チョコチップクッキーとビーフジャーキーに夢中のAnneと全くコミュニケーションがとれないヨシダ。

まぁ、さいあくズールー族とコサ族の写真を撮るっていう目的が達成できればいいんだけど‥‥
私が南アフリカに滞在出来るのは8日間( 今思えば無理のあるスケジュールだった )

滞在中はAnneが3-4年前にリアルな民族衣装をまとった人たちを見たというエリアをひたすら探す。
だけど、思うように見つからず、何の収穫もないままテントへ戻る日が続いた。
南アフリカの小学校で出会った女の子たち

収穫が無いのは仕方がない。が、結構気分が落ちる。
そんな時、気分を上げてくれるのが現地のご飯。アフリカはとんでもないモノが食卓に並ぶこともあるが
それに負けないくらい美味しいものも結構沢山あったりする。だからご飯の時間がいつも楽しみで仕方ない。

しかーし、そんなヨシダにとって南アフリカの食事の時間ほど悲しくなるものはなかった。

南アフリカでも首都や大きな町に居れば色んなレストランがあって、色んな美味しいものも沢山
食べられるんだと思う。もしくは、現地の黒人が居れば美味しい御飯を作ってくれたことだろう。

だけど、ド田舎故に、レストランや宿が思うように見つからない。
それ故にテント泊がメインで毎日毎晩Anneが作るご飯だった。

作ってもらって文句を言うのは大変失礼なことだと分かっているんだけれども‥‥
ホントにホントにAnneの作るご飯が美味しくなかった。

面倒くさがりなのか、それとも料理の仕方を知らないのか分からないが、
彼女はとにかく何でも塩分不使用のバターだけ炒める!寧ろ、バター以外は何も使わない!

もしくは、ただ茹でるだけ。

だから毎食、茹でたジャガイモとバターだけで炒めたアスパラガスと肉が出る。
味もないし、肉も固いし、悲しいほどに美味しくない。せめて塩だけでもあったら少しは違っただろう。
南アフリカで出会った女の子

この手抜き料理と思われるメニューが3日間(3食連続)続いたもんで、ヨシダ言ったんですよ、Anneに。
「 毎日Anneに作ってもらうのも悪いから私がたまには作りますよ 」と。

そしたら笑顔で呆気なく「 ノー!私が作るから気にしないで! 」と断られてしまった。

お陰で、どんなにお腹が減っていても御飯の時間になると自然に食欲が失せるようになって、
出された食事を残してしまうようになった。

そして、食事を残した翌朝――――――――
Anneからとびっきりの笑顔でアルミホイルに包まれた夕食の残りを昼食として渡される。ひー。

それにしてもAnneが自分で作った料理をあんまり食べてなかったのは何故だろう。

自分が作るご飯が美味しくないということを自覚しているのだろうか。
いんや、昼間にチョコチップクッキーとビーフジャーキーをたらふく食べてるせいで腹が減らないんだ。

あ゙ー、いいなー、チョコチップクッキー。
わざわざ夕飯作らないでチョコチップクッキーだけ出してくれれば良かったのにー。←失礼。

私が食い意地が張り過ぎなのかもしれないけれど、ご飯が美味しくないと旅がホントに苦痛。
南アフリカに来た当初は8日間じゃ短過ぎたなーって思ったけど、8日間で良かった。これで2週間とか
滞在してたら危うくゲッソリ痩せ細っちまうところだったぜー。笑

食に飢え過ぎてAnneが居ない時にこっそりビーフジャーキーを盗み食いしていたヨシダでしたsei

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