前回の件で、通訳のデブとWainfenがビビってしまって使い物にならなくなってしまって
撮影が全く出来ない。撮影が出来なきゃ意味がない。でも、私に残されたのはドライバーのVanceのみ。

どうしたもんかと落ち込んでいると、陽気なVanceが私に"Go!Go!"と呟きながらウィンクをして来た。

これまでは英語がほぼ喋れないVanceとは会話すらせずに過ごして来たのだが、
よくよく考えてみると運転も出来るし、何よりも怖いもの知らずの彼は心強いパートナーではないか!
チャドで出会った女性
※チャドで出会ったキレイな女性

ということで、捕まった時の対処法だけが非常に不安ではあったが、Vanceがフランス語だけは
喋れるし何とかなるだろー!と根拠のない自信と勢いだけで、私たちはモデル探しの旅に出た。

Vanceは適当に車を走らせ、小さい村に1つ1つ寄ってはモデルを真剣に探してくれた。
彼はちゃんと私とWainfenとやり取りを見ていたのだろう。私がどんな人をモデルとして探しているのか
よく理解していた。だから言葉が通じなくても撮影の段取りはスムーズに進んだ。

ただ、ちょっとモデルとの交渉だけがイツモ以上に手こずった。
Wainfenやデブが居ればモデルさんに撮影料や写真の使用料、一体私が何者なのかを簡単に説明して
相手の承諾を得て撮影に入れるのだが‥‥なんせ、言葉というツールが私たちには無い。

けど、Vanceは紙幣と私のカメラを指差しながらフォト!フォト!と笑顔でひたすら相手に訴え掛ける。
( すっごいシンプルな交渉術だけど、それが1番いいのかもしれない。笑 )
三つ編みが素敵なチャドの女性
※三つ編みが素敵なチャドの女性

私がこの日、チャドで出会った女性たちは綺麗な三つ編みをしていた。
アフリカでこういった三つ編みをしている女性たちを見たのは初めてだったので、とても新鮮だった。

彼女たちがどんな民族で、どんな暮らしをしているのか等は言語の問題で全く聞けなかったけれど
Vanceのお蔭で私はこの三つ編みの素敵なチャドの民族に出会うことが出来た。
( もし彼女たちが何族か知ってる方がいましたら教えて下さーい! )

Vance、ありがとうーッ!!


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