まだ終わってはいませんでした。


その夜、
ミックのライヴに顔を出したものの
僕は下を向いたまま
最初から最後まで
ひたすらモジモジし
彼女が前を通り過ぎても
眼球を合わすこともなく、
それどころか顔すら
一切見ることなく、地蔵に変貌。

次第に緊張に耐えきれなくなり
ドラムの振動に同調した股間の筋肉が
ゆるゆるしてきて
結果おしっこを漏らしたまま
帰宅する

という夢を見ました。

これは現実化する!と恐れた僕は
すぐにヒカリッシュに連絡を取り
ミックのライヴについてくるよう
泣きつきました。


そして勇気を出し
ミックにもメールを送ると
「覚えまくりだー!」という返信が。

まだ自分は忘れられて
いなかったようです。


というわけでミックにライヴ予約の手続きをしてもらい
5月26日、我々は渋谷屋根裏へ向かったのでした。