先日『エネme』について書きました。
今日は、私の『エネme』について書いてみます。
心理セラピスト 白根月子 です。
私も面倒くさい『エネme』をいっぱい持ってます。
その中で、今一番マイブームな『エネme』は、超ビビリってことです。
私のことを良く知ってる人は、「えっ?」「まさかぁ~」「またまた」なんて、言うかもですね。
私は結構人前で歌ったりしちゃいます。
それは、自分が歌が上手く無いことがわかってるから平気だったりします。
前もって自分で自分の苦手なことがわかっていれば、心の準備がいつもできているし、下手の横好きで~す、っていう前提があれば大丈夫だったりします。
何でもかんでもビビリなわけではありません。
今日、私は何にビビってるんだろう・・・って、考えてました。
ビビる原因もいっぱいありそうですが、今日気が付いたのは、
『期待されていて、それが出来ていないことを突っ込まれた時』
ってことでした。
しかも、『期待されている』っていうのは、相手から
「月さんには、これだけのことをやって欲しいと思っています。」
とか
「今の月さんなら、これくらいのことは出来るでしょう。」
って言われたわけではなく、
自分で勝手に
「相手は、私にこれだけのことを期待しているのではないだろうか?」
とか
「今の私が、こんなことも出来ないことがわかったら、相手は私に幻滅するんじゃないだろうか?」
って妄想してるだけなんですよねぇ~
で、そこを不意に突っ込まれると、「Yes」「No」で、答えられる質問なのに、話を逸らせたり、遠回りに言い訳しながら答えに辿り着いたり(笑)
『エネme』は、『Enemy(敵)』をモジったものなので、悪者だったり、ダメなものっていうイメージがありますが、実は、そうでもなかったりします。
実は、自分を守るために無意識に自分で身に着けた生きるための術だったりもするんですよ。
自分の身を守るために身に着けた時のことを覚えていないだけなんです。
自分の『エネme』に気づいて、そこから抜け出そうとしてもなかなか抜け出せないのは、長年慣れ親しんでいるからなんですね。
穴が開いて、端っこの方はほつれてきちゃって、ボロボロになったタオル。捨てようと思うんだけど、すごく馴染んじゃってるから、あと一回使ったら捨てよう、もう一回使ったら捨てよう・・・って、旦那から、「もうそろそろ捨てたら・・・」なんて呆れられる。
あっ、私のことです
なので、自分の『エネme』に気づいていても、気づいていなくても、上手く折り合いをつけながら日々生活できているのなら問題は無いのかもしれません。
だけど、なんだかいつもモヤモヤしたところから抜け出せないし、抜け出そうともがけばもがくほど色んなことが悪化していくような気がしたり。
そういう方は、一人で考えていてもなかなか解決出来ないかもしれません。
なぜなら、自分で身につけたもので、さらには、自分で身につけた事を覚えていないので、自分では無意識的に『エネme』を使っているからなんです。
考えても考えても、自分の中でグルグルと同じところを回っているだけだったり、逆に『エネme』を強化してしまうこともあるかもしれません。
人間関係も良好だし、気配りもバッチリ!そつなく暮らしているけれど、家に帰って一人になると、必要以上にぐったり疲れる・・・なんて人も、もしかしたら隠れ『エネme』あるかもしれません。
まず、自分を大切に
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