備忘録（２０２１年１１月０８日）
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★★息を吐くようにウソをつくアメリカ。世界で最も邪悪な国家
シリア化学兵器攻撃の嘘
280 回視聴2018/04/29
爆発音がして、病院に「毒ガス攻撃だ」と叫ぶ大人たちが子供を運び入れ、水で子供洗うとシーンを撮影すると治療もせずに、直ぐに子供を連れて出て行った。このような映像をBBCなど、欧米諸国のマスゴミが報道し、シリア政府による毒ガス攻撃の証拠とされてきた。
世界中のリベラル派が信頼しているイギリスの公共放送BBCは、自称の「シリア人権監視団」や「ホワイトヘルメット」などの怪しい組織から提供されたアサド政権が毒ガス攻撃をしたとか、村民虐殺の証拠なる映像や写真、証言を何度も報道してきたために、世界中が信じてしまい「事実」となった。
ところが、シリアの「内戦」の初期の頃には、反アサド政権側の報道でも、１日で治安部隊員が１００名も殺害され、殺害された人が反政府派のデモ隊側よりも多い日があるなど、普通の内戦では起きないようなことが起きた日もあった。これは、デモが起きる前から、シリアに武器が運び込まれていた可能性があることを示している。
通常、毒ガスのような兵器は、国家しか保有していないために、シリアで毒ガスが使われたとすれば、シリア軍が疑われるのは常識だ。ところが、シリアの場合、反政府側のゲリラが、欧米の情報機関やトルコ、サウジ、カタールなどの支援国のどこかからか提供された毒ガスを使って、普通の市民を殺し、それを、アサド政権の犯行に見せかける偽旗作戦が度々行われた。
アサド政権の軍が、反政府側のゲリラが支配していた地域からゲリラを追い出し、彼らの武器庫を調べたら、毒ガスが出てきたこともある。また、トルコ側から、ゲリラへの補給物資を運ぶトラックを、シリア政府軍が拿捕して調べたら、毒ガスが入ったボンベが多数みつかったこともある。こうしたことから、米国かトルコ、サウジなどがゲリラに毒ガスを提供し、偽旗作戦をしてきたことは明らかである。
実は、市街地で毒ガスを使用しても、建物が多いためにガスは広がらず、意外と犠牲者は少ないという。要するに、ヘリで毒ガス爆弾を投下しようが、通常の爆弾を投下しようが、その破壊力は余り変わらないので、オバマが、「毒ガス」攻撃を米軍介入の「レッドライン」と宣言した後にも、シリア軍が自滅的な米軍介入の口実となる可能性がある「毒ガス」攻撃をするわけがない。
しかし、その後も、米軍の参戦しか勝てる見込みが無い反政府ゲリラ側が、謀略的なウソの毒ガス攻撃をした。それで、シリア軍との全面戦争には乗り気でなかったオバマは窮地に立たされ、困ったいたところに、プーチンがシリア軍が保管していた全毒ガスの破棄という妥協案を出して、オバマを救ったこともあった。
つまり、オバマは大統領だが、米国の情報機関や米軍は独自の判断で行動し、自国の大統領さえも、困らせる場合もあるのだ。★
同じことは、トランプの時も起きた。ビジネスライクに問題を解決したいトランプは、莫大な費用が掛かる戦争を無駄と考えていたと思われる。それで、米国の国務省（外務省）が秘密資金で、反米政権を倒す工作に莫大な資金を使って、その国の反政府派を育てて、謀略工作に使うの止めさせるために、国務省の予算を大幅に削減した。また、シリアで「イスラム国」を壊滅した後、トランプはシリアからの米軍の撤退を宣言した。ところが、軍が反対し、結局、少数の部隊を撤退させただけで、今でも米軍はシリアに駐留し、東部の石油地帯を占領してシリアの石油を奪っている。アフガンでも、軍の反対論を抑えて、米軍の撤退を決めた。
★：１９３５年３月２３日 ～ １９７２年５月２日までＦＢＩ長官を務めたジョン・エドガー・フーヴァーは、後にＦＢＩと改称された司法省捜査局の第６代長官に１９２４年任命された。その後、フーヴァーは１９７２年に死去するまで８人の米国の大統領の下でＦＢＩ長官の職を続けられたのは、ＦBIの組織を利用して、歴代大統領の弱み調べさせ、脅していたからで、米国の大統領も、部下に操られる場合がある。
日本でも、次世代の党党首を務めて２０１７年に引退した極右平沼赳夫の養父で、戦前に第３５代の首相を務めた平沼騏一郎は国粋主義者で、１９１０年の冤罪事件である幸徳事件（大逆事件）では、検事として幸徳秋水らに死刑を求刑し、治安維持法前身の勅令治安維持令も交付した人物として悪名が高いが、日本のフーヴァーのような人物。
敗戦により、平沼騏一郎はA級戦犯として訴追され、終身刑の判決で獄中で死去したが、検事総長時代に掴んだ当時の大物政治家たちの「弱み」を利用して彼らを脅し、首相にまで上り詰めた疑惑がある。また、彼は右派勢力の中心人物として暗躍し、帝人事件や企画院事件の黒幕だった疑惑もある。
★★中国政府が愛したジャック・マー氏、転落劇の内幕
ロイター：ワールド：２０２１年１１月７日
＜以下略＞
【コメント】
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＜休憩＞
HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles)
69,107 回視聴2011/08/05
＜おまけ＞
★★デモクラシータイムズ【ウイークエンドニュース】
総選挙2021 見えてきた課題 WeN20211106
28,822 回視聴23 時間前にライブ配信
仮に、今回、野党が勝って政権交代が起きても、前回の民主党政権を同じく、官僚やマスゴミにボロボロにされ、何も出来ずに終わることになるだろう。米国も動くし、巨大資本も動く。また、彼らには彼らの巨大な利権があり、簡単に手放すような軟な輩ではない。
国会で多数となっても実権は、自民党支持の幹部官僚が握っているので、議員だけでは何もできないのだ。近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが命と引き換えに告発しても動じない連中だ。野党は殺害された石井紘基議員の事件を教訓にしなければならない。６０年安保の時のように、最後は極右やヤクザも動員しかねないのが自民党だ。
野党は強力な支持団体を組織し、常に官僚たちやマスゴミ幹部、御用学者たちを監視すると共に、サボタージュや捏造報道をしたら、この支持団体が「動く」と威嚇しなければ、何一つ実現できないだろう。あらゆる分野に、腐敗した政治家と官僚、御用学者らが甘い汁を吸ってきた「ムラ」が出来ているのだ。
前の民主党政権では、外務省の官僚が捏造した公文書なるものを鳩山首相に見せて、米軍の軍事政策で「最低でも県外」という鳩山首相の沖縄の基地政策が不可能だと騙して諦めさせた。また、「ダムムラ」が動いて、通常のダムなら、１０個も造れる５０００億円以上の血税が投入された「八ッ場ダム」も阻止出来なかった。
要するに、民主党政権は、自民党の大物議員たちがネコババ・横取りした横領資金のおこぼれで肥え太ってきた幹部官僚たちに舐められていたのだ。政権の政策を官僚に強制し、実現させる「力」がなければ政権とは言えない。権力（ゲバルト）とは「強制力」であり、有り体に言えば「暴力」だ。
政権を樹立する以上、利権まみれで腐敗堕落した幹部官僚を退任させ、新しい幹部との入れ替えが済むまでの間は、この強力な支持団体が、自民党や巨大資本の手先たちの妨害工作から、新政権を「総合力」で守るしかない。
要するに、野党は同じ民主主義でもリベラル派の「戦後民主主義」のような空論ではなく、「戦う民主主義」でなければ何も実現できないだろう。
★★一月万冊
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