備忘録(2021年1月10日)
随時更新


時代は変わった。10年前、大学でマルクスの講義をすると、「なぜマルクスの講義をするのか」と文句を言う学生がいたそうだが、今の学生は皆、目を輝かせてマルクスの講義を聞いているという。学生たちがアルバイトをしている時の何となく<嫌な気分>の正体を、学生たちは初期マルクスの「疎外された労働論」で知るからだ。アメリカの若者だけでなく、日本の若者の間でも、マルクスは復活しつつある!!

 

Natalie Cardone - Hasta Siempre with Spanish & English Subtitle
2017/06/11


東洋経済ONLINE: 財新 :2021/01/08 
世界銀行、2021年「中国の成長率」を7.9%と予測 経済回復の持続はコロナの封じ込め維持が前提

https://toyokeizai.net/articles/-/399869


 世界銀行は2020年12月23日、中国経済の観測レポート「中国経済簡報(チャイナ・エコノミック・アップデート)」の最新版を発表した。


<以下略>

【コメント】

 2020年12月23日、世界銀行は中国が、①新型コロナ流行の効果的抑制を維持できることと、②2021年以降に有効なワクチンの普及を通じて世界的な感染爆発の再発が抑止されることを前提に、最新版の中国経済の観測レポートを発表し、2021年の中国のGDP成長率について、7.9%との予想値を据え置いた。

このレポートによれば、中国経済は新型コロナが流行した2020年1~3月期に急激に落ち込んだ後、4月から12月にかけて予想を上回るペースで回復し、世界銀行は2020年の中国のGDP成長率予想値を、2020年7月末時点の1.6%から2%に上方修正し、2021年の予想値は7.9%とした。

最新レポートは、中国経済の急速な回復の原動力として、①新型コロナ流行の効果的な抑制、②政府の強力な経済対策、③輸出の好調を挙げた。

 

一方、①内需の回復は生産の回復より、消費の回復は投資の回復より遅れている、②経済の供給サイドでは工業の回復速度がサービス業を上回り、相変わらず公共投資と不動産投資が経済復活の主な牽引車であること、そして、③米中対立激化などの外部リスクもある。


それで世界銀行は、①中国政府がより弾力的な政策の枠組みを作り、国内外の経済回復のペースに合わせて随時調整すること、②政府の経済対策の早すぎる縮小、③過度な金融引き締めは、中国経済の持続的回復を阻害する可能性があると提言している。

 

★中国の広東省にある「財新」は、北京政府による検閲を拒否している経済メデイア。

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 <休憩>

 

あいみょん - 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
2020/06/17
 
<おまけ>

★★「ベルリンの壁崩壊がもたらしたもの」(3)

 

「ベルリンの壁崩壊がもたらしたもの」(3) 冷戦終結30年 大分岐の時代に 斎藤幸平・大阪市立大学准教授 2019.12.11
 

経歴
斎藤 幸平(さいとう こうへい、1987年(昭和62年)[1] - )は、日本の哲学者、経済思想史研究者。専攻はヘーゲル哲学、ドイツ観念論、マルクス主義哲学、マルクス経済学。大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授。博士(哲学)。

★★講義シリーズ 山本 哲士(哲学)

 

ミシェル・フーコーの思想:入門篇

山本 哲士(やまもと てつじ、1948年7月10日 - )は、日本の教育学者、政治社会学者、哲学者。元東京藝術大学客員教授、元信州大学教授。文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。日本ホスピタリティ財団理事。(財)日本国際高等学術会議理事長。理論研究活動で名を馳せたほか、ホスピタリティ環境学、教育社会学、政治社会学を専門としながら経済論、政治論、日本文化論、メキシコ研究など超領域的専門研究を拓き、大学アカデミズムとは異なるさまざまな新たな学術生産の活動に携わる。また、かつては熱心な大洋ホエールズ、横浜ベイスターズファンとしても知られていた。著書・編書は雑誌編集も含めると200冊以上にわたる。2006年以降は、「資本経済」の実践として同年に設立した文化科学高等研究院出版局で意欲的に活動しており、金谷武洋の影響を受けたユニークな日本語論である「述語制」言語論などの著述もある。

(WIKI)