現地時間
2017/04/12 am 01:48
南米
ヒッチハイク3000km達成
僕らをひろってれたドライバー
及び同席の方
11組、計23名
野宿の回数
5回
やめたいと思った回数
数え切れない
「チリ南部なんもないらしいよ。」
「なんかやっちゃいます。」
「ヒッチハイクあり。」
「3000Kmって日本列島、
鹿児島の1番下から
北海道の1番上までより長いらしいよ。」
「それ熱い。」
アホみたいな会話から
やってみよう。
正しいより、楽しい。
正しいより、面白い。
やりたかったことやってみよう。
ってはじまったヒッチハイク。
終わった正直な感想
「2度とやりたくない。」
「つらすぎた。」
本やテレビで見るヒッチハイクと
全然違うし。
なんか人との出会いがとか
今しかできないこととか
綺麗事並べる前に
本当に辛かった。
ってのが正直なところ。
野宿を強いられ、凍死しそうになったり。
毎日食べ物は保存のきくパンと果物だし。
車はいつ来るかわからない。
3日間景色が全くかわらなかったり。
基本的に道ゆくドライバーには
無視されるし。
大雪の中、外で動かなくなった車おしたり。
アジア人であることをバカにされたり。
振り返るだけでも
辛かった経験が山ほど湧いてくる。
なにやってんだろ。
なんのためなんだろ。
そう思い続けた日々だった。
ただ、
一つだけ得たものがある。
それは自分を改めて知れたこと。
どんな自分か。
譲らないものがあると
それに突き進んでしまう自分だ。
いや、突き進むことができる自分。
3000Kmヒッチハイクします。
これは自分で立てた目標であり、
さらに開始1日目から
みんなに公言したものでもあった。
きっと他人からすれば
どうでもいいようなこと。
僕がヒッチハイクで3000Km成功しようが
しまいがそんなのどうでもいいことだ。
でも自分の中では
それはどうでもいいものではなく、
すごく大切なものになっていた。
プライドがうまれていた。
なんでかなんてわからない。
ただ
やるって決めたことだし
一度、スパークしたことだから
最後までやってやる。無我夢中で。
幾度とない辛さに打ち勝ったのは
己のどうでもいいプライドがあったから。
ヒッチハイクだろうが
なんだろうが
そのちっぽけなプライドを
守るために
自分はどこまでもやれる。
どこまでもやる。
そういう人間なんだ。
ってことがはっきりとわかった。
きっと時に盲目的で
時に周りからみれば、なんで。
とか思われることもある。
それでも、自分を突き通すために
自分のプライドのために
やるってのが自分なんだと
ものすごく実感できた。
ヒッチハイクという経験自体は
きっと飲みの席で友達に
15分間くらい話せるネタ、
その程度のもの。
別に
僕らが初めて成功したわけでもないし
もっと長い距離、時間をかけて
ヒッチハイクしてる人なんて
腐るほどいる。
それでも
いい経験だった。
だって
自分と向き合えたから。
それはいくらお金を払っても、時間かけても
日常では、なかなかできないこと。
そして最後に
僕らをひろってれた
ドライバー並びに同席の方には
本当に感謝したい。
心の底からGracias!!
ありがとうございました。
1
ペドロ。マイテン。
2
マルティネス。
3
ユーダ、 エミリー、ジロン、サラ。
4
チャーリー。
5
カトリーナ、アイヘラ、パト。
6
パトリシオ。
7
フレディー、アドリアーナ。
8
ナシオ、ラウリア、ゴンサロ。
9
ミリオ、ロサ。
10
エセキエル、イクラウディーナ。
11
カルロス、セシリア。
さて、
やっと解放されました。
よっしゃ。バイバイヒッチハイク。
こっからは公共交通機関を
これでもかとばんばん使って
旅続けたいと思います!笑
まだまだ続く南米アンポン旅。