スーダンからエチオピアに入った後、私はお隣の国、ウガンダに飛んだ。

私はウガンダ最北部のKitgum(キトゥグム)という何にもない町で3週間ホームステイをしながら、
日本人の宮本さんが1人でやってるNGOのお手伝いをさせてもらった。

そのお手伝いというのは、図書館の運営――――――――

" アフリカの図書館=学校に行けない子供の為の勉強をする場所 " としか思っていなかった私は
何故、宮本さんがアフリカに図書館を建てたのかが不思議だった。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --ウガンダ北部の図書館
※本を借りる手続きをしている子供の様子

だけど、宮本さんの話を聞いて自分の考え方やモノの見方の狭さに気づいた。

日本では" 本は読むもの "ということは誰もが当たり前のように理解しているけれど、
アフリカの子供は本を読むものだと知らない子が当たり前のように沢山いるのだ。

だから少し目を離すと本をパクッと食べてしまっている子や、本を舐めてる子、本を破って遊んでたり、
本来の本の扱い方とは大きく異なった扱い方をしてしまうのだ。

もちろん" 図書館では静かにしなきゃいけない "という当たり前のマナーも持ち合わせていない。

だから宮本さんは図書館という場所が子供たちにとって"楽しく学べる場所"でありたいと言っていた。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --図書館で本を読む子供
※絵本を開いたものの、直ぐ集中力が切れてしまう子(笑)

その" 学ぶ "というのは勉強だけじゃない。
本は食べちゃいけないとか、図書館では静かにしなきゃいけないとか、そういった当たり前のことも
図書館という場所を通して学んでもらえたら‥‥と、宮本さんは考えていたのだ。

そんな宮本さんは先ず、子供たちが図書館は楽しい所だ!というイメージを持ってくれるように
子供たちが絵本でも何でもいいから本を3~5冊読んだ後 に(1冊15分以上読むことが条件)

子 供 た ち に 紙 と 色 鉛 筆 を 貸 し 出 し て 、 自 由 に 絵 を 描 か せ て い る 。

だから、子供たちはお絵かきをしたいが故に図書館まで足を運ぶというわけ。

最初はお絵かき目当てでも、通っている内にマナーを自然に身につけていって、
ついでに文字まで読めるようになってくれて、勉強もしてくれちゃったら‥‥尚素晴らしい!ってわけ。

そんな感じで、私は図書館のお手伝いをしながら‥‥
宮本さんとKitgumの子供たちとInternational Book Festivalに参戦するのでした  つづく


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