

3軒目に私がお邪魔したのはアグレッシブなお母さんの家――――――
2軒目同様、大人数で押し掛けてしまったのだが‥‥このお母さん家は2世帯らしく、結構広い家だった。
まぁ、場所(家)を変えたからって特に彼らとやることが変わるわけではない。
子供たちにネイルアートのことを聞かれ、何故肌が白いのかを聞かれ、日本ってどんな国なのかを
聞かれ、最終的には‥‥思いっきり擽り攻撃にあって、擽り返して、皆で笑い転げて終わる!
こんなシンプルなことが永遠に(彼らが飽きるまで)繰り返されるのだ。
でも、これが意外と楽しい。何でかよく分からないけど、すっごい笑える。
きっと一緒に笑える(笑いのツボが同じ)っていうのは、相手のことも無条件に楽しませちゃうんだろーね!
だって、お母さんや子供たちが何言ってるのか分からない時でも、彼らが笑い出すと私まで笑えて来る。
逆に、私が笑うと彼らもつられて笑う。そういう空気って良いよね。居心地良いもんね。

※皆で擽り合って、突っつき合って、どってことないことで大盛り上がりしている写真。
そして、一通りの子と話したり、擽り合ったりした私なのだが‥‥
1人だけ私の傍から全く離れようとしないFanta(ファンタ)という名前の少女がいた。
彼女はズット私の隣を陣取って、移動中もズット私の手を握っていた。
そんなFantaの口癖は「1ブル!(日本円で5円程度)」
「nagi!1ブル!」と言っては私を擽る。
「nagi!1ブル!」と言っては私を突っつき回す。
私が他の子と喋り出すと「nagi!1ブル!」と、チョッカイを出して気を引こうとする。
決して彼女はお金が欲しくて言ってるわけじゃない。
彼女が知ってる唯一の英語が「1ブル」だけなのだ。
彼女の精一杯の私への構ってアピールだったのだろう。

※写真は、Fantaからのキスに照れ臭さを隠せない私。
そんなFantaに私は絵を描いた。
どってことない絵だけれど、彼女はとっても喜んでくれていた。
そして、1ブルしか言わなかった彼女が私に「コッチを見て」と言い出したのだ。
(なに、また思いっきり擽られるの!?)と思ったのだが‥‥
なんと、Fantaが私の頬にキスをしてくれたのだ。
その瞬間、周りにいた子供たちやBeyuから歓声が湧いた。
エチオピアで頬にキスをするということは 心から相手を気に入った(受け入れた) という意味がある。
要は、Fantaは私のことを本当に気に入ってくれたということなのだ。
イキナリの出来事に思わず照れ臭さを隠せず、笑いが止まらない私にFantaは更なるキス!!
そして、彼女は私にもキスをしろと頬を突き出してキスを求めて来た。
もちろん、私は彼女の頬にキスを返したのだが、その後、彼女から返ってきた言葉は‥‥
「 n a g i ! 10 ブ ル ! 」
なんて商売上手な子なんだ‥‥(笑)そこで、またニッコリ笑う彼女がまたカワイイんだけどね!
ということで、そんな可愛いFantaには10ブル分のキスで支払いを済ませたヨシダでした

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