しかし、台湾ではTSMCは重金属汚染問題、公害を引き起こしているし、水不足も引き起こしている。熊本では、年間400万トンの地下水くみ上げるので、農業が水不足に陥る可能性もある。更に、地震を誘発させるかもしれないが、熊本は大丈夫なのか?

 

「深田萌絵TV」は、登録者数23万人のチャンネル

能登半島地震 専門家は「地下水」が原因と指摘  2024年1月2日

 

note:2023年7月20日
TSMC第二工場誘致、熊本水資源危機!?
https://note.com/fukadamoet/n/ncfce543bea54
深田萌絵

 

★★日本のテレビが絶対に放送しない動画 3

 

★日本の右派勢力や右派メディアの正体=商売右翼であることがよくわかる動画

 

「深田萌絵TV」は、登録者数23万人のチャンネル

参政党について、右翼誌が報じない大人の事情  8か月前

 

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備忘録(2024年1月4日)

 

★★ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った

 

航空万能論GF:2023.12.31
ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-medias-summary-of-2023-fell-into-a-trap-of-their-own-making/

 

<以下略>

 

<要約とコメント

 

🔶ロシアが大国であることを忘れ、ロシアを侮蔑し過ぎて劣勢となったウクライナやアメリカ・NATOだが、伊藤貫氏によると、メッテルニッヒビスマルクは、「ロシアと戦争をしない方が良いし、戦争をしても勝たない方が良い。下手に勝ったりすると後に、敗けた場合よりも酷い目に遭うからだ」と言っていたことも参考にしてもらいたい。確かに、日本も日露戦争で勝利したが、後に満州や千島列島に攻め込まれて酷い目に遭った。親ウクライナ派ではあるが、比較的客観的な記事を掲載している「航空万能論」の記事。

 

32分00秒~

「新日本文化チャンネル桜」登録者数 11.6万人のチャンネル

伊藤氏の核武装論には同意できない。しかし、伊藤氏のアメリカ観や日本観にはほぼ同意できる。保守派の言うことが、全て間違いなどということはないので、われわれは、優れた保守派からも学ばなければならない。

【伊藤貫の真剣な雑談】第5回「米露関係破綻の原因は何か?」[桜R4/3/31]
 2022/03/31


在米30年で、アメリカの政財界や政治学者の動向に詳しい伊藤氏は、19世紀前半のヨーロッパ外交の主要人物は、オーストリア帝国とドイツの政治家メッテルニッヒで、後半がドイツ帝国のビスマルクだったと言う。この2人は、ロシアが好きというわけではないが、ロシアとの戦争回避に最も力を入れていた。

 

と言うのは、この2人はロシアと戦争した場合、勝てる可能性はあるが、下手にロシアに勝ったりすると、しぶとく、復讐心が強いロシアは数十年後、必ず復讐してくる。すると、ロシアに勝った時に得る戦利品で、一時的に潤っても、それ以上の被害を受け、もっと酷い目に遭う。

 

だから、ロシアとは戦争をしない方が良いし、戦争をしても下手に勝たない方が良いと、この2人の宰相は考察し、対ロシア外交を再重視していたと言う。それで伊藤氏は、この2人と比べると、現在の欧米指導者らのアホさ加減に呆れ、核戦争へのエスカレーションを本気で心配している。

 

●Ukrainska Pravda紙は、2023年の戦いを総括する記事で、侵攻当初、キエフへの奇襲攻撃を撃退したことで、ウクライナでは、世界第2位のロシア軍を馬鹿にするようになった。更に、ウクライナではロシアの実力を認めると、親ロシア派と見なされ、批判される風潮が形成されたと指摘した。

 

その結果、ウクライナでは、「ロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団」と決めつける言論ばかりとなり、ロシアの実力を客観的に評価できなくなったこと、逆に言えば、自軍の実力を高く評価し過ぎて慢心が生じたことが、6月から開始した反転攻勢の失敗を招いたと反省している。

 

ロシア軍を馬鹿にする風潮は、国民の士気を高める効果があったことは確か。しかし、肝心のウクライナ東南部の占領を許したことを忘れさせ、ロシア軍を馬鹿にするムードはメリットよりも、デメリットの方が多くなっていた。ロシア人は自らの過ちから学んでいたからだ。

 

★:キエフ方面への奇襲攻撃の主たる目的は、キエフの占領ではなく、東南部を占領するための陽動作戦だった可能性がある。というのは、ロシア軍はほとんど犠牲を出さずに難しい撤退作戦に成功したからだ。元自衛隊の・・・

 

★ウクライナ軍の総司令官ザルジニーは、反転攻勢の失敗を認め、その原因は、ロシアの中枢が想像以上に冷酷で、兵士の命を軽視する戦い方をすることに気が付かなかったことと言明した。これは、非常に上手い言明だ。

 

ゼレンスキーと比べると、ザルジニーは賢い。なぜなら、ゼレンスキーのように、誰が見ても、反転攻勢が失敗して膠着状態に陥っていることを、頑なに認めないと、却って信用を失うからだ。ゼレンスキーは戦前の日本の大本営と同じであり、劣勢なのに劣勢を認めないと信頼を失うだけだ。

 

一方、ザルジニーは素直に劣勢であることを認めて、最も大切な信頼を維持しようとしている。また、同時に、ロシアを目的のためには手段を選ばない非道徳的なマキャベリズムの国として描き、「人道主義」対「非人道主義」の戦いであるかのようなプロパガンダもして一矢報いているから、ゼレンスキーよりも賢い。

 

ザルジニーが「冷酷」と言っているのは、ロシアが機甲部隊を突撃させる戦闘では成果が挙げられないことが判明すると、少数の歩兵部隊による波状攻撃に切り替えたことを指している。ところが、6月上旬からの反転攻勢では、ウクライナ軍も機甲部隊を突撃させる戦闘で地雷に阻まれて成果が挙げられないことが判明すると、少数の歩兵部隊による波状攻撃に切り替えたので、ロシア軍と同じ戦法を採用したし、現在も大型兵器が渡河させられないドニエプル川東岸では、歩兵主体の戦法を採用し、多くの死傷者を出している。

 

●2022年後半のハリコフ州の奇襲攻撃の成功で、ウクライナ国内では楽観論が生まれ、更に、ヘルソン州のドニエプル川西岸のロシア軍の撤退は、ウクライナ軍の猛攻にロシア軍が耐えられなくなり、撤退に追い込まれたと宣伝されたため、ロシア軍は弱いから、NATOが供与した武器で攻撃すれば勝てるという楽観論を、確信に変えただけでなく、この確信は西側世界では、クリミアの解放も近いという過大な期待を産み出したために、最大10キロ程度の進撃で膠着状態に陥ったことが明白になると、大きな失望と不満を産み出した。

 

更に、この楽観論を懐疑する言説は、社会全体における異論への不寛容、親ロシア派というレッテル貼りをされる可能性が強まったために、楽観論を戒め、反攻作戦への疑念がある人も、沈黙するしかない状態になった。


★しかし、ロシア軍のヘルソン州のドニプロ川西岸からの撤退は、ロシア軍が兵站機能が失われるのを予想して自主的に撤退したのであり、奇襲攻撃で敗走したハリコフ州とは異なる。それで、ロシア側では困難な撤退作戦を、ほとんど損出を出さずに成功させたとして、ロシア軍を称賛していた。

●ウクライナがロシアを嘲笑している間に、初期の戦況を反省して長期消耗戦になると判断し、ロシアは最前線の塹壕の要塞化や、武器の生産などの分野で長期消耗戦に必要な準備を整え始めた。


一方、ウクライナ側では、初期の戦況の中でも首都圏の防衛に成功したことのみに注目して、東南部が占領されたことを軽視した。そのために、ロシア軍は弱いと判断してしまった。ところが、去年の6月からの反転攻勢では、ロシア軍が予想以上に強く、ウクライナの反転攻勢を跳ねのけた。

 

そのために、ウクライナは自信喪失に陥り、国民全体がトラウマを抱え込むようになった。その結果、たとえばロシア軍が小さな村を占領したぐらいの小さな成功を、ウクライナ側は大成功したかのように受け止めるようになった。

 

★:ロシアは最前線の塹壕の要塞化や、24時間体制での武器の生産体制を整えた。また、北朝鮮やイランなどとも連携して、国外での武器の補給体制を強化した。その結果、ドローンでも、ロシアはウクライナより多くのドローンを生産できるようになった。

 

つまり、ロシアは、戦車や装甲車などの武器や弾薬・砲弾の生産では、既に総力戦体制に移行した。更に、当面必要な兵士の確保の件でも、莫大な予算を投入して国の内外から兵士を集める体制を築き、40万人以上を確保した。

 

●ウクライナは、劣勢に陥ったことで、失望した者の中には、失敗の原因を究明するのではなく、スパイ・裏切り者や、国民としての義務を果たそうとしない者、更には、ゼレンスキー政権を批判する者も現れた。


ザルジニーは軍や国内でも未だに高い人気を維持している。しかし、激昂した国防委員会のベズフラ副委員長は自分の責任は棚に上げ、軍も含めた他者に責任を擦り付けるなど、醜い内部対立を煽りウクライナに最も必要な団結を破壊する最悪の傾向も現れ始めた。

 

昨年の経験から、長期戦になることは明らかなので、来年以降は「奇跡的な電撃戦」ではなく、「新たな挑戦」「厳しい試練」「避けられない損失」への覚悟が必要だ。しかし、この暗い見通しは、社会の一部から、希望を奪っている。

★:1991年の独立以来、ウクライナの反ロシア勢力はアメリカの資金を使って、間違いであることが明らかなホロモドール説を学校で真実と教えるなど、ロシアとの融和ではなく、ロシアへの憎悪を煽るプロパガンダが行われてきた。その結果が、この戦争であり、日本や欧米の反ロシア派の学者にも、このホロモドール説を真実であるかのようにプロパガンダして、ロシアへの恐怖を煽る従米勢力がいる。

 

この「ホロモドール」とは「ソビエト飢饉」であり、ウイキペディアでも反ロシア派により、「この飢饉は、当時のソ連のスターリン政権による計画的な飢餓、または不作為による人災、人工的・人為的な大飢饉であったことが明らかになっている」と説明されているが間違い。

 

ロシア革命の時、「シベリア出兵」(1918年~1922年)で、日本や欧米諸国がソ連の革命政権を打倒するためにソ連に侵略戦争を仕掛けたので、スターリンは次の侵略戦争に備えて、急いでソ連を工業国化するために酷い飢餓輸出を行い、工業化に必要な機械類を輸入したことで、多くの犠牲者を出した。


しかし、飢餓が起きたのはウクライナだけではない。他には北コーカサス、ヴォルガ地域、カザフスタン、南ウラル、西シベリアなどのソ連の主要な穀物生産地域でも飢餓が起きた。だから、日本や欧米の反ロシア派やウクライナの右派勢力が広めた「ホロモドール」とは間違いであり、反ロシアのプロパガンダであり、その直接的な原因はスターリン政権だけでなく、ソ連の内政に干渉する侵略戦争を行い、多くのロシアの民衆を殺害した日本も含めた西側にもある。


(アメリカは、日本人が親中国や親ロシアにならないように様々な情報操作をしてきたが、1969年に海底の油田の存在が公表されると同時に、日本や台湾、中国との間で発生した尖閣諸島の領有問題も、その一つ。この問題が起きた時、南シナ海の歴史に詳しいイギリスの在日大使館は本国政府に、日本側を支持するなと公電していたので、イギリスも中国領説である可能性が高い。日本側の「尖閣諸島は日本領」という主張を支持する国は、同盟国のアメリカを含めても世界には一つも無く、日本だけだ。また、多くの日本人は、先の大戦末期のソ連軍の満州や千島列島への侵攻や「シベリア抑留」、「北方領土問題」などで、ロシア人を憎悪している。また、ソ連よりも先に民間人を大量虐殺したのは「シベリア出兵」の時の日本軍であることを多くの日本人は知らされていないために、この憎悪は増強されている。また、「北方領土問題」も、「サンフランシスコ平和条約」に調印する前、日本政府は国会での答弁では、4島の中では大きな2つの島である国後島と択捉島の両島は、ソ連に割譲する千島列島に含まれるから、ソ連に割譲する表明していた。ところが、その後米政府に、この2島も千島列島に含まれないとし、<4島とも日本に返還せよ>と要求する「北方領土問題」が起きた。米政府は、2島返還の要求では、日本と敵対したくないソ連が妥協して日本に2島を返還してしまう可能性があるから、日本人がソ連を憎むようにならないと判断した。そこで、米政府は、4島返還でないと「沖縄を返還しない」と日本政府を脅したので日本側が屈して、交渉の途中で「2島返還論」から「4島返還論」に変えたために解決が困難となった。更に、日本がウクライナへ軍事援助を行ったので、怒ったロシアは、今では1島も返さないと言っている。兵士が必要とする物は全て武器なので、ヘルメットや防弾服も武器であるのは常識だからだ。また、日本は1996年に放射性物質の海洋投棄は全面的に禁止とした「ロンドン条約」の調印国なのに、日本は福島第一原発の微量であれセシウム等も含まれている汚染水を海洋投棄したからだ)


また、そもそも当時のスターリンが主導していたソ連政府には、ウクライナ人を絶滅させること、つまり、ソ連の労働力を減らすことで得られるメリットは無い。ソ連は内戦により、多くの労働力を失ったので、スターリンがウクライナ人を敵視していたとしても、ウクライナ人は「生かさず殺さず」で働かせた方が良い。この大飢饉は主に、極端な中央集権制だったスターリン主義体制(国家社会主義)を支えた無能な官僚たちの責任と思われる。

航空万能論」の主催者(管理人)は、希望を取り戻そうとして、1940年の「ダンケルクの戦い」でイギリス軍がヨーロッパから叩き出された時に、チャーチルが有名な演説で「諦めていけない」と訴えて戦い続けて勝利したことを想起させる報道がなされると予想する。

 

しかし、彼はチャーチルの演説よりも、1941年5月にジョージ・オーウェルが書き残した言葉の方が、今のウクライナ国民には適切だと言う。オーウェルは当時、米国の援助を得ても、ドイツとの戦争に負けると予想し、イギリスが敗北した場合には、ドイツの「秘密警察が駐留して人口の半分が飢餓」に苦しむ事態となる、しかし、一部の政府の統制を離れたゲリラ部隊が存亡のため戦うと予想していた。

 

しかし、実際には米国の援助を得て、イギリスは「諦めずに戦い」連合軍側が勝利した。そこで、仮に欧米の援助が途絶えても諦めずに戦い、最悪の事態は避けるべきだと言う。

 

★:おそらく、航空万能論」の主催者(管理人)は、人間の予想は外れるから、オーウェルの悲観的予想も外れた。そこで、いろいろと予想するよりも、勝利を信じて諦めずに戦うことが大事だ主催者は言いたいのだろう。植民地の先住民が占領軍に敵対的な場合、住民50人につき、1名の兵士を配備しないと植民地は維持できない。すると、キエフ政府の支配下にある約2000万人のロシア軍に敵対的なウクライナ人を支配するには、40万人の治安維持用のロシア軍を全土に配備しなければならないし、現在、占領したウクライナ東南部にも、ロシア軍に敵対的なウクライナ人は少なからずいる。

 

すると、ロシアがウクライナ全土を占領した場合、40万人のロシア軍を貼り付け、更に、NATO軍と対峙する別の戦闘部隊も必要なので、ウクライナ全土の軍事占領はロシアには不可能であることは明白だった。なぜなら、アメリカでさえ、ベトナム戦争のピーク時に60万人の米軍を派遣したが死傷者が多数出たし、財政破綻しそうになって撤退したからだ。

 

それで、当ブログでは最初から、ロシアの狙いはウクライナ全土を軍事占領するような戦争ではなく、やはり、厳密にはロシア民族が多い東南部だけの占領とウクライナの朝鮮半島化だと書いてきた。事実、イラク戦争で米軍はフセインの大統領官邸や、政府庁舎も石油省以外は爆撃した。しかし、ロシアは今でもキエフの政府庁舎や大統領官邸などの爆撃は避けている。

 

すると将来、勝利したロシアが可能なのは、降伏したキエフ政府自体に、極端な反ロシア派であるネオナチの取り締まりを代行させることぐらい。それで、ネオナチを絶滅させるのは困難だが、政権中枢からネオナチや極右派を排除する、つまり、非ナチ化は可能だろうし、ロシア民族の虐殺や迫害防止、ウクライナの中立化も可能だ。

 

プーチンの狙いは、直接的に支配下に置くのはウクライナの東南部、つまり、ノボロシアでもロシア人が多い地域だけのはずで、残りはキエフ政府の統治に任せる構想。ただし、オデッサ州の占領は戦況とロシア国内の世論次第だろう。


●Kyiv Independent紙の記者寺島朝海氏は、ウクライナはドニエプル川左岸に関する報道のほとんどを禁止しているが、兵士達の声は記録しなければならないと述べた。ウクライナは、ロシア軍を見下して慢心し、反転攻勢に失敗した。この見下すというトレンドは、航空万能論」の主催者(管理人)も含めた西側メディアも助長した。

 

というのは、この渡河と橋頭保の構築を狙った作戦では、補給も撤退も困難で渡河した兵士は絶望的な戦いを強いられている。ロシア軍を見下す風潮に影響され、多数の兵士を無意味に犠牲にしている戦いだからこそ、将来のために教訓を残すことに意義がある。

 

★:「航空万能論」の主催者は、自らの「航空万能論」も含めて西側メディアも「ロシアを見下す風潮」の助長に加担したと反省しているが、このような自己批判するサイトは、親ウクライナ派・反ロシア派では極めて珍しい。また、このサイトは親ウクライナだが、ウクライナ政府の発表も吟味・検証しようとし、テレビや新聞のようにウクライナ政府の発表を、そのまま真実であるかのような報道はしていない。

 

当サイトは、2014年から、このウクライナでの戦争を観察して記事にしてきたので、この戦争は日本の真珠湾攻撃と同じだと考える。つまり、一見するとロシアが起こした戦争のように見えるが、実はアメリカがロシアを追い詰めて引き起こした戦争だと解釈してきた。しかし、これはロシアが<善>で、ウクライナが<悪>と言う意味ではない。

 

アメリカ・シカゴ大学のミヤシャイマー教授や、保守系政治アナリストの伊藤貫氏らは、民主主義を唱えている国家であれ、独裁国家であれ、どのような国家でも、国家という存在は他国に対して攻撃的という国家観を前提に、国際政治学派内部では「攻撃的現実主義」を唱えている。この国家観は、一理も二理もあるのは確かだ。しかし、そもそも、国家は太古に誕生した時から、何らかの正当性も不可欠な存在であって、初期には宗教教義が利用されて国家の正当性を支えてきた。

 

しかし、16世紀以降、ヨーロッパで宗教戦争が起こると、戦争は敵側の絶滅を目指す絶対戦争となって犠牲も多い収拾不能な戦争、共倒れに成りかねない戦争となった。その結果、国家は宗教教義による正当性を放棄して世俗国家となり、宗教教義の代わりに政治的理念で正当性をアピールする集団に変身した。そのために、戦争を始めるには独裁国家であれ、自国民の支持を得ないと不可能となった。

 

つまり、軍事力の強弱だけでは戦争は起こせず、特に戦後の国連の結成により、公式には自衛戦争だけしか認められないことになった。ただし、覇権国アメリカだけは事実上、例外扱いだが、アメリカでさえも自国民が正義の戦争と認める必要があるので、ウクライナの「マイダン革命」(実際はクーデター)のように、偽旗作戦で「ロシア=悪」というレッテル貼りが必要だ。

<参考資料>

航空万能論GF:2024.01.2
ウクライナメディアによる2023年の総括、政府は困難な現状を認められない
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-medias-summary-of-2023-the-government-cannot-accept-the-difficult-current-situation/

 

マスコミに載らない海外記事:2024年1月 1日 (月)
ウクライナ状況報告:ウクライナの兵器製造施設に対する攻撃-防空システムの欠如
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-b0de73.html
2023年12月30日
Moon of Alabama


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<休憩>

 

T.Rex - 20th Century boy

 

 

★★日本のテレビが絶対に放送しない動画 4

 

●ウクライナ戦争は莫大な利益が得られる投資だ!!

●ウクライナ人が何人死のうが最後まで続けさせろ!!

●そうすれば、最終的には大儲けができる!!

by 一昨年の9月まで英国首相だった守銭奴で大量虐殺者ボリス・ジョンソンのお言葉。

 

パワーポリテックスの信奉者から、国防の要と見なされている軍事産業は、多くの国で政権党と癒着しているが、特にアメリカの軍事産業は覇権国家アメリカ政府を動かして定期的に戦争を起こさせ、これまで生き残ってきた。


アメリカ合衆国が関与した戦争一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%8C%E9%96%A2%E4%B8%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E6%88%A6%E4%BA%89%E4%B8%80%E8%A6%A7

 

2000年頃、プーチンがNATO加盟を目指した時、NATOが断った真の理由は、ロシアという「悪役」がいなくなると、アメリカの軍事産業が売り出す商品である武器が、ヨーロッパで売れなくなって困るからだ。

 

つまり、今のところ、米国の軍産複合体とネオコンは、反ロシアで連携しているが、ロシアの解体と資源の収奪を目指すネオコンと、現在のロシアのように悪役を演じさせたい軍産複合体とは、やがて、内ゲバを起こす可能性がある。

 

「悪役」が中国だけになると、中国から遠いヨーロッパで、米国製の武器が売れなくなるからだ。利幅が大きい軍事産業は資金が豊富だ。それで、軍事産業は多くの政治家や政治学者、軍事専門家、ジャーナリストを抱き込み、危機や多民族への憎悪を煽り、戦争を引き起こすから、資本主義が続く限り、戦争を終わらせることは出来ない。

 

1:20:10~

新日本文化チャンネル桜」は、登録者数 12.8万人のチャンネル     

【伊藤貫の真剣な雑談】第15回 伊藤貫×水島総特別対談

「米ランド研究所も止めるウクライナ戦争、世界大戦を招くネオコンの

愚行と卑しさ極まる拝米保守」[桜R5/6/24] 

 

●ウクライナ戦争では、天然ガス・石油などのエネルギー産業は3000億ドルも利益を上げた。その他、モンサントを吸収した食料メジャーバイエルンや軍需産業も大儲けした。欧米の支配的エリート層は、儲けるために国家間や民族間の対立を起こし、次々と戦争をしている。

 

アメリカの支配的エリート層の生態に詳しい伊藤氏は、彼らの正体は俗物で、その無教養ぶりに驚いたという。たとえば、去年の9月まで英国の首相だったボリス・ジョンソンは、アメリカ各地を回って共和党の富裕層集めた小規模の集会を開催し、ウクライナ戦争中止派のトランプの当選を阻むため、反トランプ派の候補に献金し、「ウクライナ戦争を続けて、ロシアを叩きのめせ!」と訴えていたという。ところが、彼の戦争推進の理由が余りにも非道なために外部に漏れた。ジョンソンは大儲けが出来るからウクライナ戦争を続けるように訴え、「戦争は投資だ!」とアジったからだ。

 

●要するに、ウクライナの安全保障とか、自由や主権の維持などは建前の綺麗ごとに過ぎない。ウクライナ戦争の真の目的は、去年から伊藤氏も指摘していたように、1990年代のようにロシアに、米英の傀儡政権を樹立してロシアの資源を奪い、米英の軍産複合体や金融資本、マスゴミに大儲けさせることだった。