本日はアディスアベバで出会ったお婆さんのお写真です。

Bohemian Days...-アディスアベバで出会ったお婆さん

Beyuに「彼女を撮ってあげて欲しい」と言われて撮りました。
要は、写真を撮る=お金をあげてほしいとのことなのです(最貧国と言われているエチオピアの現状です)

私はその言葉に従い、少しでも彼女の生活の足しになるのならばと思い、写真を撮らせて頂いたお礼に
2ブル(エチオピアで人を撮らせてもらう際の相場)をお渡ししました。

私にとってはBeyuに言われてしたことであり、些細なことでもありました。
でも、彼女は私の手を強く握り「あなたは神様だ」と言い、私の手を暫く離しませんでした。

この時、色んな感情が私の中から溢れかえりました。
「私が神様?」「もしも、私が偽善心だったとしても彼女はそう思うのだろうか?」

途上国に行けば必ずと言って良いほど向き合うことになる"物乞い(喜捨)"

私たち先進国に居る者にとってはどってことない額やモノでも彼らにとっては大きなものなのです。
だからと言ってお金や物をむやみに与えることも良くないとされています。

でも「出来ることなら力になりたい」
それが本音でもあり、偽善心でもあるのだと思います。

そんな私にBeyuが「これからエチオピアへ訪れるツーリストの為にも、彼らが必要以上にツーリストに
甘えない為にも2ブル以上を与えることは絶対にしないでほしい」と言われました。

この時、私にはどこからどこまでが私達のしていい境界線なのかが分かりませんでした。
色々と考えさせられることばかりです。

世界へ旅へ出ている方にお聞きしたいです。
皆様は物乞いに出会った時、皆様は何を感じて、彼らとはどのように向き合っていらっしゃいますか?
もし良かったら皆様のお話を聞かせて頂きたいです。