マリ1日目
私はココに来るまでフランス語圏を完璧なめていた。
フランス語圏と言えども英語くらい通じると思ってた、少なからずホテルの中では。
不愉快な出来事はマリの首都、バマコのホテルで起きた。
朝食を食べようと思ってホテルのレストランに入ると、男性スタッフが3人居たので私は笑顔で
「Good morning」と挨拶をした。だけど、彼らから返って来た言葉はフランス語。
申し訳無いけど、私はボンジュールくらいしかフランス語は分からない。
だけど、彼らはフランス語が分からない私に対して意地悪な笑顔で長々と話し掛けてくる。
「×○※△◎□×☆○※△◎□×☆」
もう何を言ってるんだかサッパリ分からないっ。
「Please speak English」とお願いしても、返ってくるのは意地悪な笑顔だけ。
"もしや、英語が分からないのかもしれない"と、半分逃げ気味で席に着いた私。
そして、1人のウエイターが私の席に運んで来た皿を見て私は驚いた。
彼が持って来たのはモスキート入り目玉焼きだった。
目玉焼きに4匹の蚊が埋まっていたのだ。
(マリって蚊を食べるの?)
(こうやって目玉焼きを食べるもんなの?コレが普通なの?)
もし、これが普通なら食べよう。私はそう思っていた。
そんな風に考えていた時、私が通訳を頼んでいたマリ人のCisse(シセ)が来たので彼に
「Does Malian eat the mosquito?」と、蚊入り目玉焼きを見せて尋ねた。
Cisseから返ってきた言葉は「Don't eat this!」
そうだよね~、蚊は食べないよね。たまたま4匹も入っちゃったんだよね。
だったら、新しいのに変えてもらえばいいや!なんて思って、新しいのに変えて!と
頼んだ私。だけど、ウエイターは指で蚊をつまんで床に捨てただけ。
そして、意地悪な笑顔と共に私のテーブルを去って行った
これって明らかに嫌がらせだよねぇ!?
遅いながら地味な嫌がらせをされたことに気付いてしまった私は悔しくて仕方がない。
何で朝からイライラしなきゃなんないのっ。あ~、ムカつく。
出だしは最低。
でも、このままじゃ悔しい。だから明日は絶対彼らとフランス語で話してやる!
そんな悔しさから生まれた決意と共に私のマリ生活が始まったのでした。
"Nagi Yoshida Official Web Site"
私はココに来るまでフランス語圏を完璧なめていた。
フランス語圏と言えども英語くらい通じると思ってた、少なからずホテルの中では。
不愉快な出来事はマリの首都、バマコのホテルで起きた。
朝食を食べようと思ってホテルのレストランに入ると、男性スタッフが3人居たので私は笑顔で
「Good morning」と挨拶をした。だけど、彼らから返って来た言葉はフランス語。
申し訳無いけど、私はボンジュールくらいしかフランス語は分からない。
だけど、彼らはフランス語が分からない私に対して意地悪な笑顔で長々と話し掛けてくる。
「×○※△◎□×☆○※△◎□×☆」
もう何を言ってるんだかサッパリ分からないっ。
「Please speak English」とお願いしても、返ってくるのは意地悪な笑顔だけ。
"もしや、英語が分からないのかもしれない"と、半分逃げ気味で席に着いた私。
そして、1人のウエイターが私の席に運んで来た皿を見て私は驚いた。
彼が持って来たのはモスキート入り目玉焼きだった。
目玉焼きに4匹の蚊が埋まっていたのだ。
(マリって蚊を食べるの?)
(こうやって目玉焼きを食べるもんなの?コレが普通なの?)
もし、これが普通なら食べよう。私はそう思っていた。
そんな風に考えていた時、私が通訳を頼んでいたマリ人のCisse(シセ)が来たので彼に
「Does Malian eat the mosquito?」と、蚊入り目玉焼きを見せて尋ねた。
Cisseから返ってきた言葉は「Don't eat this!」
そうだよね~、蚊は食べないよね。たまたま4匹も入っちゃったんだよね。
だったら、新しいのに変えてもらえばいいや!なんて思って、新しいのに変えて!と
頼んだ私。だけど、ウエイターは指で蚊をつまんで床に捨てただけ。
そして、意地悪な笑顔と共に私のテーブルを去って行った
これって明らかに嫌がらせだよねぇ!?
遅いながら地味な嫌がらせをされたことに気付いてしまった私は悔しくて仕方がない。
何で朝からイライラしなきゃなんないのっ。あ~、ムカつく。
出だしは最低。
でも、このままじゃ悔しい。だから明日は絶対彼らとフランス語で話してやる!
そんな悔しさから生まれた決意と共に私のマリ生活が始まったのでした。