2週間後に開催されるInternational Book Festivalに参戦すべく、
私は図書館のユーザーである子供たちに“出し物”を宮本さんと一緒に教えることになった。

打ち合わせ初日―――――――
宮本さんは周囲の保育園や小学校から約400人の子供たちに招集をかけたと言っていたんだけども‥‥

実際に集まったのは、たったの48人!

まぁ、アフリカですからね。
呼ばれていても皆さん忘れちゃってたり、面倒くさかったりで来ないんですよ。

だから48人も来れば御の字!ということで、私たちは子供たちに今回やる出し物の内容を発表しつつ、
早速、出し物の「Animal Greetings」の練習に取り掛かることに。
※「色んな動物の鳴き声(挨拶)を英語でやってみよー!」的な感じのモノ。
nagi yoshida - 自由奔放な女の写真放浪記 --ウガンダの子供たちの練習風景
※覚えたセリフを大きな声でリピートする子供たちの練習風景。

本番までの2週間、子供たちと練習出来るのはたったの3回。
たったの3回の練習で子供たちが英語のセリフを全て覚えられるのか正直私は物凄く心配だった。

しかーし!ソコは色んな言語が入り混じる環境で生活しているアフリカ人!

文字を書くという習慣が無くとも、耳から入った言葉を覚える能力は長けている。
だから初めて聞く英語だって案外簡単にリピート出来るし、覚えてしまう。そんな彼らに私は感心した。

―――――――
彼らは忘れる能力もズバ抜けて早かったッ!!!!!

しかも!
練習の回数を重ねる度に子供たちが全然集まらなくなるっていう事態に‥‥。流石アフリカ。
nagi yoshida - 自由奔放な女の写真放浪記 --出し物用に私が描いた絵
※ヨシダが追い込まれながら描いた出し物用の動物のイラスト。

1回目の練習は48人。2回目は35人。3回目は30人。
どんどん人数は減って行くし、どんなにその場でセリフを覚えても皆次の練習までには忘れている‥‥。

一体、こんなんで大丈夫なのだろーか。
「 本番当日に誰も来ないと言う事態が有り得るのではないか 」と、私の不安は募る。
※皆が集まってくれたとしても本番でちゃんとセリフが言えるのかも疑わしいですし。

そんな不安を抱きながら、私は宮本さんに急かされるままに出し物用のイラストをひたすら描き続け‥‥
( 本業イラストレーターの私ですが、あんな短期間でこんなに絵を描いたのは初めてでございました。笑 )

色んな不安が消えぬまま、International Book Festival当日を迎えたのだった―――――――

                                         つづく


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