体認之大事 | 冒険航路舎

体認之大事

(やまもと)



こんばんは、やまもとです。

昨日の夜まで、今日が祝日だと知りませんでした(苦笑)

仕事する気でしたので、なんだかラッキーな気分です。

(うちは、一応日祝は休みにしてるので)



今日、うちの近所のフレンチレストランのシェフに、

「お客さんが帰ったから、遊びにおいでよ」

と電話があり、行ってきました。


お酒を出してもらい、シェフの片付けを眺めながら、ダラダラ話をしていました。

とても発見の多い時間でした。


目指す場所が同じになると、ジャンルは違えど同じような事を言うんやなぁ。

と、改めて思いました。

今日学んだことを、ザッとまとめると・・・

「姿勢が料理と料理人の人生を変えてくれる。料理は頭ではなく身体で覚えろ。」

と言うことでした。


この「姿勢」と言うのは、心構えのことだけではなく、実際の身体的な姿勢のことでした。

だから「あぁ、やっぱり同じやな~」と思ったんです。




自転車に乗れるようになりたければ、「乗ってみる」しかありません。

どれだけ本を読もうが、理屈を述べようが乗れるようにはなりません。


これは「百聞は一見に如かず」と言うことです。


今は情報が溢れている社会です。

でも、そのほとんどが「表面的」です。

だから「流行り廃り」があります。


そんな情報が増え続け、人はその海に飲み込まれて溺れてしまいます。

「百聞」ばかりで「一見」がありません。

それでは、本質を見失うことになりかねません。



自転車に乗ることに、流行もへったくれもありません。

これは、自分自身の身体で学習するからです。

そこに、誰かが作為的に作った流行はありません。


「自転車に乗った気分」では、実際に乗れることは有り得ません。

そんなことはどうでもいいことです。

「出来るか出来ないか」で悩む前に「やんのかやらんのか」であればいいと僕は考えています。

やりもしないで、「出来ない」と言っても進歩しませんからね。

まず、そこが決まらなければ次は無いのです。


「馬を水飲み場まで連れてくることは出来ても、飲むか飲まないかは馬次第」

と、言うことです。

やはり本人次第です。



一旦乗れるようになると、後は自分の中で色々と工夫が生まれます。


隣にいる友達が「立ちこぎ」をしているのを見ます。

それを、見よう見まねでやってみます。


別の友達が「片手離し運転」をしていました。

次はそれを見よう見まねでやってみます。


ここに「「見て盗む」と言うことの真意があるように感じます。

「自転車に乗る」と言う基本さえ出来れば、後は単なる応用です。


「基本十年 応用半年」

と言う言葉があります。

基本が出来れば、応用は早いし、無限大に増えていきます。



こうやって身体で学ぶことを「体認」と言う流派があります。

よく出来た言葉だと思います。


体認した者同士なら、一つのことを言うだけで色々応用を利かせる事も可能です。

これは「一を聞いて十を知る」ことではないでしょうか。

ジャンルは違えど、共通言語を有していると考えています。



顔の前にハエが飛んできたとします。

どうしますか?

手で払いますか?

パッと避けますか?


その感覚と、誰かが突いてくる拳を払ったり避けるのは同じ感覚です(あくまでも僕の感覚ですが)。

身体においては、実は大した違いはありません。



僕はマラソンはしません。

だから、フルマラソンを達成した人の感覚はわかりません。

やったこと無いものは、やったことないんです。


ただ、僕自身、意識を失いそうな状態でも気合で乗り切って達成したことはあります。

突然身体から疲れがぶっ飛び、身体が軽くなったり、周りの景色がより鮮明に見えたり、高速のものがスローに見えたりした経験はあります。


それと同じだとは言いません。

でも、僕の身体感覚として、「多分こういう感じ」と言うのは取れます。




今一度、知識ではなく、身体感覚に目を向けてください。

立つ、歩く、座る。

この中にも、膨大な情報が潜んでいます。


姿勢、呼吸もそうです。

これを読みながら、あなたは呼吸をしています。

そこに目を向けてください。


こういう事が、自分の感じている世界を変えていくことになるのでは・・・なんて思います。




まだまだ、世の中は知らないことだらけです。

知らない国、知らない食べ物、知らない言語、知らない風習、知らない武術・・・

一生かかっても、全てを知ることは不可能です。



だから、少しでもチャンスがあれば、実際に行ってその場の空気を感じてみたいなぁと思っています。

いずれ、旅の話もしようと思います。




まぁそれより、一番身近な「自分」が一番不可解で、何もわからないですねぇ(苦笑)