イエメン4日目
「今先程、ナギをハンマームに誘いに来た女性2人を追い返しました 」―――――
ハンマームを楽しみにしていた私の耳に何とも予想外の言葉がホテルマネージャーから入って来たのだ。
何故、彼らは私に何の断りも無く勝手に断ったのだろーか。
もしや、私が彼女たちの裸を見たいという下心がバレてしまったからだろーか。
（ もし、そーなら私のPrincessとしてのイメージが悪くなる ）と、思った時、彼はこう言った。
「 大して知り合いでもない女性とハンマームに行ったら、あなたがハンマームから帰る頃にはあなたの服も
お金も無くなっている可能性があります。Our Princessに万が一のことがあっては困りますから」とのこと。
“心配し過ぎじゃないか”とも思ったが、彼らが私の身を心配してくれてのことなら仕方ない。
とは言え、ハンマームへ行きたい！（彼女たちの素顔・裸が見たい！）という思いが抑え切れない私は
「 ハンマームにめちゃくちゃ行きたい！ 」と、ホテルマネージャーに我が儘を言ってみた。
すると、彼はニッコリ笑ってこう言ったのだ。
「 きっとそう言うと思ったので、ハンマームに連れて行ってくれる女性を手配済みです 」
な ん て 気 の 利 く 素 敵 な ホ テ ル な ん だ ！！
そして、私をハンマームまで連れて行ってくれることになったのは‥‥
なんと！先日お世話になったドライバーSaraの奥さんと長女のFatima（ファティマ）だった。
Saraを含め、奥さんもFatimaも面白いほど英語が通じないのだ。
初対面＋言葉の通じない状況で、イキナリ裸のお付き合いとは‥‥何だかチョッピリ恥ずかしい（笑）
でも、そんなことで恥ずかしがっていたら、イエメン女性の素顔には辿り着けない。
ということで‥‥
彼女たちの素顔（裸）見たさに、いざハンマームへ！
ハンマームに着くなり、奥さんとFatimaは早速、黒いベールを脱いだ。
初めて見るイエメン人の素顔に何だかドキッとしたが‥‥
これから見られるであろう2人の裸を想像すると、私の心臓は有り得ないほどドキドキしていた。
でも、彼女たちは黒いベールを脱ぐなり、違う服へと着替え始めたのだ―――――
どーやら彼女たちは日本の銭湯のように素っ裸ではハンマームに入らないようだ。
入浴する際の服装は自由らしいのだが（ でも、スッポンポンはダメらしい ）
入浴用の服を何も持って来ていなかった私は奥さんから渡されたロングスカートを胸元まで上げて履き、
それ以外の服と下着は脱ぐというスタイルになった。
けど、Fatimaと奥さんはTシャツとデニムという何ともこれから風呂に入る人間とは思えない格好。
（ハンマームだからって簡単に裸を見れるわけじゃないのね～）と、少々ガッカリしつつも‥‥
Fatimaに手を引っ張っられながら、ハンマームの奥へと進んだ行った。
このハンマームというのは所謂、サウナのようなモノだった。
サウナのスペースに比べ、頭や体を洗える蛇口の数は非常に少なく、とりあえず、蛇口の順番待ち。
「待っている間に逆上せちゃうよー」と少々不安になっていると‥‥
1人のグラマーな女性が手招きをしながら「ココ使って良いよ」と言っていた。
私とFatimaはそのグラマーな女性が使っていた蛇口を借りて、体を洗うことになったのだが‥‥
私はFatimaがTシャツとデニムを着た状態でどーやってカラダを洗うのかが気になった。
服の中に手を突っ込んでカラダ洗うのかな～？と思いきや‥‥
Fatimaは石鹸を泡立てて、そのまま服の上からカラダを洗い出したのだ！！
もうコレは体を洗ってると言うよりも“服を洗ってる”と言った方が正しいですな。
しかも、彼女はこのカラダ（服）を洗う行為を丁寧に5回も6回も繰り返すわけですよ。
カラスの行水の私としてはとても考えられない丁寧さッ！！
そんなFatimaをジッと見つめていると‥‥頭から思いっきり水をかけられたのだ。
ビックリして後ろを見ると、蛇口を貸してくれたグラマーなお姉さんだった。
「彼女のこと見てないで、頭洗ったら？手伝ってあげるから」と言われ‥‥
お姉さんが水を汲んで私の頭にかけてくれることになったのだが、彼女の水をかける勢いが半端じゃない。
その水の勢いのせいで私のスカートが下がってしまったのだ（ 要は乳ポロリですな！ ）
でも、そこはシラ～ッとスカートを上にあげて誤魔化そうとしたのだが‥‥
と、お姉さんのキッツイ一言。
（ いやいや、日本人だって大きい人いますよ。私が小ちゃいだけですー ）と思いつつも、そこは負けずと
「 お姉さんのオッパイはダミー？ 」と、笑いながら聞いてみた（ 女って怖いッ ）
すると、お姉さんは「本物よ！」とチラッと乳を見せてくれたのだ‥‥！！！
本来なら乳を見せてくれたことに驚くというか、喜びを感じるのだが、意外とイエメンの女性にも冗談が
通じたと言うことに驚いてしまった。
が、まさかの冗談でイエメン人の豊満な乳を見ることの出来た私は大満足ッ！
イエメンの女性の乳を見せて貰えたのならば、貧乳と言われたって痛くも痒くもないッ！！
寧ろ、乳ポロリして良かったぜ！！よくやった、私の貧乳ッ！
そんなこんなで、イエメンの女性の素顔と裸を見ることが出来て満足のヨシダでした
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