

ホテルスタッフに陽気なガイドTahaとSaraというドライバーを紹介され―――――
私は彼らと一緒にワディダハルのロックパレスへと足を運ぶことになった。
この岩の上に建てられたロックパレスは18世紀につくられたんだって。
昔のイエメンの王様(支配者)はココを夏の別荘として使用していたらしいんだけど、その王様は物凄~く
高いところがスキな人だったらしいよー ( 別にどうでもいい情報だけれど‥‥! )
そんな大して興味も無いロックパレス(というよりは建造物)で時間を潰しつつ‥‥
TahaやSaraと一緒にご飯を食べに行って、時間を潰しに潰して私がホテルへと戻ると―――――
なんとも可愛らしくベッドメーキングがされてるじゃありませんかーッ!しかも、造花付き!
アフリカではこんな可愛いベッドメーキングに出会ったことも(考えたことも)無かった私はもーう大興奮!
( 記念に写真を撮っておこ~! )と思って、部屋に無造作に置いておいたカメラバッグに手を伸ばすと‥‥
その上に小さなメモ用紙が乗っかっており、こんなことが綴られていた。

‥‥整理整頓が苦手な私は散らかし放題で出掛けちゃいましたからね(笑)
このメモを残したスタッフが誰だったのかは最後まで分からなかったけれど、私は地味に嬉しかった。
だから私も、翌日はベッドメーキングをしてくれた人に対してこんなメモを残してみた。
『 昨日のような可愛いベッドメーキングは初めて見たので凄く嬉しかったです!ありがとう!
部屋もキレイに使えるように心がけます』と。
その日の夜、部屋に戻ってみると―――――
今度はタオルで作られたハートの中にこれまた造花が入ってるじゃないですかーッ!!
そして、机の上にはまた1枚のメモ。

よっぽど昨日の部屋が汚くて仕事が大変だったってことかしら‥‥?
だから、このハートは「 俺らの仕事を増やすなよ!もう散らかすなよ

何であれ、ちょっと嬉しいですな!このベッドメーキング!
部屋に帰って来る楽しみにがある!そして、どのスタッフがやってるのか分からないというのもまたイイ!
(あの人かな~?それともあの人かな~?)と、考えてはドキドキして‥‥
そしてまた、その人が地味にチマチマこの可愛らしいベッドメーキングをしているのかと想像すると
それがまた何だか面白おかしくて笑いを堪えられない自分がいた(笑)
そして、上の写真は私がチェックアウトする前夜のベッドメーキング。
バスタオルで作られた大きな花と共に、いつもの如く1枚のメモが机にあった。

もう完璧“私=片付け出来ない子”というイメージがココのスタッフには根づいてしまっているよーだ。
でも、彼らは私が「ベッドメーキングがいつも違うから楽しみ」だとメモに書いてしまったせいか、
毎日のように違うベッドメーキングと小さな一言メモを残してくれた。
こんな些細なことだけれど、私はとっても嬉しかったし、楽しかった。
接客や気使いでは日本人を上回る国は無いと思っていたけれど‥‥
日本以外にもあるんだね、こういったステキな接客・心遣いをしてくれる国が。
私の方こそ、ありがとうだよね。こんなステキな心遣いをしてもらったのだから。
ということで‥‥!!
『また、散らかしに行かなきゃ!』と、思ったヨシダでした

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