今日、二男は専門学校の入学前授業(? すみません正式名称を忘れました)を受けに行きました。

 

5年間の在宅生活で、昼夜逆転を繰り返していた二男。

 

自分の好きなイベントに出かける前や、自分が行きたいところに行く前には、それまでに昼夜逆転を修正できていました。

 

今回は、修正が上手く行かなかったようです。

 

夕べ私は、疲れでいたのか、リビングのソファーで眠ってしまいました。

二男は、眠れないからと、襖を開けたまま、隣の和室でパソコンを使っていましたが、何度もため息をつき、足で畳をドンドンと踏みつけ始めました。

 

私は起き上がり、二男の背中を何度も撫でて、

「すごく力が入ってるよ、こんなに力が入っていたら、眠れないから、少し力を抜いてごらん。」

と言いました。

それから、裸足の足をさすって温めました。

 

少し落ち着いたのか、二男は自分の部屋に行きましたが、たぶん横になったけれど、眠れなかったのでしょう。朝早くにまたパソコンの前にやってきました。

 

「眠い。」と何度も言いながら、シャワーを浴びて出かけて行きましたが、帰りに秋葉原に寄って帰るとのこと。

 

二男は、今日の入学前授業に出たくないわけでは無かったと思います。

きっと、「行かなければならない。」「行くべき。」と自分に言い聞かせていたのではないかと思います。

 

自分で探して、自分で進学を決めたけれど、5年の在宅生活から一歩を踏み出すのは、簡単なことでは無いはずです。

 

私にも思い当たることがあります。

苦手な仕事を抱えている時、仕事が忙しい時。朝起きる時の気持ちは、

「会社に行かなければならない。」

「会社に行って仕事をするべき。」

という考えに支配されていますし、そういう時は、朝起きるのが苦痛だったりします。

会社に行きたくないわけではないし、仕事もやればできるし、終わらせることができることもわかっているのに。

 

布団の中でグズグズしている時に、突然

「あっ!今日は、朝一でお客様に電話しないといけないんだった!」

なんて思い出して、ガバッと起きられたりする時もあります。

 

不安を感じていると、ついつい腰が重くなったり、言動がギクシャクしたりしてしまいますよね。

私だけじゃないと思います。

 

でも、不安を感じるのは、当たり前のことなのです。

「そっか。私は不安なんだ!」

って気が付いたら、不安な自分に優しくしてあげようと思います。

 

「不安でもいいよ。」

「不安で当たり前。」