マリ4日目≪Part3≫
この砂漠の町、ティンブクトゥにはトゥアレグ族と呼ばれる遊牧民がいっぱい住んでいる。
※ティンブクトゥの街中で出会ったトゥアレグ族の男性
この町中で彼らに会うのもいいけれど
どうせ彼らに会うのならば何も無い砂漠の中で会いたい!と言っても、彼らはタマシェク語というトゥアレグ族
独自の言語を話すので私一人じゃ会話は成立しない。
そこで、私はこの町で出会った英語・フランス語・タマシェク語が喋れるBabaと共に砂漠を歩いた。
(Cisseと違ってBabaは楽だった~)
暫くサハラ砂漠を歩くと、何も無い砂漠の中にテントのような小さな小屋があった。
中にはトゥアレグ族の男性と女性が居たので、Babaを通して"私の話し相手になってくれないか?"と尋ねた。
彼らは意外にもスンナリ私を受け入れてくれた。
私とBabaは小屋の外に座り、自己紹介をした。男性の名前はサリムということが分かった。
私とサリムだけでは会話にならないのは、私もサリムも分かっている。
だけど、サリムと女性は「ナジャ!ナジャ!」と何回も笑顔で私の名前を呼んで歓迎してくれた。
(ナギという名前は彼らにとって発音しづらいとのこと)
Babaを挟んでの会話なので、とても時差のある会話だった。
だけど、サリムは自分たちとは違う容姿の私、日本の文化などに興味津々だった。
そして、サリムはBabaを通して誇らしげにこう言った。
日本から遠く離れたサハラ砂漠で暮らしているトゥアレグ族が知っている日本語とは何だろう
「どうせアリガトウかオハヨウだろ?」などと思っていた私の予想は大きく外れた。
彼の口からは想像もしていなかった言葉が出た。
私は24年間生きて来てこの言葉は一度も使ったことないなぁ。
普通に生活して行く分にはこの言葉使わないよね、エジプトの胡散臭い商人じゃないんだから。
でも、サリムは満足そうだからいっか!
"Nagi Yoshida Official Web Site"
この砂漠の町、ティンブクトゥにはトゥアレグ族と呼ばれる遊牧民がいっぱい住んでいる。
※ティンブクトゥの街中で出会ったトゥアレグ族の男性
この町中で彼らに会うのもいいけれど
どうせ彼らに会うのならば何も無い砂漠の中で会いたい!と言っても、彼らはタマシェク語というトゥアレグ族
独自の言語を話すので私一人じゃ会話は成立しない。
そこで、私はこの町で出会った英語・フランス語・タマシェク語が喋れるBabaと共に砂漠を歩いた。
(Cisseと違ってBabaは楽だった~)
暫くサハラ砂漠を歩くと、何も無い砂漠の中にテントのような小さな小屋があった。
中にはトゥアレグ族の男性と女性が居たので、Babaを通して"私の話し相手になってくれないか?"と尋ねた。
彼らは意外にもスンナリ私を受け入れてくれた。
私とBabaは小屋の外に座り、自己紹介をした。男性の名前はサリムということが分かった。
私とサリムだけでは会話にならないのは、私もサリムも分かっている。
だけど、サリムと女性は「ナジャ!ナジャ!」と何回も笑顔で私の名前を呼んで歓迎してくれた。
(ナギという名前は彼らにとって発音しづらいとのこと)
Babaを挟んでの会話なので、とても時差のある会話だった。
だけど、サリムは自分たちとは違う容姿の私、日本の文化などに興味津々だった。
そして、サリムはBabaを通して誇らしげにこう言った。
日本から遠く離れたサハラ砂漠で暮らしているトゥアレグ族が知っている日本語とは何だろう
「どうせアリガトウかオハヨウだろ?」などと思っていた私の予想は大きく外れた。
彼の口からは想像もしていなかった言葉が出た。
私は24年間生きて来てこの言葉は一度も使ったことないなぁ。
普通に生活して行く分にはこの言葉使わないよね、エジプトの胡散臭い商人じゃないんだから。
でも、サリムは満足そうだからいっか!