Hi, My Friend!!≪友達の作り方編≫

一人でモプティの街を歩いていた時。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --Hy, My Friend!という声が聞こえて来た。

でも、私はマリには友達は居ない。だから私じゃないと思って聞き流した。
けど、また直ぐに「Hi, My Friend!」と聞こえたので、声の方向に目を向けると女性がいた。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --マリで出会った女性

彼女は「Hi, My Friend!」以外の英語は喋れない。
だけど、彼女は私に声を掛けて来た。この状況がいまいち最初は理解出来ない私だった。

そしてまた
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --Hy, My Friend!が違う方向から聞こえて来た。今度は誰!?
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --マリの男の子たち

彼らも英語は「Hi, My Friend」しか喋れない。ヤッパリ私はまた戸惑った。

だけど、そんな私に対して彼らは「言葉なんて関係無いっしょ!」というような表情で私の手を握って来た。
彼らと私は出会ってからまだ数十秒。だけど、この握手が彼らと私の距離を一気に縮めた気がした。

そんな彼らとの距離を縮めたかと思いきや、またあの言葉が聞こえて来た。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --マリの子供たち

Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --Hy, My Friend!
おぉ、今度はチビッ子3人組か!もちろん、彼らもそれ以外の英語は喋れない。

だけど今回もまた彼らには言語なんて関係ない様子。
出会って数秒だけど、彼らは迷わず私に右手を差し出した。その手を私が握ると彼らは笑顔になる。

彼らの「俺ら、もう友達だな!」という表情を見るまでにヤッパリ言葉は必要無かった。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --友達になった男の子
※この子も私の友達♪(笑)

この日はこんな感じでドンドン友達が増えた。
これは、この町の人々がフレンドリーなだけなんだろうか。それとも、これはアフリカ人の性格なんだろうか。

とりあえず、誰かと友達になるのに言葉が要らないなんて初めてだった。
年齢も国籍も関係ない。24歳になって初めて友達の作り方を知った。それもアフリカで。

私、小さい頃から友達が少なくって親に結構心配掛けちゃったりもしたけど
今の私はアフリカになら友達がいる!だからパパもママももう心配しないで!私、友達いるから――!笑

追記日本人のお友達は随時募集しております!笑

"Nagi Yoshida Official Web Site"