中国や韓国では放射線量に関する情報をあまり公表していない。おそらく自国の原子力政策に多大な影響を与えかねないからだと思われる。アメリカもついても同じことは言える。


1、中国の環境保護部(环境保护部)・国家核安全局

4月11日16時の中国主要都市の放射線量

http://www.mep.gov.cn/gkml/hbb/qt/201104/t20110411_209017.htm
4月10日16時の中国主要都市の放射線量

http://www.mep.gov.cn/gkml/hbb/qt/201104/t20110410_208877.htm

4月9日16時の中国主要都市の放射線量

http://www.mep.gov.cn/gkml/hbb/qt/201104/t20110409_208841.htm

4月8日16時の中国主要都市の放射線量
http://www.mep.gov.cn/gkml/hbb/qt/201104/t20110408_208822.htm


* 画面上注意していただきたいのは、『监测结果表明日本核电事故未对我国环境及境内公众健康产生影响。』

すなわち、『監視・測定の結果、日本の原子力発電所の事故が中国の環境と国民の健康に影響を与えていることを表明する。』と書かれてあるのだ。

** 4月12日以降、公表を停止している模様。


2、韓国原子力安全技術院

http://www.kins.re.kr/notifications/not_board_list.asp?top_menu_id=1125&menu_id=1128&div_id=2


* 『チェジュ(済州)測候所で観測されたヨウ素131、セシウム137、セシウム134』と『日本の放射線量(左から、鹿嶋、長崎、愛媛 の順。)』がわかる。

東京大学地震研究所は『地震活動マップ』を公開している。
関東甲信越がカヴァーされている(最近7日間 )。
http://eoc.eri.u-tokyo.ac.jp/harvest/eqmap/tkyMAP7.html
最近1ヶ月間最近24時間 のものも見ることができる。



静岡大学の小山真人先生が16日の講演会「ふじのくに防災学講座」でお使いになったスライド「東日本大震災を起こした地震とその影響」 は、今回の大震災を理解するのに役立つ。
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/110416koyama.pdf


*小山真人教授とは…
静岡大学防災総合センター教授・同大学教育学部教授。専門は火山学、地震・火山防災など。1959年静岡県浜松市生まれ。静岡県立浜松北高校を卒業後、静岡大学理学部、東京大学大学院理学系研究科などに学ぶ。東京大学理学博士(地質学)。

4月10日、アメリカの環境団体NRDCのサイトに速報論文が掲載された。


THE COLLECTIVE EFFECTIVE DOSE RESULTING FROM RADIATION EMITTED DURING THE FIRST WEEKS OF THE FUKUSHIMA DAIICHI NUCLEAR ACCIDENT 

                      (Matthew McKinzie博士&Thomas B. Cochran博士)


この論文では、福島県外の放射線量を整理した上で、住民の被ばく量を推計し、ガンに発症したり亡くなる人の数を推定している。なお、この論文は放射線を浴びることによって一定の確率でガン細胞が発生するという考えをベースにしている。欧米では一般的な考えらしい。

グラフと表を確認しておく。
まず、3ページ目は、茨城県と東京都の放射線量を示すグラフ(データは文科省のものを利用)。
4ページ目は、上のグラフが栃木県と山形県、下のグラフが神奈川県と新潟県。
5ページ目は、上のグラフが埼玉県と千葉県、下のグラフが山梨県と長野県。

そして、7ページ目の下の表を見ていただこう。
まず、ことばの説明から。

EXCESS CANCERとは、過剰発ガンと訳されるが、(ふつうに生活していてもガンになる人を除いた)事故で放射線を浴びることによって発症するガンのことをいうそうだ。


東京都を見てみると、
2010 PREFECTURE CENSUS POPULATION(2010年の国勢調査に基づく人口) 13,161,751人
EXCESS CANCER CASES(過剰発がん数) 48.5人
EXCESS CANCER DEATHS(過剰発ガン死) 24.4人

http://docs.nrdc.org/nuclear/files/nuc_11041301a.pdf