今日は、久しぶりに息子のことを書きます。

それは、ここ最近で、ちょっと嬉しい変化が見られたからにひひ

双子弟が、不登校になる少し前から、彼は自分のイライラやモヤモヤを部屋の壁や、家の中のあちこちのドアや、双子兄にぶつけていました。

不登校になってからも、自分から双子兄にちょっかいを出し、兄を怒らせて喧嘩をする。
それは、殴る蹴る、壮絶なものでした。

いつか、どちらかが、どちらかを殺してしまうんではないかと、不安に思うこともあったほどです。

今年の双子兄の夏休み直前にも、壮絶な喧嘩が勃発し、主人が弟を力ずくで抑えつけて、引き離しました。

私が、一週間の出社拒否になったのは、一日中、兄弟が二人きりで家にいるということへの不安もあっただろうと思います。

いつも、やられている双子兄に、弟と二人きりで家にいて、大丈夫?と聞いたところ、兄は、アッサリと

「大丈夫じゃないの?」

と答えました。

ビックリです⁈
いつも、あんなにやられているのに⁇
と、同時に、兄のこの強さに感謝しました。

念のため、双子弟には、

「ママは、不安で仕事に行ける気がしないよしょぼん

と、言いました。

弟も、私が仕事を辞めたら、我が家の生活がどうなるかくらいは、わかっているハズだから、それ以上は言いませんでした。

それと、兄の言葉を聞いて、ふと

弟は、兄と関わろうとしているんじゃないだろうか?

とも思ったのです。

結果として、暴力になってしまうけれど、小さな世界の中で、唯一、弟が自分の思いを解放できるのが、兄なのではないかと。

不登校になったけれど、弟はそれでも誰かと関わろうとしている。
そう考えることで、私は少しホッとしました。

そして、待ちに待ったUSJ。

小さな言い合いは、あったけど、充分楽しみ、私の実家に足を伸ばして、帰りは、飛行機。

羽田空港からリムジンバスにのり、終点のバス停で降りようとした時、それは勃発しました。

窓側に座っていた弟は、サッサとバスから外に出たかったのに、通路側に座っていた兄がノンビリしていたので、弟が、

「早くおりたかったのに、お前が遅いせいで、降りられないじゃないか‼︎」

と、文句を言い、それに兄が

「そうですかっ!」

と応えたため、弟のスイッチが入ってしまったのです。

バスから降りて、どんどん気持ちを高まらせる弟の背中に手をあて、

「言い方を変えてみたら、いいんじゃないかな?」

と、言ってみました。

弟「(怒りで目に涙を浮かべながら)何て言えは、いいの⁈」

私「兄のせいで、バスから早く降りられ無かったことは言わないで、バスから早く降りたかったから、僕が通路側に座れば良かった。って、自分のことだけ言えばいいと思うよ。」

弟「言えない。」

私「すぐに言えるようにならないかもしれないけど、言えるようになれば、自分がすごく楽になると思うよ。」

いつもなら、ここで

「無理‼︎」

と即答する弟でしたが、この時は、黙っていました。

双子兄の夏休みも今日で終わります。

USJから帰ってきてから、双子弟が、兄の部屋でゲームをすることが増えてきました。

一緒にゲームをしている訳では無いけれど、同じ空間にずっと二人きりでいられるようになったのは、すごい成長だと思いますニコニコ



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