


朝っぱらからハイテンションな挨拶で私を迎えてくれたCisseとカラン氏。
(カラン氏は異常なくらい愛想のいい陽気なホテルスタッフ)
どうやらラマダンが明けたらしい(ラマダン=日本の元旦みたいなもの)
浮かれているのはこの2人だけじゃない。町の人たちも新しい服に身を包み、浮かれた顔をしていた。
「ラマダンなんて無宗教の私には関係の無いイベントだわ」と、私がやさぐれている時

優しいカラン氏が「もし良かったら僕ん家来ない?ラマダン祝いに僕の家でご飯ご馳走するよ」と言ってくれた。
これは行くしかない!ココはラマダンに肖ってご馳走になるしかない!

※カラン氏の奥さんが振る舞ってくれたクスクスと羊肉のソース
カラン氏の奥さんが振る舞ってくれたのはクスクス。
私、このクスクスが本当に嫌いだった。だけど、マリに来てクスクスを克服することが出来た。
この洗面器のような皿に入った1つのクスクスをカラン氏の家族と囲んで、彼らと同じように手で食べる。
これが普通に美味しい。すっんごく美味しい。だけど



石とか砂が半端じゃなく混じっていて、噛めば噛むほどジャリジャリする

西アフリカに来て、クスクスを食べる度にカナリの高確率でこのジャリジャリと遭遇する。
最終的には全部食べるんだけどさ、それでも、このジャリジャリには慣れない


そうそう。マリの夫婦は基本的にご飯は一緒に食べないんだって。
先に男性にご飯を食べさせてから、女性はその後に家の外でご飯を食べるんだって。
つい私は「家族が一緒に居るのに1人でご飯を食べるのは寂しくないのだろうか?」なんて考えてしまう。
だけど、カラン氏の奥さんは1人でも凄く楽しそうに食べてた。
その姿を見て「1人で食べる方が量を食べられていいかも!」なんて思ってしまったヨシダでした
