今回の渡航、実は出発前から私はかなりビビっていた。

それは訪問場所がアフガニスタンとの国境付近の為、必ず護衛がつくという話だったからだ。
( それ以外にも閉鎖的なエリア故に女性1人では旅をしにくいとも言われていたので‥‥ )

だから治安や情勢の不安もあったのだけれども、何よりも私が心配していたのは
“どこまで護衛と行動を共にしなくてはならないのか‥‥ということだった。

だって、四六時中一緒にいられるのも息が詰まりそうだし!
それが生理的に受け付けないような人だったら、尚更耐えられないし‥‥!

そんな自分勝手な不安を抱きながらChitral(チトラール)に到着した私が警察から聞かされたのは
ホテルの部屋以外の場所全てで2人の護衛が行動を共にするという話だった。

Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --なんて煩わしい

思わず、そう口走ってしまった―――――――――
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --私の護衛でついてくれたシラージュ
※いつも一緒に笑って遊んでくれた面倒見のいいシラージ。

が、紹介された護衛のSiraj(シラージ)のステキな笑顔を目にするなり「煩わしい」と口走っていた
さっきまでの不快感がまるで嘘のように消えていった( なんて単純なオンナ‥‥ )

胡散臭い顔してる護衛とか、むさ苦しい人だったらどーしよーかと思ったけど!!
こんなに若くて笑顔の素敵な人ならば、寧ろ部屋の中まで来てくれても構わないッ!!(オイッ)

しかも!しかも!しかーも!
彼らは毎朝、第一声で「 今 日 も 私 た ち が 貴 方 を お 守 り 致 し ま す ! 」なんて
爽やかな笑顔で言ってくれるんだから、もーたまんないよねーッ!!!!

「 もー、守って!守って! 」 って感じで、ヨシダは毎朝のようにドキドキしてましたよ。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --私の護衛でついてくれたザヒール
※Sirajと一緒に護衛で付いてくれたZahir( なんと彼は20歳!若ッ! )

でも冗談抜きで、今回は行動を共にしなくてはならない護衛のお兄ちゃん2人が
たまたま気の合う2人だったからこそ私は安全且つ、楽しい時間を過ごすことが出来たのだと思う。

だから2人には今も本当に感謝してる。
そして、こんな私と友達になってくれて今も連絡くれる彼らとの縁は本当に大事にしたいと思う。
( なんたって彼らは私にとって初めて出来た肌の白いお友達なんですもの。笑 )

ということで、次回はアフガニスタンとの国境付近で暮らすカラーシュ族を紹介したいと思います

追伸 : 誕生日メッセージを下さった方々、本当にありがとうございますッ!
皆さんからのメッセージ、朝から涙がちょちょ切れそーなくらい嬉しゅうございました!!
( お返事は少しずつ返させて頂こうと思っております。。 )

こんな私ではございますが、今後ともどーぞ宜しくお願い致しますッ!


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