トリ印マリ4日目≪Part1≫トリ印

ティンブクトゥという町に軽飛行機で向かうことになった。
私は凄い嬉しかった。それは決して、ティンブクトゥという町に行けることが嬉しいわけじゃない。

じゃぁ、何が嬉しいかって?
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --丸一日離れられる
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --ティンブクトゥの街並み
※この写真は私が後に見ることになるティンブクトゥの街並み

モプティの小さな小さな空港までは彼に送ってもらったのだがライン
彼はその途中「一緒に行きたかったんだけど一緒に行けなくてゴメンね」的なことをズット言っていた。

いやいや汗何をおっしゃっているのですが、Cisseさん!
$Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --私なんかに気を使わないで下さいよ
(私としては君が居ない日があっても全然OKなんですから!寧ろ、私は少し一人になりたいのですからライン
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --ティンブクトゥで出会ったベラ族の男の子たち
※この写真は私が後にティンブクトゥで出会った男の子たちの写真

そんな風に思いながら到着した空港には、土産物を両手に沢山持った売り子たちが私達を待ち構えていた。

彼らが売っているアクセサリーはとても可愛くて魅力的。だから欲しい!
だけど、ココ数日、Cisseとの日々に疲れ切っていた私には値段交渉をして買う気力が無い。

そんな私の状況を察したのか、Cisseが売り子に近づいて何かを話し始めた。

そして、戻ってきた、Cisseが私に差し出したのはネックレスとブレスレッド。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --本当はいい奴じゃん

なのに、私は君のことを自分勝手なヤな奴だと思っていた。
君のことを本当に誤解していた。そんな失礼な勘違いをしていた愚かな私を許してほしいライン

そう反省していた私にCisseが放った言葉がコレ。
Bohemian Days... - 自由奔放な女の写真放浪記 --G-shockが欲しい

だよね~、だよね~、そうだよね~。
その優しさには何か理由があるよね。そりゃ無償で何かを与えてくれるなんて無いよね~。

あ~あ、一瞬でも喜んでしまった私がバカだった。チキショ~!

CisseのG-shockのおねだりは飛行機が来るまでの1時間ひたすら続いたのであった。

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