ニコリとも笑わないハビブル一家。
奥さんは英語も分からなければ無愛想だし、子供は私を怖がって部屋から出てこない。
1番頼りにしていたハビブルなんて無口過ぎてコミュニケーションが取れやしない。
もう私はどーしたらいいのか分からず、ただただ気まずくて俯いていた。
すると、ひたすら黙りこくっていたハビブルがこう話しかけてきたのだ。
“ 余計なお世話だ ”と思ったのは言うまでもないが、折角話しかけてくれたのだから‥‥と思い
「 彼氏も居ないのに結婚なんて出来ないよ 」と返すと、すかさず彼はこう返してきた。
( 知らねーよ!寧ろ、その理由は私が知りたいよッ! )
と思いつつも、私はとびっきりの笑顔で「 モテないからねー、私ッ! 」と返した。
※私がバングラデシュで出会ったカワイイ男の子。
私のその笑顔には“もうこの話題はやめて!”という意味も含まれていたのだが、ハビブルは
と、まるで可哀想な子を見るかのような瞳で私を見てボソっと呟いき、俯いた――――――
もー、私はハンカチを噛み締めてしまいそうになったくらい悔しかった。
それから数十分の沈黙が続いた後、ハビブルが突然動き出した。
「出かけるから付いて来て」と言うハビブルの後に、とりあえず私は付いて行った。
辿り着いた場所は小さなカフェだった。
( な~んだ、お茶しに来たのか! )と、変わらず無言のハビブルと私は紅茶を啜っていた。
そこへハビブルの知人らしき男性が3人現れたのだ。
さっきまで無言だったハビブルがアレコレ喋り出したのだが、私には何を言ってるのか分からない。
でも、きっと私には関係のないことだろうと思い、私は大人しく紅茶を啜り続けていた。
それから少ししてハビブルと話が終わった友人たちが私にアレコレ話しかけてきたのだ。
「何歳なの?」「趣味は何?」「普段は何してるの?」「何人姉妹?」とか、とにかく質問攻め。
まー、日本人と話す機会など然程無いだろうから珍しいのだろうと思い、私は普通に答えていた。
そして、彼らの質問が尽きた頃、ハビブルがこう切り出してきた――――――
( 誰がいいってどういうこと!?一体、どーいう意味でイイなの!? )
あまりにも唐突すぎる質問に私は全く状況が理解出来なかった。
※私がバングラデシュで出会ったカワイイ男の子。
中々状況を把握出来ない私にハビブルは呆れた顔でこう説明した。
( どーいうこと?私でイイって‥‥どーいう意味!? )
未だに理解出来ない私にハビブルは更にこう言った。
「 結 婚 出 来 な い 君 に 僕 が お 見 合 い を さ せ て あ げ た ん じ ゃ な い か !
ラ ッ キ ー な こ と に 彼 ら は 君 で イ イ と 言 っ て い る 。
だ か ら 3 人 の 中 か ら 1 人 結 婚 相 手 を 選 び な さ い 。 」
――――――選べるわけがない。寧ろ、何故ココから選ばなきゃならんのだ。
私はハビブルに「 お見合いさせてくれなんて頼んでない! 」と言うと、
ハビブルは「 僕に恥をかかせるな!僕は君の為を思ってしてやったのに! 」と怒り出した。
怒りたいのはコッチの方だ。
なに、人の許可なく勝手にお見合いさせてんの。
そもそも「 君でいい 」って何よ。何で上から目線なの。
どーしよーもないヨシダだけど、私は私じゃなきゃ嫌と言ってくれる人と結婚したいのよ(乙女心)
少なからず私にだって選ぶ権利はあるはず――――――ッ!!!!!!!!‥‥あるよね?
ただでさえ、距離が縮まらないハビブルとの距離が遠ざかった出来事であった。
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奥さんは英語も分からなければ無愛想だし、子供は私を怖がって部屋から出てこない。
1番頼りにしていたハビブルなんて無口過ぎてコミュニケーションが取れやしない。
もう私はどーしたらいいのか分からず、ただただ気まずくて俯いていた。
すると、ひたすら黙りこくっていたハビブルがこう話しかけてきたのだ。
“ 余計なお世話だ ”と思ったのは言うまでもないが、折角話しかけてくれたのだから‥‥と思い
「 彼氏も居ないのに結婚なんて出来ないよ 」と返すと、すかさず彼はこう返してきた。
( 知らねーよ!寧ろ、その理由は私が知りたいよッ! )
と思いつつも、私はとびっきりの笑顔で「 モテないからねー、私ッ! 」と返した。
※私がバングラデシュで出会ったカワイイ男の子。
私のその笑顔には“もうこの話題はやめて!”という意味も含まれていたのだが、ハビブルは
と、まるで可哀想な子を見るかのような瞳で私を見てボソっと呟いき、俯いた――――――
もー、私はハンカチを噛み締めてしまいそうになったくらい悔しかった。
それから数十分の沈黙が続いた後、ハビブルが突然動き出した。
「出かけるから付いて来て」と言うハビブルの後に、とりあえず私は付いて行った。
辿り着いた場所は小さなカフェだった。
( な~んだ、お茶しに来たのか! )と、変わらず無言のハビブルと私は紅茶を啜っていた。
そこへハビブルの知人らしき男性が3人現れたのだ。
さっきまで無言だったハビブルがアレコレ喋り出したのだが、私には何を言ってるのか分からない。
でも、きっと私には関係のないことだろうと思い、私は大人しく紅茶を啜り続けていた。
それから少ししてハビブルと話が終わった友人たちが私にアレコレ話しかけてきたのだ。
「何歳なの?」「趣味は何?」「普段は何してるの?」「何人姉妹?」とか、とにかく質問攻め。
まー、日本人と話す機会など然程無いだろうから珍しいのだろうと思い、私は普通に答えていた。
そして、彼らの質問が尽きた頃、ハビブルがこう切り出してきた――――――
( 誰がいいってどういうこと!?一体、どーいう意味でイイなの!? )
あまりにも唐突すぎる質問に私は全く状況が理解出来なかった。
※私がバングラデシュで出会ったカワイイ男の子。
中々状況を把握出来ない私にハビブルは呆れた顔でこう説明した。
( どーいうこと?私でイイって‥‥どーいう意味!? )
未だに理解出来ない私にハビブルは更にこう言った。
「 結 婚 出 来 な い 君 に 僕 が お 見 合 い を さ せ て あ げ た ん じ ゃ な い か !
ラ ッ キ ー な こ と に 彼 ら は 君 で イ イ と 言 っ て い る 。
だ か ら 3 人 の 中 か ら 1 人 結 婚 相 手 を 選 び な さ い 。 」
――――――選べるわけがない。寧ろ、何故ココから選ばなきゃならんのだ。
私はハビブルに「 お見合いさせてくれなんて頼んでない! 」と言うと、
ハビブルは「 僕に恥をかかせるな!僕は君の為を思ってしてやったのに! 」と怒り出した。
怒りたいのはコッチの方だ。
なに、人の許可なく勝手にお見合いさせてんの。
そもそも「 君でいい 」って何よ。何で上から目線なの。
どーしよーもないヨシダだけど、私は私じゃなきゃ嫌と言ってくれる人と結婚したいのよ(乙女心)
少なからず私にだって選ぶ権利はあるはず――――――ッ!!!!!!!!‥‥あるよね?
ただでさえ、距離が縮まらないハビブルとの距離が遠ざかった出来事であった。
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