Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --木イエメン1日目Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --木

エチオピアからイエメンに向かう飛行機の中で
何故かスチュワーデスのお姉さんにブチ切れられたヨシダです ( 私は無実ですホント!

イエメンは私にとって初の中近東エリア。
基本的にアフリカ以外は怖いタイプなので、アフリカとは違うアラビアの雰囲気にもうドッキドキ。

そんな期待と不安でドッキドキの状態で、空港からサナアの旧市街近郊のホテルへと向かった。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --私が見たイエメン
※私がイエメンで出会った"店番中の男の子"の写真。

毎回、どこの国でも個性的なホテルに当たる方なのだが‥‥やはり今回も当たりだった。
(今回、私がイエメンで宿泊したホテルはエチオピアで出会ったオーストラリア人の男性が予約してくれたのだが‥‥)

このホテルだったからこそ、私はイエメンで面白おかしい快適な滞在が出来たのだと思う。

だから今日はそんなホテルでの出来事を書こうと思う――――――

ホテルでチェックインを済ませて、外に遊びに行こうとフロントまで鍵を預けに行こうとした時。
フロントで数人の男性スタッフが話している声が聞こえた。

アラビア語ではあるけれど、所々"Nagi‥‥Nagi‥‥Nagisa!!"という言葉が聞こえた。
どーやら彼らは私について話をしているよーだ。

( もしや、私の悪口‥‥!?私、初っ端、何か嫌われることやらかした‥‥!? )

小心者故にネガティブなことばかり考えてしまい、外出する気力を失ってしまった。

それから日が暮れるまでの間、ひたすら「 私の何が陰口を言われる理由だったのだろーか 」と考えては
落ち込んで、最終的には「 やはりアフリカ人以外は合わないのか!? 」なんて思ってしまった。

そんな考えに辿り着いた頃には腹ペコで、若干、気まずい思いもあったがホテルのレストランへ行った。
そして、1人で黙々とご飯を食べてると私の目の前にホテルのマネージャーが現れて、こう私に言ったのだ。

Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --Our Princess

全く意味が分からなかった。
このホテルには「姫コース」とか「姫プラン」といものがあるのだろーか。
それとも、ただ単に私はチャカされているのだろーか。

突然の出来事に状況が把握出来ていない私にマネージャーはこんな言葉をくれた。

「 君が今日ココへ来てからスタッフ全員が君の事をとても性格の良さそうな少女が来た!と話をしている。
  君は心がキレイな顔をしている。だから私たちはそんな君のサポートをさせて頂きたい」と。

この締りのない顔・適当極まりない性格の私が "心のキレイな顔" だなんて‥‥有り得ない。
でも、ホテルのスタッフがフロントで話していたことが私の悪口ではなかったということに私は安心した。
( そして改めて、自分の考え過ぎてしまう小心者の性格が嫌だなーと思った )

それから、マネージャーは私に1番広いベッドが3つある部屋を1番安い部屋の料金で与えてくれた。

そして、このホテルでの滞在中――――――
私 が ホ テ ル の 敷 地 内 を 自 分 の 足 で 歩 く こ と は ほ ぼ 無 か っ た 。

外から帰ってくると、ホテルの敷地内に一歩でも踏み込めばガードマンが「 Nagiiiiii 」と走って来ては
「 ナギは自分で歩かなくて良いんだよー! 」と、私を担いで部屋まで運んでくれる。

自分の部屋からレストランに降りる時でさえも私が一人で歩いていると、スタッフの誰かが私を見るなり
「 Our princess!! 」と、私を担いでレストランの椅子まで運んでくれる。

何だか、これは姫様の待遇というより介護されているよーな感覚
世界のお姫様というのは、介護に近い状態なのだろうか( 多分、違う‥‥ )

でも、1人でボケ~っとしていても誰かしら必ず構ってくれるし、1人で部屋にこもっていてもお茶とか
ご飯に誘いに来てくれたりと、とってもアットホームなホテルで寂しい思いをすることはなかった。
( 彼らにとって私は姫というよりも手の掛かる子供のような感じだったんだと思うが‥‥ )

そんな感じで「こういうモノ好きな人が多い国があって良かった~!」と、思ったヨシダでした

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