備忘録(2020年11月18日)

2020/11/18 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
イタリアで去年9月から感染拡大か

https://jcc.jp/news/16585973/


ヨーロッパで最初に新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がったイタリアで、ウイルスが去年9月には拡散していたとする研究結果が発表。

<以下略>
 
【コメント】


イタリア国立がん研究所は去年9月から今年3月まで、肺がん検査を受けた959人のサンプル調査したところ、11.6%の去年9月に採取したサンプルが新型コロナの抗体を持っていることを確認した。アメリカでも、武漢よりも早い段階で新型コロナウイルスに感染していた人が見つかっている。

 

これまで、新型コロナウイルスは去年12月に中国・武漢から感染流行したとされ、米国のトランプ大統領や日本のネトウヨは敢えて「武漢ウイルス」と呼んで、中国の責任を追及しようとしてきた。

 

しかし、新型コロナウイルスはヨーロッパが起源で、単にヨーロッパの医療陣では、当時流行していた肺炎が新型コロナウイルスによる肺炎であったことに気が付かなかっただけなのかもしれない。現時点では、新型コロナウイルスの起源は不明とするべきで、日本も、イタリア国立がん研究所と同じような研究をするべきだ。

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 <休憩>

 

きゃりーぱみゅぱみゅ×ニンジャラ-にんじゃりばんばん/Ninja Re Bang Bang Steve Aoki Remix MashupVideo-KYARY PAMYU PAMYU×Ninjala
2020/06/25

<おまけ> 


★★日本の巨大企業も含めて、世界中の巨大企業は脱税しているが、どの国も追及しないのは、世界中の政府が巨大企業に買収されているからで、苫米地氏が言うようにマスゴミも買収されているからだ

 

「パナマ文書」租税回避問題 苫米地英人 日本企業の脱税リスト開示にスタジオが凍りつく
2016年5月12日

 

「パナマ文書」公開の衝撃・・・日本人、日本企業は?(16/05/10)
 

●日本の大企業も含め、世界中のほとんどの大企業は、パナマなどの「租税回避地」を利用した巨額の脱税をしている。しかし、大企業から巨額の政治資金を得ている自民党や、大企業がスポンサーのテレビ・新聞はこの事実を隠蔽してしまい報道しない。

 

マスゴミが真実を報道しない日本や欧米諸国は民主主義国ではなく、「自由が無い」などと中国を批判する資格は日本には無い。むしろ、民主主義国ではないと公言し、検閲を隠していない中国政府の方が誠実な政府だ。

 

●米国は、部族長が権力を握るアフガンのような部族国家を占領し、強制的に普通選挙をさせた。そのため、一部の部族長が政府の全権を握るモンスター政府が形成されて合法政府になってしまい、各部族の長や宗教指導者を集めた伝統的な会議で政治をしようとしていたタリバン政府は崩壊し、アフガンの民主主義は米軍の侵略で、却って後退してしまった。

 

米国とNATO諸国は巨額の軍事費を投入し、日本も含めて世界中から30以上もの正規軍をかき集めて投入したが、今やアフガン政府は崩壊寸前であり、テロリストとは交渉しないと豪語していた米軍は敗北して疲弊し、100年でも200年でも戦う徹底抗戦派のタリバンに講和を願い出たが、断られている有様だ。

 

●民主主義は個々人が部族(親族)や生まれ故郷への帰属意識を弱めて自立し、国家に第一の帰属意識を持って国民となり、部族(親族)や生まれ故郷への帰属意識を第二としないと成立しない。

 

また、もちろん、様々な政治思想についての知識も必要であり、個々人が買収されたりせずに、自己が信奉する政治思想に基づいて政党を選ぶ必要もある。

 

それで、各政党の理念や政策の違いも理解しなければならないので識字能力も必要なので、民主主義の導入には時間が掛かる。だから、外国が民主主義を強制することは不可能で、革命は輸出できない。

 

しかし、自然科学ばかり重視して、人文科学を軽視してきた米国の政治家や官僚は無能なので、このことが理解できない。それで、米国が介入したアフガンやイラク、リビア、ウクライナ、シリア、イエメンなどで、解決の目途も立たない内戦を引き起こして破綻国家にしてしまい、21世紀だけでも米国は数百万人も殺した。

 

要するに、日本や欧米諸国は多くの国々を破壊した殺人国家なのに、恥じるそぶりも見せずに、人権問題で中国を非難している厚顔無恥な国に成り下がってしまった。

 

「パナマ文書」報じた女性記者爆殺 容疑者8人逮捕(17/12/04)


パナマなど、世界各地にある「タックス・ヘイヴン」(オフショア金融センター)にある資金は世界GDPの1/3のGDPの21兆~32兆ドルもあるという推計がある。事実なら、米国や中国のGDPと同じぐらいの脱税資金が「タックス・ヘイヴン」に隠されていることになるが、隠しているのがグローバルに展開している巨大企業であり、広告主のスポンサーなので、テレビや新聞などのマスゴミは絶対に追及しない。これが、資本主義的民主主義=偽装民主主義の真実の姿だ。

★★ナショナリズムの時代。中国でも「すごいね!我が国」(笑)

 

电影《厉害了,我的国》 Amazing China | CCTV2018/05/09

★★東大TV / UTokyo TV

 

酒井邦嘉「脳から見る人間の言語と心」ー公開講座「心」2015
2016/11/02

 

●チョムスキーの政治論はおおむね支持できるが、チョムスキーの言語論は文法を実体化している。果物なるものは実在せず、実在するのはリンゴやミカン、バナナだ。仮に、文法が実在するとしても、あるのは日本語の文法であり、また、英語の文法であって、それらを超える普遍的な文法など無い。

 

しかし、チョムスキーは、そのような普遍的な文法があると言うのだが、奇妙なことに、その普遍文法はチョムスキーの母語である英語の文法に非常に良く似ている。チョムスキーは、果物は実在するという実念論者と同じパラダイムで思考しているので、個々の言語の文法はもちろんだが、それを超える普遍文法なるものも実在すると考えてしまう。

 

●つまり、チョムスキーは実体主義者であり、人間の脳には、生まれながらに文法が具わっているという理論なので誤りだ。文法の研究は言語習得の助けになるので無駄ではないが、文法は言語(話ことば)の関係が物象化した、半ば幻影のようなもので実在しない。

 

文法を習ってもいない乳幼児でも言語を話せるようになるのは、親などが話す言葉を丸ごと覚えてしまうからであり、生まれながらに文法を知っているからではない。文法を意識しながら母語を話すような人は存在せず、言い間違えた場合は、単に丸ごと覚えた記憶と比較して違和を認知し、言い直すだけだ。

 

●果物と同じ人間という概念の背景には、男や女、老人、こども、日本人や中国人、アメリカ人などの関係があるので、人間は全くの幻のようなものでもないが、諸関係が物象化した半ば幻影のようなもので、同様に、果物もリンゴやミカンなどの関係が物象化したものである。


ある人が自己を男と認識するには、女が必要であるように、あるネトウヨが自己を日本人と認識して、「日本凄いね!」と大言壮語が出来るのは、彼らが嫌う中国人や韓国人が存在するからだ。日本人や中国人、韓国人、アメリカ人などの概念は相互に創り合っているのであり、ネトウヨが自己の日本人というアイデンティティを保持するには、他の3者が必要不可欠だ。

 

様々な色があるから、色という概念が誕生する。世界が赤一色になれば、赤色は無くなるし、色という概念自体も消滅する。仮に、日本人以外が絶滅してしまえば、日本人も「消滅」し、日本人はサルなどとの比較・関係で、ただの<人間>や<人類>ということになる。

 

トヨタの本社はあるが、それはトヨタの本社であって、トヨタではないように、早稲田大学の校舎も早稲田大学ではない。同様に、東京都の都庁ビルが東京都ではないし、首相官邸が日本国ではない。トヨタや早稲田大学、東京都、日本国は、実体主義に妥協した言い方をすれば「社会的実体」=「共同幻想」であり、これは、自我=個人の実在を否定する仏教やマルクス思想の根本的な世界観=「事的世界観」だ。

 

(実念論は誤りだが、反対の唯名論も誤りで、この両論は「物心二元論」であり、「関係一元論」が正しいが、「関係一元論」で、物事を全て言い尽くせているわけではない。「関係一元論」も暫定的理論)