備忘録(2021年11月06日)
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★★2016年に起きた 「パナマ文書問題」で、苫米地英人氏が日本のほとんどの大企業が、海外の租税回避地にペーパーカンパニーを設立し、巨額の脱税していることを暴露したが、予想通りにマスゴミは無視・隠蔽!!

「パナマ文書」=「パンドラ文書」には、不思議なことにアメリカの政財界人は余り出てこない。ということは、これを公表したのは米国の情報機関(CIA?)であり、主な狙いは、世界中の反米派人士に対する攻撃で、これも米国が仕掛けた情報戦の一つの可能性が高い。ただし、情報そのものは捏造したものではなく、真実と思われる。

 また、このビデオで苫米地氏が暴露しているように、日本人であれば、誰もが知っているような大企業のほとんどが、世界中の租税回避地を利用して、事実上の脱税をしているが、これらの大企業は、日本のマスゴミのスポンサーであるため、常日頃、脱税は犯罪だと偉そうなことを言っているマスゴミ自身が、巨大企業の脱税の隠蔽に加担している。パナマのような世界中の租税回避地(脱税支援国)には、地球1年分のGDPに匹敵する脱税資金が隠されているという説もあるほど、巨額の資金が隠されている可能性がある。


★英で「気候変動は戦争」とデモ グレタさんも参加

 

共同通信社:ロイター:2021/11/05 
英で「気候変動は戦争」とデモ グレタさんも参加

https://jp.reuters.com/article/idJP2021110501001324

<以下略>

【コメント】

 

●これまでの科学の歴史を振り返ると、その時々の科学者の多数意見が、常に正しいとも限らないことがわかる。なぜなら、現在、われわれが信じているような「地動説」や「宇宙のビックバン説」、「DNA」に関する学説も、当初は非難を浴びた少数意見だったからで、「ビックバン説」という名称自体が、この説を揶揄する意図が込められたネーミングだった。

 

また、「DNA」についても、当初、カエルの卵を2分したら、2匹のカエルが生まれたとDNAの発見に繋がる実験の報告をした生物学者は、他の生物学者から激しく批判され、誰も信じなかったという。当時は、受精卵だけが、今の「DNA」のような機能を持っていて、個々の細胞には無いというのが常識だったからだ。

 

要するに、現在、われわれが真理だと確信している様々な学説のほとんどは、当初は少数意見だったということで、多数派が少数意見を無視するのは野蛮だ。しかし、愚かなわれわれ人類は、「地動説」や「宇宙のビックバン説」、「DNA」が当初、否定されたのは、当時の学者のレベルが低かっただけで、現在の優秀な科学者であれば、「地動説」や「宇宙のビックバン説」、「DNA」を即座に認めると考えてしまう。

 

この背景には、近・現代科学の各分野での大成功があるので、現代の科学者を過剰に信頼する心理が働き、これが人間の理性・知性を過剰に高く評価する科学主義を生み出した。しかし、鉄の製造は偶然ではあり得ず、今の科学者と同じレベルの科学者が、既に今から3000~5000年前にはいて、今の科学者と同じような様々な「実験」の末に、鉄の生産に成功したと言われている。


それで、天動説を信じていた学者らが、今の学者と比べて特に知的に劣っていた、現在の科学者の方が優秀というような根拠など実際には無い。現在でも、不思議としか思えない相対性理論の時空概念や量子力学の諸概念、そして、ダークマター(暗黒物質)、ダークエネルギーなどの概念があるので、現在の科学も、未来の科学者から見たら、「こんな初歩的なことも知らなかったのか」と呆れられるレベルなのかもしれない。


●二酸化炭素による地球温暖化説も、気象関係の学者の世界では、ほぼ共通認識となっている多数意見。そして、多数意見だから真理とも言えないのは、他の分野の多数意見と同じだ。しかし、この仮説の場合は特別だ。なぜなら、これが正しければ、人類が居住可能な地域は、シベリアと南極大陸ぐらいになると多くの学者が予測しているからだ。

 

本当に温暖化が止まら無くなれば、まず、いまだに撲滅できないマラリアの蔓延だけでも大混乱を起こすし、人類の大移動で、マラリア以外の何らかの病原体による今回のようなパンデミックが何度も起こる可能性もある。
 

そして、アフリカや南米から、大量の飢餓難民が生じるし、北半球でも、海面の上昇で沿岸部の住民も難民化したり、日本人も日本列島を捨てて大移動しなければならないのかも知れない。そして、世界が現在の主権国家体制のままなら、最終的には、先進国同士がシベリアと南極の土地を巡り、争奪戦を起こして核戦争に発展するかもしれず、人類絶滅の可能性すらあるからだ。

 

それで、地球温暖化説の場合は暫定的に真と認めて、早急に対処するべきだ。また、現在の統制が十分には取れない市場経済では、実権を握る巨大資本がマスゴミや御用学者、自国優先で対応する各国政府を利用して、巨大資本に都合が良い政策を採用させるから、人類は適切な対処はできない。

 

●この地球温暖化対策は、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が言うように、世界規模の「戦争」だが、若者対大人というような不毛な対立にしないためには、大人が若者視点で真剣に対処するしかない。


また、「平和のための戦争」があり得ないように、「全人類を救済するために、一部の人類を犠牲にする」というような政策もあり得ない。総力戦となった先の大戦時には、どの国も「自由放任」の自由主義経済=市場経済ではなく、一種の社会主義経済である統制経済を採用したように、地球温暖化を阻止すると共に、その被害を極小化するには、各国ではなく、全人類の視点で対処し、全人類の安全に責任を持つ世界政府が必要だ。地球温暖化に対処するには、国連を改組して世界政府に改造し、地球規模の民主的統制経済=世界の民主主義的社会主義化(独裁制ではない複数の政党による政治)を確立するしかないだろう。

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<休憩>

 

TITANIC (1997) Rose & Jack Dawson - My heart will go one
13,012,812 回視聴2017/04/18

<おまけ>

★★楽に生きられる釈迦の根本哲学「縁起論」

 

仏教とは①~縁起の教え~
1,725 回視聴2020/08/17

 

●人間の悩みには、働くとか、病院に行くとかの行動により解決するものもあるが、自分の性格について「社交的でない」とかの自己の認知(認識)による悩みもある。この悩みの元になっている性格、性質というもの、そして、性質の中の性質である本質というものについては、二つの見方がある。

 

①一つは、人間の性格とか、物の性質や本質というものは、その人やその物が内在的に具えているものという太古からの世界共通の常識的な多数意見と、②人間の性格とか、物の性質や本質というものは、その人やその物が内在的に具えているものではなく、「長い」とか「短い」というのと同じで、他との比較による差異の認知、つまり関係による認知であるために、比べる相手次第で変わる相対的なものに過ぎないという考え方だ。

 

そして、この②が釈迦の「縁起論」の立場。西欧哲学の用語で言えば①が実体主義、②が関係主義の立場からの認識論に基づく存在論。それで、「社交的でない」とかの自己の性格に関する認知も同じなので、こうしたネガティブな自己認知には、何らかの内在的な根拠は無いので、実際に「社交的」と思われることを実行すれば、簡単に変えられるものであり、余り悩む必要は無いということになる。


●ヨーロッパでは、ローマ帝国の時代から、皇帝権は宗教的な権威により正当化されてきたが、その後も、各国の王や皇帝、そして教皇にも、このような特殊な「霊威」や「聖性」があるとされて、その地位が守られてきた。また、日本の天皇の場合も同じであり、戦前まで天皇は、8世紀の「日本書記」に記載されていた「天皇霊」なる特殊な霊魂を代々継承してきた神的存在とされてきた。

 

要するに、王や皇帝、教皇の身体には、病をも癒す何か特殊なものが具わっているから、絶対的な権力を行使できるとされてきた。これを医者や民衆も信じてしまい、病人が病を癒すために、王や皇帝に面会して頭部などをさわってもらう「ロイヤル・タッチ」という治療が実際に行われ、これが医学書にまで記載されていた時もあったという。

 

こうしたことを踏まえて、マルクスは資本論の注で、<王が王であるのは、単に臣下が彼を王だと思い込んで、恭しく接するからだ>というような関係主義の立場で、王の身体には、何か特殊な「霊威」や「聖性」など無いと否定したが、これは仏教の「縁起」と同じ思想的立場。

 

人気があるタレントやアイドルなどが、ファンに囲まれて騒がれている時やステージで脚光を浴びている時などに、いわゆる「オーラ」を発しているかのように見えてしまう場合がある。これは、人間には「物象化」という「或るもの」を、それ以上の「何か」として見てしまう心理的な機制・習性があるための現象。

 

これを利用してきた典型的な権力者が「カリスマ」たちであり、また、この心理的な機制・習性があるため、人類は環境を、概ね適切に認識することで、今まで生存することが出来た。

 

下記の筑波大学名誉教授で、東洋大学学長の竹村牧男氏の「入門 哲学としての仏教」には、日本の代表的なマルクス哲学者だった廣松渉氏が考案した関係主義的マルクス主義の用語が仏教哲学を説明するのに、たくさん使われているし、この本の40ページには、廣松渉の「事的世界観への前哨」(勁草書房)という本からの引用さえある。

神寵帝理念
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%AF%B5%E5%B8%9D%E7%90%86%E5%BF%B5

 

王権神授説

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%A8%A9%E7%A5%9E%E6%8E%88%E8%AA%AC#%E4%B8%AD%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E7%8E%8B%E6%A8%A9%E3%81%AE%E8%B6%85%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%9A%84%E6%A8%A9%E5%A8%81%E3%81%AE%E7%8D%B2%E5%BE%97%E9%81%8E%E7%A8%8B

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書) 新書 竹村 牧男 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%A5%E9%96%80-%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E4%BB%8F%E6%95%99-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%B9%E6%9D%91-%E7%89%A7%E7%94%B7/dp/4062879883

 

★★一月万冊

 

この国大丈夫?高市早苗の天皇選挙利用。岸田首相は外国に1兆円支援

だが、国内給付金はまだ未定。不祥事で落ちた甘利幹事長。

元博報堂作家本間龍さんと一月万冊
43,898 回視聴2021/11/03 

 

デルタコロナ変異変異株のAY4.2という恐怖。感染力が更に増加。ワクチンは

効くのか?世界中の科学者が注目するコロナの更なる進化。

平田悠貴。一月万冊25,536 回視聴2021/11/03 

 

選挙の天才・れいわ新選組が3議席を取ったと言う偉業。参議院選挙に

向けて憲法死守するなら山本太郎を担ぐしかない!

維新と自民が進める憲法改正。安冨歩東大教授。一月万冊
58,574 回視聴2021/11/03 

 

維新大躍進の裏で動いた20億円以上のお金の動き!何故こんなに伸びる

のか?金の使い方から見る維新躍進の理由。

作家今一生さんと一月万冊清水有高
27,753 回視聴2021/11/04