2009年11月25日

お目当ての民族に会いに行くにあたって移動が始まった初日の目的地は
アディスアベバから約500km離れたアルバミンチ

「ナギ、今日は9時間の移動だからね!」と、ノリノリのBeyu...

車に乗り続けて4時間が経った頃
いきなり「珈琲飲みたくない?」とBeyuに言われて連れて行かれたのは
田舎町の小さなお家

その家のおばさんは私を見るなり、目の前で“豆を煎る”という作業から
コーヒーを入れてくれたのです。

Bohemian Days...-珈琲セレモニー

これをエチオピアではコーヒーセレモニーと呼ぶそうです

おばさんが入れてくれたコーヒーは少しザラザラした舌触りだったけども
とても濃くて美味しいコーヒーでした。

そして、Beyu曰く「このオバさんは知り合いでも何でもなくって、さっき
知り合ったばっかり」とのこと

え~、そうだったの?
ズケズケ家に入ってったから、てっきり知り合いなんだと思ってたよ~!

だって、もし、私だったらイキナリ知らない人が家に訪問してきたとしても
おばさんのように時間を掛けてコーヒー1杯を入れる事なんて出来ない。
(そんなことすら頭に浮かばない気がする)

これはエチオピアの人の心の豊かさが見せてくれた“最高のお持て成し”
と、感じたヨシダでした