

アフリカの女性は、よく頭にモノを乗せて運んでいる。
私たちのように手に荷物を持って歩くということよりも頭に乗せて運ぶ方が楽なんだとか。
フラニ族の女性は牛飼いの奥さんたちなので、毎朝、カラバッシュ(頭に乗せている白いもの)に
搾り立ての牛乳を入れて何十キロも離れた町まで売り歩く。
だから牛乳を売り歩いている彼女たちに夕方頃に声を掛けると、その中身は牛乳というよりは既に
ヨーグルトのような塊になってしまっていたりもする。
私は頭にモノを乗せて歩く彼女たちの姿を見ているのが凄く好き。
観光するよりも彼女たちのこの姿を見ているだけで私は十分楽しかったりもする。
だから私は、この光景を一日中見ていても飽きないと思う。それくらいこの光景が好き。
その理由はきっと私の中に「アフリカ=頭にモノを乗せて運ぶ」というイメージが強いからだろう。
だからこの光景を目にする度に「今、私はアフリカにいるんだ」と感じることが出来る。
そう感じることで私の気持ちは毎日満たされていた。
(だったら、家でズットこの写真見ている方がズット安上がりなんだけどね
