備忘録(2021年10月28日)
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★★日本のマスゴミが報道しないアメリカの本当の姿

世界一治安が悪い街は、タリバンが支配するアフガンの首都カブールでも、アメリカの干渉で破綻国家にされた国が多い中南米の街でもない。何と、当のアメリカに世界一治安が悪い街はある。それが、駅のホームに「この駅への訪問は列車・車を問わずお勧めしません。」という看板が立っているペンシルベニア州フィラデルフィア市のケンジントン。ケンジントンでは麻薬中毒の者が、ゾンビのように街をフラフラと徘徊しているが、警察も消防も誰も助けない。

 

これが米国式「自己責任論」の帰結。自国の国民の人権さえも、守らないアメリカの政府や議会が、他国民の日本人を守るために血を流すはずがない。日米安保条約など幻想であり、日本人用の精神安定剤でしかない

 

Streets of Philadelphia, Kensington Ave Story, What’s going on today, October,21, 2021.
46,850 回視聴2021/10/25


この人たちは、生まれた時には我々と同じ普通の乳幼児であって、生まれながらの薬物中毒者ではない。彼ら彼女らは弱肉強食の資本主義=自由主義経済の犠牲者。なぜなら、ケンジントンは主要な産業であった繊維業がアジアの繊維業との国際競争に負け、多くの市民が失業した。それでも、政府が何の手も打たずに放置したため、ケンジントンは麻薬と売春、暴力が支配する世界一危険な街となり、多くの薬物中毒者が路上をフラフラしながら徘徊していても、警察や消防も助けない街になってしまったからだ。

資本主義は、日本も含めて世界中で、人々が助け合って生きてきた伝統的な地域社会(共同体)を破壊し、人々を生存競争に駆り立て、敵同士の関係にするからだ。競争はスポーツやゲームに限定し、経済・労働の分野では学者の国境を越えたコミュニティのように、相互に協力し合うべきだ。日本の集落には、昔から相互扶助の精神で成り立っている「結(結い:ゆい)」や「もやい」、「合力」(コーリャク)、「無尽」のような共助組織があった。沖縄には、今も琉球時代から続く「ゆいまーる」という「結」の習慣が残っているという。ほとんどの県民が、何らかの「ゆいまーる」のメンバーとなっていて、家族のような付き合いをしているという。このような人々が助け合う共同社会でないと、人類は生存できないことはケンジントンの人々が、命をすり減らして証明している。

 

Streets of Philadelphia, Kensington Ave Story, “Highlight” For the months of September.
412,041 回視聴2021/10/08


このプロジェクトはhttp://kensingtonblues.com/で閲覧することができる。

ケンジントンが、警察も手出しできないほど治安が悪く、売春と麻薬と暴力だけの街となった理由は、主要産業だった繊維業が、競争に負けて壊滅状態になったことだ。つまり、アメリカは<競争が進歩の原動力>という神話を撒き散らした資本主義の国だが、競争する以上は勝つこともあれば、負けることもあるのは自明。しかし、競争を強調する者たちは経済競争で負けた場合にどうなるか、までは誰も考えない。愚かな彼らは、自分たちが必ず勝つと思い込んでいる。それで、日本では、「原発安全」神話と同じような「競争神話」を捨て、「新しい資本主義の国」ではなく、逆に資本主義からの離脱を目指す「脱資本主義国」になるべきだ。

学者たちは研究成果を世界中に公表する。時には、国境を越えて定期的に集まり、お互いに研究成果を公表し合い、質疑応答も行って議論する。もちろん、現在は国家があるので特許権なるものもあり、科学でも特許権に関わるような技術情報までは公表しない。しかし、これも世界政府を樹立して、今のような国家を無くすことで解決する。未来の人類は特許権も無くして、相互に技術情報まで公表し合い、人類全体が同時的に発展する道を選ぶだろう。

要するに、まずは中国のような「国家資本主義国」、そして、マルクスが夢見た大規模な協同組合企業の連合体のような経済システムの「国」とならなければならない。それには、2020年10月に与野党全党・全会派の賛成で成立した新しい「労働者協同組合法」が踏み台として役に立つだろし、見本もある。それが、スペインの「モンドラゴン協同組合企業」のような経済システムであり、また、旧ユーゴスラビアの「労働者自主管理企業」の経験も参考になるだろう。

東京新聞WEB:2020年10月11日 
労働者が出資、運営する「協同労働」 法案成立へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61100

モンドラゴン協同組合企業
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E5%8D%94%E5%90%8C%E7%B5%84%E5%90%88%E4%BC%81%E6%A5%AD
 
労働者自主管理と連帯社会への展望
津 田 直 則(桃山学院大学)
http://www.socialeconomy.biz/img/file17.pdf

 

★★外国に侵略されたら、自ら戦うと言う中国人は7割もいるが、先の大戦で敗北した日本人とドイツ人には、戦争を心底、忌避する国民が多く、日本人で戦うと答えた人は1割以下。ドイツも1割台でしかない。だから、どんなに日本が防衛費を増やしても、国民に戦意が無いので抑止力とはならず無駄。

 

その反対が「帝国の墓場」という異名があるアフガンのパシュトゥーン人の組織タリバン。今回、タリバンはパシュトゥーン人だけでなく、アフガンの他の民族とも連携することで、多くの国民の支持を得たため、腐敗で大多数の国民から支持されていないこと知っていた政府軍は戦意を失い霧散した。ロシアと米国の2大超大国軍を負かしたアフガンには、この後、100年ぐらいはどこも手を出さないだろう。

 

自衛隊も本音では、中国軍とは戦いたくはないはず。なぜなら、航空自衛隊は2日ぐらい全力で戦うと弾薬やミサイルが無くなってしまうし、航空自衛隊の援護無しでは海上自衛隊も戦えないから、2日が過ぎたら海自の艦船はハワイにでも逃がすしかない。また、陸上自衛隊も2週間ぐらいで弾薬やミサイルが無くなり開店休業となる。米国は警察予備隊時代から反乱を恐れ、自衛隊には肝心の弾薬やミサイルを備蓄させないからだ。自衛隊が最も負けるとわかっているはずで、自衛隊に「戦え」と命じる政治家は酷だ。

そもそも、物価を考慮した本当の中国の軍事費は日本の約10倍なので、防衛費を2倍増やそうが、自衛隊は中国軍には勝てない。また、核兵器を保有する中国との戦争は核戦争のリスクがあるので、アメリカが中国と戦争をするはずがない。 というか、米中の核戦争が起きたら、最前線の日本には核爆弾が降り注ぎ、日本は滅びる。

 

だから、日中の尖閣戦争は「負けるが勝ち」であり、日本にとっても米国は参戦しない方が遥かに良い。なぜなら、尖閣を失っても、日本が滅びることはないからだ。米国が参戦して核戦争になったら、最初に中国の核兵器で攻撃されるのは日本。日本全土が破壊された時点で、停戦となる可能性が高い。それ以上、戦争を続けると、相互に本土まで核兵器で攻撃し合うことになり、無傷のロシアやEUに覇権を奪われ、大国の地位を失うからだ。

また、最近、米軍が行った台湾周辺での18パターンの図上演習で、全て米軍は敗けた。既に、東アジアでの米中の軍事力は逆転しているから、米軍は、日本有事、台湾有事でも参戦しない。中国軍には勝てないからだ。

 

米軍も保有していない中国の空母キラーミサイル「DF26B」や「DF21D」で、米国の空母艦隊は、中国から4000キロ離れなければならず、米軍は中国軍を攻撃できないからだ。また、変則軌道で低空を飛行するために迎撃不可能な極超音速ミサイル「DF17」など、軍事技術の面でも中国が米国を凌駕しつつあるのが現在。

 

DF-ZF最も危険なミサイル–DF-17中国極超音速ミサイル

95,650 回視聴  2021/03/07

 

既に、実戦配備されているロシアの極超音速弾道ミサイル「アバンガルド」は、一旦は宇宙空間に出て数万キロ飛び、再び大気圏に突入することで、ミサイル防衛システムが無い米国の南や東、西側など、どこからでも攻撃することも可能なために、米国も迎撃不可能なために、米国を震撼させた。

 

【Avangard】ロシアが極超音速弾頭搭載兵器をついにミサイル部隊に

実戦配備!【音速の20倍】    17,119 回視聴2019/12/28

 

アバンガルド (極超音速滑空体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%89_(%E6%A5%B5%E8%B6%85%E9%9F%B3%E9%80%9F%E6%BB%91%E7%A9%BA%E4%BD%93)


中国が台湾に宣戦布告すれば、今は大言壮語している米国の議会も、中国との核戦争を恐れて参戦せず、台湾は見捨てられる運命であることを知っている台湾政府は即時に降伏し、日本が台湾戦争に巻き込まれることもない。それで、日本はアセアンはもちろん、中国やロシア、南北朝鮮も参加する「東アジア平和条約」の締結で戦争を防ぎ、アジアでの軍縮を進めて軍事費を減らし、地震や台風などの災害用の予算を増やすべきだ。


★★「何もしなければ政治はこれまでのまま」パタゴニアが衆院選で投票呼びかけ

ハフポスト:2021年10月23日 
衆院選2021「何もしなければ政治はこれまでのまま」パタゴニアが衆院選で投票呼びかけ
衆院選を巡り、パタゴニアは「社会構造を大胆かつ公正に変化させようとするリーダーが必要です」と訴えています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6172884ce4b03072d6f54d5d
田口雅士

<以下略>

【コメント】


●「生きるために投票する。」というメッセージを掲げている企業が、アウトドア用品の「パタゴニア日本支社」(横浜市)。

 

「Vote Our Planet 私たちの地球のために投票しよう」というキャンペーンを展開し、Twitter上でも「#地球のために投票しよう」と呼びかけている。

●パタゴニアといえば、従業員が家族や友人らと政治について話し合い、投票に行ってもらおうと、2019年7月の参院選で投開票日に全ての直営店を臨時休業にすると発表して話題になった。

●今回の衆院選でも企業としての考えを明示し、気候危機をはじめ、LGBT法案や男女格差、カーボンニュートラル(脱炭素)など日本が抱える課題を指摘。「社会構造を大胆かつ公正に変化させようとするリーダーが必要です」と訴えている。

~~~~~~~~~~ 

<休憩>

 

Boney M. - Rasputin (Sopot Festival 1979) (VOD)
226,502,039 回視聴2015/05/30

<おまけ>

★★デモクラシータイムス【総選挙の争点⑤】

 

総選挙の争点⑤ ジェンダーギャップの断崖(大門小百合×浜田敬子×

山田道子)20211022  11,120 回視聴2021/10/26

★★一月万冊

 

これでは自民党の応援新聞だ!朝日新聞の一面・世論調査は日本の

投票率を下げて安倍と麻生と甘利を助けたいのか?

元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊
59,690 回視聴2021/10/26

 

実はとっくに崩壊している自民党。コロナ第5波自宅放置13万人以上を

産んだオリンピック。東京五輪の大罪。

元博報堂作家本間龍さんとオーちゃんと一月万冊
39,367 回視聴2021/10/26